残暑厳しい9月5日(日曜日)、箕面公園内の滝道沿いにある川床2施設で、
「ミニ囲碁大会(9路盤大会)」が開催されました。
今からちょうど100年前の明治43年、箕面有馬電気軌道(今の阪急電鉄)の
開通をきっかけとして、同年9月大阪時事新報社(今の産経新聞社)の主催で
「第1回全国素人囲碁大会」が滝道沿いの旅館や川床を利用するなどして
盛大に開催されました。
そこで、箕面で第1回全国素人囲碁大会が開催されてから100年目を迎える
ことを記念し、往時の当地における囲碁文化の開花を振り返り、「囲碁のふる
さと箕面」を広く周知するため、市内の関係団体と阪急電鉄株式会社、大阪府、
箕面市で構成する「地域の魅力・顔づくりプロジェクト推進連絡協議会」と、囲碁
の発展と普及に尽力されている「箕面碁会」と「財団法人関西棋院」との共催に
より今回開催しました。
小学校1年生から70歳代までの計48名の参加者が、級段位ごとに4つのグループに分かれ、普通の碁盤より小さいサイズの「9路盤」を使用して5局対戦しました。参加者のみなさんは、真剣な様子で囲碁を打っていました。
その他にも、実際に川床で囲碁を楽しんでいた当時の新聞記事や、箕面の囲碁文化を振り返るパネル等の展示も行い、滝道を通る多くの人が足を止め、パネルに見入っていました。
<100年前に箕面の川床で全国囲碁大会が開催されていたなんて知らなかったね!暑い中、参加者のみなさん、お疲れ様でした!