昔、チャノ・ドミンゲスpを教えてくれたのは大儀見元ちゃん。mingaの「Palpitante!」を録音している時だった。
私があまりにヒターノを意識した曲を演奏していたので、元ちゃんが「座長(元ちゃんは私の事をいつもこう喚ぶ)、きっと好きですよ。」と教えてくれたのがきっかけで、そこからCD聴きまくった。スパニッシュ系のピアニストってチックコリアくらいしか知らなかっただけに衝撃的だった。そしてCDの中でヒターノの歌が出てくると震えた。
遂に念願の生を聴けるんだもん、と家族3人でいそいそ。入り口で南博p君とばったり。やはりピアニストは聴きたいよね~。
迫力の演奏で大興奮。終了後に息子が通訳してくれてご挨拶。かなりテンパってスペイン語でしゃべろうとしたけど「Donde vives?」くらいしかできなかったよ~~~ん(涙)。だけど、彼はとても優しく「バルセロナです。スペイン語勉強しているの?」なんて言われちゃって・・・エヘヘヘ。なんだか言ってる事がよく解るな~って思ったら彼は英語で答えてくれ、息子もサポートしてくれていたのだった・・(汗)。
プレゼントしたmingaのCDを気に入ってくれたら嬉しいのだけど。とにかく鳥肌もののステージだった。マイルスのAll BluesやらImpressionやらがスパニッシュリズムに乗って・・・ああ、なんでこんなにゾクゾクするのかしらん。アンコールはモンクだった。私としてはもっともっとヒターノの歌手の声が入った彼のオリジナルが聴きたかったのだけれど。
ヒターノとどこかで繋がっているに違いない!と確信した一夜でありました。
Blue Note東京 Chano Dominguez