minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

リユニオン/再会

2010年02月20日 | 家族の日常
九州大分からドラムの本田さんが我が家にやってきた。何年ぶりだろう?mingaツアーで大分に行き一緒に演奏したのが最後だから、10年くらいになるのかな?

昔昔、New Yorkでさんざんお世話になった本田さん。新婚旅行で行ったのにブルックリンのロリマーに住んでいた本田邸にころがりこんだ私たち。

「永田くん、さっちゃん、一緒にストリートやらない?」

誘われてNYの地下鉄ユニオンスクエア、コロンバスサークルetc....と沢山演奏しました。下の写真はその頃の荒稼ぎ(!)の様子が読売新聞に掲載された写真です。警官からホームレスまでが踊ってました。A trainの横で「Take the A train」も演奏したっけ・・・。

結局、翌年もまた本田さんの家に転がり込んでずいぶんとライブもやったなあ。洋輔さんもピアニカでストリートを初体験した、とご本に書かれてましたがあれも本田さんが誘ったようです。

「いやあ、あのとき、セッティングしている時から黒山のひとだかりになって・・・凄かったね~。」
「さっちゃんたちが誘ってくれて一緒に「ジンジャーベイカーvsシャノン・ジャクソン(DrDuo)」を観に行ったね。ジンジャー・ベイカーは急病で出演キャンセル、結局シャノンのソロになったけど。そのあと対バンで「ファラフィナ」が圧巻だった。凄いものを観れてよかった。」

「ほかにも『リユニオン・コンサート』って行ったの覚えてる?セシルテイラーpとマックス・ローチdrのDUO。やっぱり永田たちが誘ってくれてさ・・・。」

あああ、懐かしいNYブルックリン時代。あの頃のアパート周辺はヒスパニック系のたまり場だった。本田さんの家が2階で、3階にはヒスパニック系の大家族が住んでいて、本田さんが買ったばかりのクーラーを玄関に置いておいたら無くなっていて・・・翌日3階の窓にクーラーがとりつけられていた(苦笑)。そんなやばい街だったのに今やNYはロリマーストリートが一番ヒップな場所になっている。信じられない(苦笑)。

本田さんは大分に戻ってレストランをやりつつドラムも叩いている。NYでストリートやった時のように九州でも演奏できるといいね~、と「リユニオントリオ」は朝まで盛り上がったのであります。