↑ 2010/05/16 撮影
2015/05/12 撮影
[ アヤメ科ニワゼキショウ属の多年草・北アメリカ原産 ]
明治20年ごろに渡来し、
各地の日当たりのよい芝生や道ばたなどで、
野生化しています。
自然交雑種が多く、研究者によって分類が異なります。
草丈は、10~20cm。
全体に無毛、根は細いひげ根です。
茎は基部で枝分かれし直立、
扁平で2枚の狭い翼があります。
葉は根出葉で、幅2~3㎜の扁平な線状、しだいに先が尖り、
縁に細かい鋸歯があります。
花期は、5月~6月。
茎頂に細い花柄を出し、星状の小さな花を次々と開きます。
花径は約1.5cm、
花被片は6枚、
紫色または白紫色で濃い紫色の筋があり、
基部が黄色です。
雄しべは3個、雌しべは1個です。
花は1日でしぼみます。
白花もあり、混生も見られるとのことです。
果実は、果(さくか)で小さな球形、光沢があり、
熟すと細かい種子を散らします。
名は、葉がサトイモ科のセキショウに似ていて、
庭などに見かけることから付いたそうです。
別名 : クサアヤメ(草菖蒲)
毎年、
庭のあちこちに出て、
風に揺れている姿は可憐です。
2015/05/06 撮影…朝
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2015/05/06 撮影…夕
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2015/05/07 撮影
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2015/05/08 撮影
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2015/05/13 撮影
0215/05/14 撮影
2015/05/25 撮影
2015/05/28 撮影
2015/06/05 撮影
2015/06/07 撮影
2015/06/10 撮影
2015/06/14 撮影
2015/06/16 撮影
ー 近縁種 ー
オオニワゼキショウ (大庭菖蒲)
北アメリカ原産で
本州以南の道端や土手などに生えます。
草丈は、約50cm。
花期は、5~6月。
花は径約1cmで淡青色の6弁花を数個ずつ付けます。
果実は径約5㎜の球形です。
ルリニワゼキショウ (瑠璃庭石菖)
北アメリカ東部原産で
道端や荒地などに生えます。
草丈は、20~30cm。
花期は、5~6月。
花は約1.5cmで薄藍色の6弁花、
雄しべが棍棒状に1本に合着し、
花弁が根元まで切れ込みます。
果実はが径4~7㎜球形です。
別名 : アイイロニワゼキショウ
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