写真提供:大隅孝之
先週金曜の夜から発熱と腰痛。土曜の朝(一般的には昼)にいつもの整骨院で応急手当をしてもらい、そのままライブへ向かった。熱は治まったようだからなんとかなるか???
とても楽しみにしていた、横浜エアジンでの本田珠也drとのライブなのに万全な体調でなかったのはどうにも悔しい限りだが、それでもマイクは使わずにRIOと2人、ドラムの爆音の中で生音で演奏。もう、どうにでもなれ、と珠也君のドラムに身を任せるつもりで(苦笑)。「自分の音が聴こえない。」とRIOが1setが終ってつぶやいたが「大丈夫、外にはよく聴こえてるよ。自分を信じて、珠也のドラムにのっかるように演奏すればいいから。」
腰の痛みが半端じゃないくらいだったので、もう一踏ん張り!というところでロングトーンが吹けない情けなさがあったが、私の代わりにRIOは大奮闘。なんだか頼もしく思えた(親ばか)。
珠也君の炸裂するパワフルなドラムは相変わらず素敵。「先日行われたスーパーデラックスでのハードコアジャズフェスティバルで同じ時間を共有した事はとても有意義な事だったね。」と永田利樹が言った。
RIOの成長振りをお客様も大変喜んで下さって・・・・満員御礼のお客様の中でエネルギーを逆に頂きアンコールまで演奏できた。
昔エアジンでバイトしていたという男の人が来て「これがあの、篠田君のバリトンですか!僕、一度これ吹かせてもらった事があるんですよ。」と感慨深そうに眺めていたり、元ヤナギサワの有名リペアマンで今はサックス奏者で活躍中の金剛さんもいらして下さって「親子で演奏なんて素晴らしい!それだけで涙が出てきますね。」と喜んで下さって演奏後にお話させて頂いた。
本当に寒い中、エアジンまで来て下さった皆さんに心から御礼を言いたい。
大腸がんの手術を終えて退院してから初めてお会いしたエアジンの店主梅本さんはとても顔色もよく私なんかより遥かに御元気そうだったので一安心。また来年も宜しくお願いします。
そして翌日の日曜はカルメン・マキさんのライブ。一晩寝たら少し腰痛は改善されていたのでホッとしつつ、初めての店、あまり行く機会のないお洒落な街自由が丘へ。
hyphen(ハイフン)は1年半前からライブハウスとしてオープン。スペイン風の白い壁にゆったりとしたソファーや不揃いの机、椅子が置いてあってとても素敵な空間。紅茶の専門店として昼は営業。夜はバーになって、ほとんど毎日ライブを行っているそうだ。
演奏の写真を撮るのをすっかり忘れてしまって、終了後に一枚だけ撮ったのだが、居心地の良い感じが伝わるかなw?

マキさんの歌声もいつもながらのびがあって艶があって絶好調。私たちmingaとの相性もばっちり。横浜ジャズプロムナード以来だったけど、殆どぶっつけで全員が自由に演奏できて楽しいライブだった。
「私は16歳の時から歌い続けているのに、『時には母のない子のように』と『オズ』の事しか知らない人たちが多すぎる。その後の音楽生活の方が長いのに。テレビに出ていないと聴きに来ない、知名度がない、そんな世の中が情けない。」と音楽業界や日本の文化に対する怒りが彼女の歌のエネルギーとなって、ライブに来た人たちの心を鷲づかみにするのだ。
一度しかない音の出会いを楽しみながら、それを真剣に向き合ってくれる人だけを相手にしてきた、孤高のボーカリストの凛とした姿がそこにはあった。13日は金子マリさんとのライブが吉祥寺であるようなので、興味ある方はぜひそちらもチェックしてください。
体調は万全ではなかったけど、充実したライブを2日間行えた事は本当にラッキーだった。というか、この歳になると、体調が万全で行える方がラッキーなんだな、と感じる。一つ一つの少ないライブを大切に演奏していかなくてはバチが当たるぞ、と言い聞かせながら、体と心のメンテナンスに励みます。今週末の土曜はバレルハウスでもう一度、本田珠也drを迎えてのTReSがあるのだ!ぜひお待ちしております!投げ銭ライブですが、札束持っていらしてくださいねw!
先週金曜の夜から発熱と腰痛。土曜の朝(一般的には昼)にいつもの整骨院で応急手当をしてもらい、そのままライブへ向かった。熱は治まったようだからなんとかなるか???
とても楽しみにしていた、横浜エアジンでの本田珠也drとのライブなのに万全な体調でなかったのはどうにも悔しい限りだが、それでもマイクは使わずにRIOと2人、ドラムの爆音の中で生音で演奏。もう、どうにでもなれ、と珠也君のドラムに身を任せるつもりで(苦笑)。「自分の音が聴こえない。」とRIOが1setが終ってつぶやいたが「大丈夫、外にはよく聴こえてるよ。自分を信じて、珠也のドラムにのっかるように演奏すればいいから。」
腰の痛みが半端じゃないくらいだったので、もう一踏ん張り!というところでロングトーンが吹けない情けなさがあったが、私の代わりにRIOは大奮闘。なんだか頼もしく思えた(親ばか)。
珠也君の炸裂するパワフルなドラムは相変わらず素敵。「先日行われたスーパーデラックスでのハードコアジャズフェスティバルで同じ時間を共有した事はとても有意義な事だったね。」と永田利樹が言った。
RIOの成長振りをお客様も大変喜んで下さって・・・・満員御礼のお客様の中でエネルギーを逆に頂きアンコールまで演奏できた。
昔エアジンでバイトしていたという男の人が来て「これがあの、篠田君のバリトンですか!僕、一度これ吹かせてもらった事があるんですよ。」と感慨深そうに眺めていたり、元ヤナギサワの有名リペアマンで今はサックス奏者で活躍中の金剛さんもいらして下さって「親子で演奏なんて素晴らしい!それだけで涙が出てきますね。」と喜んで下さって演奏後にお話させて頂いた。
本当に寒い中、エアジンまで来て下さった皆さんに心から御礼を言いたい。
大腸がんの手術を終えて退院してから初めてお会いしたエアジンの店主梅本さんはとても顔色もよく私なんかより遥かに御元気そうだったので一安心。また来年も宜しくお願いします。
そして翌日の日曜はカルメン・マキさんのライブ。一晩寝たら少し腰痛は改善されていたのでホッとしつつ、初めての店、あまり行く機会のないお洒落な街自由が丘へ。
hyphen(ハイフン)は1年半前からライブハウスとしてオープン。スペイン風の白い壁にゆったりとしたソファーや不揃いの机、椅子が置いてあってとても素敵な空間。紅茶の専門店として昼は営業。夜はバーになって、ほとんど毎日ライブを行っているそうだ。
演奏の写真を撮るのをすっかり忘れてしまって、終了後に一枚だけ撮ったのだが、居心地の良い感じが伝わるかなw?

マキさんの歌声もいつもながらのびがあって艶があって絶好調。私たちmingaとの相性もばっちり。横浜ジャズプロムナード以来だったけど、殆どぶっつけで全員が自由に演奏できて楽しいライブだった。
「私は16歳の時から歌い続けているのに、『時には母のない子のように』と『オズ』の事しか知らない人たちが多すぎる。その後の音楽生活の方が長いのに。テレビに出ていないと聴きに来ない、知名度がない、そんな世の中が情けない。」と音楽業界や日本の文化に対する怒りが彼女の歌のエネルギーとなって、ライブに来た人たちの心を鷲づかみにするのだ。
一度しかない音の出会いを楽しみながら、それを真剣に向き合ってくれる人だけを相手にしてきた、孤高のボーカリストの凛とした姿がそこにはあった。13日は金子マリさんとのライブが吉祥寺であるようなので、興味ある方はぜひそちらもチェックしてください。
体調は万全ではなかったけど、充実したライブを2日間行えた事は本当にラッキーだった。というか、この歳になると、体調が万全で行える方がラッキーなんだな、と感じる。一つ一つの少ないライブを大切に演奏していかなくてはバチが当たるぞ、と言い聞かせながら、体と心のメンテナンスに励みます。今週末の土曜はバレルハウスでもう一度、本田珠也drを迎えてのTReSがあるのだ!ぜひお待ちしております!投げ銭ライブですが、札束持っていらしてくださいねw!