↑ 2021/06/26 撮影
2021/06/30 撮影
[ マメ科オヤマノエンドウ属の多年草 ]
北海道礼文島の、
海沿いの風が強くて木が生育しない風衝地に自生します。
草丈は、10~20cm。
太い木質の根があり、地上茎は木化して、這います。
全体に斜上または開出する白色の絹毛を密生します。
枝の先に10個前後の葉と2~3個の花序を付けます。
葉は、長い柄を持ち、奇数羽状複葉で長さ10~20㎝、
小葉は長楕円形または長卵形で長さ1~3㎝、幅4~8㎜、
先は鋭形、質はやや厚く、8~11対をなします。
成葉では裏面の毛が薄く、縁に毛が密生します。
花期は、6~7月。
葉腋に長さ10~20㎝の総状花序を出し、長さ1~3㎜の花柄を持ち、
長さ16~20㎜の紅紫色の蝶型の花を5~15個付けます。
花弁のなかでは旗弁が最も長く円頭です。
萼は筒形で長さ約12㎜、萼裂片は狭卵形で長さやく3㎜、先が鋭形です。
果実は、豆果で卵状楕円形、長さ約2㎝、幅7~8㎜、黄褐色の短い毛が密生します。
標準色は紅紫色ですが、濃色や白花、桃色花などが栽培され、
オヤマノエンドウ属の仲間では都会地でも栽培しやすい種類です。
名は、礼文島のみに生育することから付いたそうです。
開花時に雨が降り続き、
雨に濡れた花の姿ばかり撮ったように思います。
いい表情の花の姿に出会えると嬉しいですね。
2021/05/11 撮影
2021/06/11 撮影
〃
2021/06/24 撮影
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〃
2021/06/25 撮影
〃…蕾
2021/06/26 撮影
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2021/06/28 撮影
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2021/06/30 撮影
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2021/07/01 撮影
2021/07/03 撮影
2021/07/06 撮影
2021/07/09 撮影
2021/07/13 撮影