minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

Bienvenido a Japon!

2011年01月22日 | 
約1年の留学を終えて無事に帰国した。成田で5人の日本人AFS留学生をお出迎えしたが、1年振りに会った子供たちがみんな確実に成長しているのがわかって本当に嬉しかった。



5人中2人はホストファミリーチェンジの経験をしたらしい。みんなそれぞれ1年間のドラマがあったようで、それだけ聞いても1冊の本がかけそうだ。秀逸だったのが、あちらのホストファミリーが一緒に日本について来ちゃった・・・というもの。AFS始まって以来の出来事らしいが、よほどその子が可愛くて別れがたかったのだろうか(苦笑)。九州からご両親もそのために休暇を1週間とって、アルゼンチン夫婦をお出迎え。いやはや大変そうだな~~。




成田からの夕日がとても美しく、東京に向かうに連れて本当に都会に戻ったんだな~、どれほどこの時を待ちこがれていたことか。とうとうと語る息子。ようやく我が家に到着すると、玄関の前でF君が。
「あれ、どうしたの?」
「いや、永田がそろそろ帰ってくるかな、と思ってここで20分くらい前から待ってたんです。」
おおお、寒いのに。そんな話をしていると、さらに2人やってきて・・・。みんな高校の仲間たちだ。出発の時も学校を抜け出して見送りに来てくれた友人たちなのだ。良い友達が沢山いて羨ましいなあ。

夕食はアルゼンチンにいたときから「多幸兵衛」と決めていた息子。明石焼と薄味のだしに丁寧に煮込んだおでん。さっそく電話するといつものおじさんとおばさんの声ではない。

「あれ?おじさんたちはいないのですか?」
「はい。昨年の4月で店じまいしまして、そのまま私が後を引き継ぎました。」

ちょっと不安ながらも、「味はそのままですよ。」という言葉を信じて家族で向かうと・・・・やっぱり違う!全然ちが~~~う(泣)。明石焼のだしもおでんの味も全く違うのでがっくり。そのかわりに新しいメニューの焼き鳥は美味しかったけど。あああ、あの味が消えてしまったなんて、本当に哀しい。ただのしょっぱいおでんになってしまうとは。とほほ。もう2度と行かないだろう。

さっさと家に戻ってサッカー観戦。長旅の疲れから息子はハーフタイムで爆睡。

写真は帰りにAFSのブエノスアイレス寮で2泊遊んだ唯一の観光写真。


AFSのブエノスアイレス支部寮

これが有名な「カミニート」








ブエノスアイレスはタンゴや様々な音楽で溢れかえっていた。


とりあえず、無事に帰国できてよかった。しばらくは毎日が宴会です(苦笑)。