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【週刊】企業理念

こちらへ。「企業理念と戦略の図解」 https://note.com/missionstatement

Vol.46 アールエフ 

2006-02-25 | Weblog
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  Vol.46 株式会社アールエフ さまから学ぶ 
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 年始に健康診断を受けた。

 胃潰瘍の疑いありで再検査の通知が。

 再検査では、
 人生初めての胃カメラ検査だった。

 痛みを恐れて診察台に。

 麻酔をうたれて、約3分で”はい終わり”です。
 
 特に痛みは無かった。

 きっと、胃カメラの技術進歩により痛みもすくなく検診
 できるようになったのだろう。

 
 そんなわけで、胃カメラについて調べていたところ
 出くわした株式会社アールエフさまから
 学ばせていただきます。



━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━

 
【経営理念】

 ●金が無くても研究はできる。 
  ---------------------------

  研究成果は投じる金額の大きさではない、
 研究者一人ひとりの夢と情熱である。 


 ●無借金経営 
  -------------

  常に金が無いから危機感を持つ
 今ある物を使いこなしていかざるを得ない。
 そこからアイディアが生まれる。
  高額な測定器など欲しがってもすぐに買わない。
 高額な測定器ほど使いこなせる技術者は少ない。
  周りにある物で測定器を作らせる。
 測定器を作らせると驚くほど技術力が上がる。
  社長にはあまり金を与えない
 金があると社長なんてやつは外に出てカッコつけたがるから。 

 
(出所http://www.rfsystemlab.com/company/concept.html 2006/02/25)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【企業理念育成のヒント】


 ■飾りのない理念


 丸山社長の”念”(今の心)が飾り無く表現されている。

 この飾りの無い思いが社員に伝わり、社員をモチベート
 させているのだろう。
 

 ●金が無くても研究はできる。
 
 ●無借金経営

 ●バッテリーレスのNORIKAが世界標準に

 ●全身麻酔で行う小児内視鏡の危険性

 ●先端医療機器研究を目的とした大学院大学の設立

  


 ★☆★☆★☆★☆★☆★ 今週のヒント ★☆★☆★☆★☆★☆★

     【わが社の経営理念に飾りはないだろうか?】

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Vol.46 NPO法人 ネットワーク『地球村』

2006-02-19 | Weblog
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 Vol.46 NPO法人 ネットワーク『地球村』 さまから学ぶ 
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 先日、ネットワーク『地球村』の高木善之さんの講演を
 お聞きした。


 地球の現状を事実として知った。

 
 後頭部を殴られたような衝撃を受けた。



 今回は、NPO法人 ネットワーク『地球村』さまから
 学ばせていただきます。



━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━

 
 ●基本理念は「非対立」


   対立的姿勢ではなく、具体的・現実的な問題解決を提言する。 
   問題解決に向けて共に考え協力する。


 ●活動の基本:

  (1)事実を知る
  (2)できることから実践する
  (3)広く伝えていく(ネットワークする)

 
(出所  http://www.chikyumura.org/aboutUs/  2006/02/19)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【企業理念育成のヒント】

 ■地球の現状

  -ごみ問題
  -地球温暖化
  -オゾン層破壊
  -森林破壊
  -生物種の絶滅
  -人口爆発と貧困
  -食料問題
  -エネルギー問題
  -水資源の危機

  皆さん、これらの問題について事実を
  ご存知でしょうか?


  例えば、食料問題


  日本の食品の約7割は、世界から輸入したもの。

  日本人は、年間 5800万トンの食糧を輸入しながら、
  その3分の1(1940万トン)を捨てています。

  食糧の廃棄率では世界一の消費大国アメリカを上回り、
  廃棄量は世界の食料援助総量740万トンをはるかに上回り、
  3000万人分(途上国の5000万人分)の年間食料に匹敵。 

  日本の食品廃棄の実に半分以上にあたる
  1000万トンが家庭から捨てられています。

  この家庭からでる残飯の総額は、日本全体で年間11兆円。

  これは日本の農水産業の生産額とほぼ同額。

  さらにその処理費用で、2兆円が使われている。 

  日本は食糧の7割以上を輸入しながら、世界一の残飯大国なのです。 





   「この事実って、おかしい? おかしくない?」



   「おかしいと思った人は、どうしますか?」


     


  高木さんは、講演回数3000回以上、のべ100万人以上の方に
  事実を伝える活動をしている。

  
  事実を知った自分は、何を行動として変えられるか? 

  とても考えさせられた。

  


★☆★☆★☆★☆★☆★ 今週のヒント ★☆★☆★☆★☆★☆★

 【わが社では、おかしな事実が、風景化していないだろうか?】

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Vol.45 オムロン

2006-02-11 | Weblog
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 Vol.45 オムロン株式会社 さまから学ぶ 
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 インフルエンザが流行っています。

 インフルエンザウイルスは湿度に非常に弱いので、
 室内を加湿器などを使って適度な湿度に保つことは
 有効な予防策だそうです。

 オフィスに、加湿器を導入することもリスクマネージメントの
 ひとつですかね。


 さて、先日、風邪でダウンしたときに、
 オムロンさんの電子体温計にとてもお世話になりました。
 

 そんなわけで、今回は、オムロン株式会社さまから
 学ばせていただきます。



━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━

 
      【企業理念】

 ●社憲

   われわれの働きで
   われわれの生活を向上し
   よりよい社会をつくりましょう

 ●経営理念


  社憲を実現する6つの経営の基本精神 


  ■顧客満足の最大化

    品質第一を基本に、よりよい製品・サービスを提供し、
   顧客満足を最大化する。 
  
  ■たえざるチャレンジ

    社会の発展に役立つ新たな価値を創造するため、
    たえざるチャレンジを行う。 
  
  ■株主からの信頼重視

    企業価値を高め、収益を適正に還元し、
    株主からの信頼と期待に応える。 
  
  ■個人の尊重

   世界で共に働く社員の一人ひとりを、
   個人として尊重するとともに、その成果
   に対し公正に評価し、処遇する。 
  
  ■良き企業市民の実践

    世界の事業拠点における良き企業市民として、
    積極的に社会に貢献するとともに、
    地球環境や資源の保護につとめる。 
  
  ■倫理性の高い企業活動

    法令の遵守はもとより、高い倫理観を持って
   企業活動を行うとともに、経営の情報開示と
   透明性確保につとめる。 
 
 
(出所 http://www.omron.co.jp/corporate/about_omron/philosophy.html
 2006/02/11)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【企業理念育成のヒント】


 ■社憲の制定と全社員の自覚


  HPにある「オムロンの歴史」:創業者・立石一真氏物語
  の中で次のように述べられている。

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  企業は利潤追求のためのみにあるのではない、 
  社会に奉仕するために存在するのだと結論。

  これをこの社憲としてまとめ、
  昭和34年5月10日の創業記念日に、社の内外に示しました。

 「われわれの生活とは、小乗的には全社員の生活であり、
  大乗的には全人類です」と、

  全社員が朝礼時に唱和、自覚して仕事にかかわり、
  社外にも全社員の名刺に印刷、私どもはこの精神で働いて
  いますと広報させました。

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 ■立石一真氏の言葉


 「最もよく人を 幸せにする人が最もよく幸せになる」

 
 「条件整備さえ先行させれば、企業は自ら成長する。
  その条件は
  (1)経営理念を明確に打ち出す
  (2)人間の本能的行動に従う
  (3)本能的行動が企業を伸ばすよう施策目標をつくる
  (4)働き甲斐のある環境をつくる
  (5)全員参画のシステムをつくる
  (6)社会のニーズを素早く捉える
  (7)常に自主技術の開発に努める、
  の七つだ」


★☆★☆★☆★☆★☆★ 今週のヒント ★☆★☆★☆★☆★☆★

 【わが社の社員は、

       何のために働くのか 自覚しているだろうか?】

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Vol.44 本田技研工業

2006-02-05 | Weblog
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 Vol.44 本田技研工業株式会社 さまから学ぶ 
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 先日、本田技術研究所を訪問した。

 打ち合わせは、食堂で行われた。

 これが、ワイガヤ(*1)文化かと感動しました。


 確かに、大勢の人たちがワイワイガヤガヤと
 打ち合わせをしていた。


 *1 ワイガヤとは会議でなく、自由にワイワイ
   ガヤガヤと発言できるHondaの企業文化 のひとつ。

 
 今回は、本田技研工業株式会社さまから学ばせていただきます。



━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━

【基本理念】

   人間尊重
   三つの喜び(買う喜び、売る喜び、創る喜び)
 
【社是】

   わたしたちは、地球的視野に立ち、世界中の顧客の満足のために、
   質の高い商品を適正な価格で供給することに全力を尽くす。
 
【運営方針】

   ●常に夢と若さを保つこと。
   ●理論とアイディアと時間を尊重すること。
   ●仕事を愛しコミュニケーションを大切にすること。
   ●調和のとれた仕事の流れを作り上げること。
   ●不断の研究と努力を忘れないこと。


(出所http://www.honda.co.jp/guide/philosophy/index.html 2006/02/05)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【企業理念育成のヒント】


 ■創業者との心の対話


  本田技研工業前社長の 川本信彦氏は、次の様に
  述べている。

  -------------------------------------------

  理念を失えば普通の会社になってしまうんです。

  社長時代、何か大きな問題に直面するとオヤジさんの
  基本的な考え方はどうだったかなと自問自答した。
  
  オヤジさん、つまり本田宗一郎の基本の考え方は
  今でも本田技研という会社に息づいています。

  それが、なくなってしまったら多分、本田技研も
  単なる普通の会社になってしまうか、世の中から
  消えてしまうかもしれません。

  ------------- 経営道 梶原一明著から引用 ---


 ■本田宗一郎氏の言葉

 
  私の好きな本田宗一郎氏の言葉です。


 「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」

 「日本人は、失敗ということを恐れすぎるようである。
  どだい、失敗を恐れて何もしないなんて人間は、最低なのである」



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   【わが社の企業理念には、

         創業者の考え方が息づいているだろうか?】

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