minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

風邪と時差ぼけの日々

2016年10月28日 | 家族の日常
シアトル後半は怒涛のように過ぎ去った。まだ楽しかった2週間の余韻が時差ぼけとともに残っている。

<ザトウクジラのしっぽ>

シアトルからさらに2時間ほど上にドライブ(朝6時出発)。フライデーハーバーにフェリー船で向かうとそこからホエールウォッチングするボートに。





雨模様で寒かったけれど、親子のザトウクジラを2組も見れた!



さらに他の動物たち(イーグル、アザラシ、セイウチ、ヤギ、鹿etc...)も見れて大満足の3時間コースでした。


<ジミヘンに会いに。>

翌日はジミヘンのお墓まいりとシアトル/スペースニードルのすぐ隣にあるEMP ミュージアムへ。





たくさんのキスマークのついたお墓。こんなに愛されているんだな〜。ジミヘン!!


EMPミュージアム裏口

25ドルのチケットを払って入場すれば一日中遊んでいられる。シアトル出身のジミヘンとニルバーナの個別の部屋があるだけでなく、スターウォーズに出てきそうな奇抜なファッションのコーナー。さらに最上階には音楽ブースが。好きなように演奏したり録音したりする体験コーナーが充実していた。

ジミヘンのコーナーは思ったより少なかったけれど、意外と筆まめだったんだ〜という日記帳やら子供に向ける優しい眼差し、など知らなかったジミヘンの素顔まで垣間見れたのでした。






<Black Diamondo Deliとレントンのルーサーズテーブル ライブ>

観光ばかりしていたわけではありませんw。本来の目的である演奏も残り2本。

ところが、この日から私としたことが高熱を出してしまい、なんとかルルで演奏できたものの、ヘロヘロ状態。シアトルの乾燥した空気に一気にやられてしまったようで、とても悔しかった。もう少し元気に演奏できればなあ・・・・。

それでもお客様たちは喜んでくださり、最後のルーサーズテーブルでは韓国籍の方も多かったので「カナビスの輪」を演奏したところ「うわ〜、踊りたくなったわ。」などと反応のよさにびっくりしました。





もちろん、どこでも「Take care of all my children」の反応は良くて、号泣する方などもいらっしゃいました。




世界のどこへ行っても音楽は伝わるんだな。と新たな自信となった今回の旅でした。

お世話になったMcPharsonご一家に心より感謝いたします。美しいシアトルを再び訪れる日を夢見て・・・・。













新年のご挨拶と226について。

2016年01月19日 | 家族の日常
Face Bookのほうでご挨拶しておりましたが、すっかりこのブログのことを忘れておりました(汗)。大変申し訳ありません。
今年もこんな調子ですが何とぞ、応援宜しくお願いいたします。



新年からiphoneを変えたので、PCのバージョンアップをしたりしなくてはならず、本当にドタバタ。新しいバージョンで使いやすくなった反面、使用できなくなったソフトがたくさん・・・・。あああ、住所録もハガキソフトも今までのはパーになってしまった・・・涙。

ということで、年賀状もわかる範囲で来た方だけにお返事を出すという始末。本当にお許しください。

ドジな幕開けでしたが、それでも新年は迎えられる。恒例の親戚元旦行事で、今年は房総半島まで足を伸ばし、みんなで海を眺めて帰ってきました。毎年こうやってみんなが元気で集まれる、というだけで本当に心から感謝したい気分です。子供達はすくすくと成長し、ジジババも元気。これ以上の幸せはありません。今年もみんなが元気でいられますように。




さらに、226の前売りチケットが8日から始まりました。

Buddyへの予約電話も大丈夫ですが、前売りチケットをゲットしたい、というスターラップ会員の方はいつものように郵便振込か銀行振込でお申し込みいただけます。チケットお申し込みの締め切りは2/10になります。チケットの発送もご入金確認次第お届けしますが、現在、郵便局とのトラブルでまだご入金の確認がとれません。もし、入金したのにチケットがまだ来ないぞ〜、という方がいらっしゃったらここまでご一報ください。

また、各ライブの際にチケットを持参しておりますので声かけていただければ、その場でご購入いただけます。

新年の初TReSライブは・・・

1/24(日)三軒茶屋 Whisper

場所も広く新しくなって、グランドピアノ!!ということで、鬼才ピアニスト・伊藤志宏を迎えて。


ぜひぜひお越しくださいませ。ミュージシャン一同お待ちしております!

今年もどうぞよろしくお願いいたします。










幸せの連鎖

2015年05月10日 | 家族の日常
本日は母の日。朝からお花を買いに出かけ、母を誘って岩波ホールへ向かった。岩波ホールの壁一面に昔のチラシがベタベタと貼ってあって面白かったです。




ジプシーの女性詩人をとりあげた素敵な映画「パプーシャの黒い瞳」。この監督はご夫婦で、奥様が企画、脚本、総監督が旦那様。



ところが、この監督が昨年のクリスマスに病気で他界してしまったので、本作品が遺作となってしまったのだ。まだ若くて素敵な監督なのに。一人残った奥様が精力的に動いているので今後も期待したいと思う。それにしても若い人達が全然いなかったな〜。良い映画なのに、若者達はこういう地味な映画には足を運ばないのだろうか。むむむ。

映画好きの母もとても喜んでくれたので良しとしよう。母の日は一緒に映画というのもなかなかオツですねw。



そして、家にもどると、トシキとRIOから高級ケーキのプレゼントが!そうだ、私も母なのだ!!

夕ご飯も久しぶりに「何が食べたい?」とご馳走してくれることに。日曜は意外と空いていない店が多くて、結局近所のベトナム料理へ。

ベトナムの揚げ春巻きが死ぬほど食べたい!とたっぷり注文し、お腹が一杯で死にそうになりながらも完食。御馳走さまでした〜。


大好きな揚げ春巻き!


ベトナムのお好み焼きも絶品!


締めはフルーツケーキだ!!


母に感謝し、自分も母だったことに感謝する幸せな一日でありました。

FaceBookでシェアさせてもらったこの素敵な手紙を読んで涙がでそうに・・・。全国のお母さん、元気でがんばってください。


手紙 ~親愛なる子供たちへ~

「年老いた私が ある日 今までの私と 違っていたとしても
どうかそのままの 私のことを 理解して欲しい
私が服の上に 食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを 教えたように 見守って欲しい

あなたと話す時 同じ話を何度も何度も 繰り返しても
その結末を どうかさえぎらずに うなずいて欲しい
あなたにせかまれて 繰り返し読んだ絵本の あたたかな結末は
いつも同じでも 私の心を 平和にしてくれた

悲しいことではないんだ 消えて去って行くように 見える私の心へと
励ましの まなざしを 向けてほしい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのを いやがることきには 思い出して欲しい
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて
いやがるあなたと お風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しいことではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に
祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り 飲み込むことさえ 出来なくなるかも知れない
足も衰えて 立ち上がる事すら 出来なくなったなら
あなたが か弱い足で 立ち上がろうと 私に助けを求めたように
よろめく私に どうかあなたの 手を握らせて欲しい

私の姿を見て 悲しんだり 自分が無力だと 思わないで欲しい
あなたを抱きしめる力が ないのを知るのは つらい事だけど
私を理解して支えてくれる心だけを 持っていて欲しい

きっとそれだけで それだけで 私には勇気が わいてくるのです
あなたの人生の始まりに 私がしっかりと 付き添ったように
私の人生の終わりに 少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで 私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変らぬ愛を 持って笑顔で答えたい」

私の子供たちへ
愛する子供たちへ




そして、涙が出そうになったので、こちらももう一度。(お正月に入ったお店のトイレで出会った張り紙)



お餅つき。

2014年12月28日 | 家族の日常
今日は毎年恒例の原田家のお餅つき。芳雄さんの大きな写真にまずはご挨拶。ここで女餅をつかないと、ちゃんと年が越せません。いきなりザ・ニッポンだ!!



ケンタ君も「さっちゃん、おかえり~~~!」

来年228に「芳雄メモリアルvol.2」を行う打ち合わせも兼ねて、メンバーとも再会しました。うっちゃんもライオンもミホちゃんもみんな元気そうでなにより。

「ツアー、お疲れさま!長かったね。」と沢山の方から声をかけていただきました。みんなブログを読んで下さっているようで、本当に嬉しいです。ありがとうございます。

そして、来年の226のチラシが完成しました。大河画伯が素敵な絵。嬉しいな~。ただ、ひとつ私のミスが・・・。

電話予約の江古田Buddyの番号が間違えております。
本当に申し訳ありません。間違い電話をおかけなきよう、どうぞ気をつけてください。江古田Buddyの電話は03-3953-1152 です。

また、直接チケットが欲しい方はスターラップクラブ事務局(qd7s-ngt@asahi-net.or.jp)までご連絡ください。
受付期間は1/8から2/10までです。郵便振込の方法をお知らせいたします。

相変わらず、日本に戻ってもドジばかりですが、何とぞ来年も宜しくお願いいたします。

明日は今年最後の三軒茶屋Whisperのライブ。マテ茶忘年会も控えております。ぜひぜひ遊びに来て下さいね~。こちらも予約のお電話くださいませ。



芸術の秋、ベベンコの秋。

2014年10月30日 | 家族の日常
いよいよ明日はTReSが全力サポートの「ベベンコビッチ meets TReS+」のライブです!皆様,ご予約はお済みでしょうか?




3日後に控える南米ツアーの準備もしないといけないのですが、明日の事で手一杯。いつもぎりぎりまでてんやわんや・・・。アルゼンチン大使館のアーティストビザがなかなかもらえず、悶々とした日々でしたが、2日前にようやく面接に来なさい、との御指令。

お洒落な街、麻布十番の有栖川公園の先、氷川神社の正面にアルゼンチン大使館。そうだ、ここに5年前、息子たちと留学ビザの申請に来てお参りしたっけ。

門番で手続きをしていると、「ようこそ!」と明るい声で女性がお迎えに。「今回はいろいろと手続きに時間がかかってしまってすみませんでしたね。私がYです。」なんと、電話口でやりとりしているとき、とても怖かった、Yさん?しかも「RYOSUKEさんはずいぶんご立派になられましたね。」

そう、彼女は5年前のRIOの留学の時にもお世話になっていた方だったようで、ちゃんとRIOの事を覚えていてくださっていたのだ。感激。「怖いおばさん」なんて想像してごめんなさ~い。

大使館の応接室に通され、緊張の面持ちで3人で待っていると「文化担当官がぜひ挨拶したい、と申しておりますので。」と大柄で知的な紳士(いかにもアルゼンチン男!)が秘書(通訳)を従えてやってきた。

彼は相当なジャズマニアで、アメリカと南米を繋げる役割を果たしているそう。流暢な英語で次々に質問される。
「私がブエノスアイレス国際ジャズフェスにアナタたちを追いかけて行きたいくらいです。ぜひ東京でのライブに聴きに来たいので、教えてください。」と言ってくださり、話もはずみ意気投合。ちょうど持ち合わせていたCDをプレゼントしたら大喜び。「帰って来たら連絡してくださいね。ランチでもご一緒しましょう!」

Y女史が再び登場。「ずいぶん、お話がはずんだようで、長引いてしまいましたね(苦笑)。さあ、これから面接をいたしますので領事館を連れてきます。」

えええ?あれが面接だとばかり思っていたのに。あのおじさん、なんだったの~~~。ということで、もう一度襟を正し、領事館が登場するのを待つ私たち。

やってきた領事館はさきほどの文化担当官よりも小さく、スペイン語しか話せない、終始笑顔でMr.ビーンにそっくり・・・。

とにかく、みんな私たちに好意的で、全員が「このたびはおめでとうございます!」と初のブエノスアイレスジャズフェスに参加することを大変喜んでくれていたのだ。ほっと胸をなでおろす・・・。「ビザはあさって発行できると思います。」やった~~!ぎりぎりセーフでした。


明日の江古田Buddyでのライブのリハーサルも着々と進んでおります。ベベンコビッチの新曲を3人で手分けしてアレンジしたので、それぞれの個性もでて楽しい作品になっています。コスマスもトラップドラムで嬉々としてご機嫌なリズムを叩いてくれていますので、どうぞ皆様お誘いあわせのうえ、五島の風を堪能しにいらしてください。

五島弁はかなり面白い!!!ライブレコーディングもありますので、盛り上げに来て下さいませ~。

「くちびるに歌を」という五島が舞台の映画も来年上映に向けて監督のトークも??世界遺産にも認定される予定の五島列島。来年にむけて、楽しい企画がもりだくさん。



私たち、真剣に遊んでます!(by 原田芳雄)



写真提供:RIO (大鹿村)












嬉しい恵みと便りに乾杯!

2014年05月23日 | 家族の日常
ようやく、TReSの新譜の録音が終了した。あとはジャケットができるのを待つのみ。

そして、嬉しいニュースがもう一つ。
アルゼンチンで毎年秋に行われる「ブエノスアイレスジャズ祭」の招待状が届いた。今回はブラジル(リオ・デジャネイロ)でも仕事のオファーがきているので、南米ツアーになりそうだ。

これはなんとしても行かねば。旅費をどうやって捻出するかが問題だ。この前のオリンピック招致の際、関係者がほんの数日行くだけで、一人につき300万の予算をとったという信じられない事実が頭をよぎる。前回のアルゼンチンツアーで、1ヶ月半滞在して3人で100万でなんとかしたのに(怒)。この不公平はなんだ!!と怒っていても仕方がない。ただいま、家族の力を結集してできる限り・・・東奔西走中であります。

新譜のほうも今回も盛りだくさんだが、前回よりはるかに良い録音状態。一人づつの楽器の音色が心地よい。マスタリングしたGOKサウンドの近藤さんは「今回はヨーロッパサウンドですね~!」やはりピアソラの曲がそう感じさせたのかな?どんなサウンドになったのか、乞うご期待。

そして、もう一つ嬉しい事に、あちらこちらから美味しい大地の恵みが届いた。

岡崎の採れたて野菜、北海道のアスパラガス、清水の新茶・・・・みんな私たちが大喜びするのを知っていて送って下さる。なんと有り難い事でしょう。
毎日新鮮な野菜をたっくさん食べて元気モリモリ!

友人たちの温かいおもてなしと大地の恵みに改めて感謝、そして素晴らしき音楽に乾杯!!


岡崎産「ツタンカーメンのえんどうまめ」




北海道、当別のアスパラガス


清水の新茶と羊羹のセット







永田家の初詣

2014年01月02日 | 家族の日常
新年明けましておめでとうございます。

2014年はぽかぽか暖かくて快晴のもと、幕を開けました。

今年も健康で素敵な1年になりますように・・・・。

元旦恒例の初詣、今年は神田明神に行く事に。ここは参道の屋台がたくさんあって、酒飲み連中が帰りに一杯やれる、という不純な動機で決定。ところが、今年はびっくりするくらいの人,人,人・・・。並ぶ事が大嫌いな私たちはどうしよう・・・と考え、正面にお寺がある事に気がつく。「あそこって、湯島聖堂だよね。」何が祭られているのかわからずにとりあえず参拝に。何でも拝めればいいじゃんって・・・(汗)。



びっくりするほど空いていて・・・w。ここは実は徳川綱吉が中国の孔子、孟子の学問をひろめるために建てた、いわゆる塾の発祥のお寺。学問の神様ということで、受験生もいるのでぴったりだね!などといいながら、喜んで参拝させていただきました。





美しい緑の瓦屋根の上にはトラのような「鬼龍子(きりゅうし)」やしゃちほこのような飾りが沢山。


毎年、親戚家族が元気で揃うって本当に幸せなことですね。



お参りがすんでから、当然の様に向かいの神田明神の屋台で乾杯したのであります。ちゃっかり~~。

今年も1年、がんばりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

226楽屋猫話

2013年02月28日 | 家族の日常
山下洋輔さんの無類の猫好きは有名。でも宇崎さんまで猫好きだったとは・・・。

洋輔さんのご著書の中にも<2週間ほどいなくなって戻って来ない猫ちゃんがいて、心配していたが、とうとう近所の神社にお参りに。「猫が戻ってきますように。」と頼んだ翌日、自宅の台所に鎮座して「にゃあ」と鳴いた>という話があります。その話をあちこちで書いたり喋ったりするうちに、そこの神社が有名になり国立の「猫返し神社」という名前までついて名所になっているとか。

山下「うちの外猫はそれ以来、心配なんで首輪つけて玄関の外には出られるけど範囲は決まっていてそれ以上行くと首がぎゅっとなって行けないようにしてるんですよ。あいつら、出てったら出っぱなしだから。あはははは。」
紗知「なんだか犬みたいw!」
山下「それでも猫は外にちょこっとでれば喜ぶんだよね。もう一匹の外猫なんぞ、家にいるときは俺に猫なで声で甘えてくるくせに、外で会うと知らんぷり。酷い時はうなり声まであげやがる(笑)。オスなんてそんなもんですw。」
宇崎「僕の家にも外猫が毎日やってくるようになって、餌を与えていたらどんどん近づいてくるから、目の前に顔だして、『おい、お前は毎日この餌を食べに来ていいんだぞ。』って喋りかけていたら、リーゼントの髪の毛が目の前にぱらっと落ちたんですよ。その瞬間に餌食べていたノラ猫がパッと猫パンチを出して来て、目の前が一瞬真っ暗に・・・。」
一同「ええええ?どうなったの??」
宇崎「恐る恐る目に手をあてたら、たら~っと血が流れていて目が真っ赤。鏡で見たら目から何かが垂れてるんで、夜中の2時(!)頃だから、慌てて救急病院へ行ったんだけど、担当医師がいなくて助手のような人に目から垂れているものをとりあえず切ってもらって応急処置して帰って来たんです。翌日もう一度その病院に行ってちゃんとした医者に見てもらったけど医者がカルテ見て『猫パンチで・・・』って吹いてるんですよ。恥ずかしかったなあ。その猫ですか?すっかりそのあと家猫になって長生きしました。」

猫好きが集まるといつもこんな話で延々終わりがないのであります。我が家にも猫が2匹いて・・・・・・。





初詣2013~青春プレイバック~

2013年01月02日 | 家族の日常
新年明けましておめでとうございます。

今年の大晦日から元旦にかけてとっても暖かい初詣でした。昨年より10度も温度が高かったそうです。お蔭でホッカイロも持たずに除夜の鐘ついて甘酒2杯も飲んでお参りできました。

翌日も恒例の親戚一同で根津神社へ参拝に。




沢山の赤い鳥居をくぐるのが楽しい。今年も良い年になりますように。

こうして家族、親戚が毎年元気で集まれるのが本当に幸せな事なんだな、とつくづく感じるのであります。

帰りには谷中銀座を散策。私は全く初めての場所でしたが、風情のある、昭和の商店街。屋根の上に木彫りの猫がいたり、店先に晴れ着の犬がいたり・・・(笑)。元旦なので閉まっているお店もあったけれど、またいつかここに来たら楽しそう。





「ここらへんにむかし、住んでいた事があるのよ。」と母。

私の父は油絵科に行きたくて芸大受験で長野から上京し、1年後輩だった池田満寿夫が追いかけてきてアパートで男3人で共同生活。その頃、食べるために池田氏と2人でいろいろな場所で「似顔絵」書きのバイトをしていたそうな。


この「夕焼けだんだん」の階段下でも似顔絵書きをやっていたんだ、と懐かしそうに語る父。

「似顔絵書いても、池田のは全然似てないから、いつもお客に怒られてお金がもらえなかったんだよ。」


そんな青春時代、3度の受験失敗。当時、京都から新劇女優目指してお茶屋の実家から家出同然で出て来た母と暮らすために父はデザイナーに転身。池田氏はパンを齧っても絵を書くのだ、と道が分かれて行った・・・。池田さんの直木賞受賞作「エーゲ海に捧ぐ」のほんの中にもでてくる。

思いがけず両親の青春プレイバックを味わう事ができた参拝になりました。両親が元気でいてくれるから私もこうやって好き勝手に音楽の仕事を続けていられるのだなあ、今年も元気で楽しく過ごせますように、と神様にもご祈祷。

こんな私たちですが、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
そして皆様も健康で素晴らしい一年になりますように。


谷中銀座商店街





大掃除大作戦・・・あ、出て来た!

2012年12月30日 | 家族の日常
暇な年末、今年こそは大掃除を頑張ろう!と永田家は3日間かけて牛歩のようなスローペースでなんとか目標の場所を片付けて行った。

1日目は台所周りを中心に、手分けをして・・・・最近掃除のバイトをしている息子がガラス拭きをするとピッカピカ。さっすが~~~!「母ちゃんのところ窓汚い、やり直し!」などとバイトの上司に叱られる下っ端のおばさん状態だ。とほほ。

スポンジとタオルでやっていたのがだめだったようで、息子に教わって新聞紙と濡れぞうきんとからぶきタオルでやってみる事に・・おお、今度は上手く行ったぞ!新聞とるのを今年の夏から辞めたのだが、こういう時には必要なのね。

そんなこんなで3日間大掃除大作戦は終了したのだが、私には自分の寝室周りを片付けるという宿題が残されていたため、だんなは飲み会、息子もデート、と留守の中、一人でせっせと頑張った。えらいっ!と自分で褒めよう。

アクセサリーの整理、というかいらないものをポイポイと断舎離方式を採用していたのだが、小さなゴミをゴミ袋に入れようとしてよく見ると・・・金色の指輪。あ、これ、結婚指輪だ~。無くなっちゃったなあ、と思って10年以上ほっぽらかしていたのだが、ようやく出て来た。わはは。でも指輪とかって仕事でない限りしたくないんだな、アトピーあるし。という事ですぐに引き出しへしまう。次に出てくるのはいつの頃やら。

閑話休題。

来年の226のチラシをアップしておきます。KPTMちゃんの渋い作品。そして、ここには書いてありませんが、なんと大儀見元perちゃんも飛び入り参加が決定いたしました。なんて贅沢なコンサートでしょう!!!という事でまたチケット購入方法など告知いたしますのでどうぞお楽しみに!


皆様もどうぞ良い年をお迎えくださいね。風邪にもご注意くださいませ。また来年!!!