【週刊】企業理念

こちらへ。「企業理念と戦略の図解」 https://note.com/missionstatement

Vol.170 安川電機

2008-07-27 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.170 安川電機 さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

           ★今週の質問★

【 我が社のロゴには、経営者の想いが潜んでいるだろうか? 】

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 先日、北九州にある安川電機さまに伺いました。

 
 会社のロゴが、 ”YASKAWA”。
 http://www.yaskawa.co.jp/
 
 ここで気が付いた人がいると思いますが、

 ”S”の横に”U”がない。ローマ字読みでは”U”が
 あるはずなのに。

 その理由は、あとで・・・・。


  今回は、ご縁のあった安川電機さまから学ばせて
 いただきます。


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


【経営理念】

 1.品質重視の考えに立ち、
   常に世界に誇る技術を開発、向上させること。

 2.経営効率の向上に努め、
   企業の存続と発展に必要な利益を確保すること。

 3.市場志向の精神に従い、
   そのニーズにこたえるとともに需要家への奉仕に徹すること。


(出所 http://www.yaskawa.co.jp/company/idea01.html 2008/07/27)

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━

【学び】

 ●炭鉱で必要な電気品の受託製造からスタートしている。

 ●電機部品のほとんどが欧州からの輸入品だったころ、
  その部品の国産化に取り組み開発力を培っている。

 ●60年代後半、「メカトロニクス」という概念を
  世界に先駆けて提唱している。

 ●60年代以降、機械の自動化の流れにあわせて
  オートメーションを技術の中心に移している。

 ●80年代後半からロボットを実用化し、
  製造工程への導入により市場を順調に拡大している。

 ●世界初に拘った技術開発をしている。


【コメント】

 ”YASKAWA”は、  

 グローバル展開を視野に入れたロゴだそうです。


 海外の人は、

 「YASUKAWA」では、「ヤシュカワ」と呼んでしまう。

 海外のひとにも「ヤスカワ」と呼んでもらうには、

 「YASKAWA]だそうです。

 

 グローバル化を視野に入れた経営者の想いがこもっていますね。

 


┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃ 我が社のロゴには、経営者の想いが潜んでいるだろうか?

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Vol.169 テイクアンドギヴ・ニーズ

2008-07-21 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.169 テイクアンドギヴ・ニーズ さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

           ★今週の質問★

【 我が社は、思い出づくりに投資しているだろうか? 】

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 昨日、友人の結婚式に出席しました。


 涙ボロボロでした。


 涙腺が緩みやすい歳になったのか、

 それとも、素直に感動できる人になったのか。

 

 今回は、「結婚式」、「理念」のキーワードから
 出会ったテイクアンドギヴ・ニーズさまから学ばせて
 いただきます。


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


【企業理念】


   人の心を、人生を豊かにする


(出所 http://www.tgn.co.jp/company/company/philosophy/ 2008/07/21)

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━

【学び】

 ●「時間」を「思い出」に変える仕事をしている。

 ●挙式披露宴を1つ1つカスタムメイドで手がけている。

 ●「時間」と「空間」の貸切というビジネスコンセプト。


【コメント】

  
 結婚式・披露宴という人生のイベント。


 この数時間が思い出に変わる。


 この、思い出づくりに
 結婚式費用という対価を支払っているのだろう。


 人生の豊かさとは、

  上質な思い出の数に比例するのかもしれない。

 

┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃ 我が社は、思い出づくりに投資しているだろうか? 

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Vol.168 トリンプ

2008-07-13 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.168 トリンプ さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

           ★今週の質問★

【 我が社の仕組みは勝てる会社へと導いているだろうか? 】

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 今週、「残業ゼロの仕事力」という本を読みました。

 著者は、吉越浩一郎氏。


 トリンプ・インターナショナルジャパンの
 社長在任19年間毎年増収増益を続けてきた方です。


 今回は、この本を通してご縁のあった
 トリンプ・インターナショナルジャパンさまから学ばせて
 いただきます。

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


【Our Mission】


 We Are In To Win


(出所 http://www.triumphjapan.com/company/statement/ 2008/07/06)

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━

【学び】

 ●87年 「早朝会議」スタート

 ●91年 「ノー残業デー」スタート(金曜のみ)
      
 ●91年 「リフレッシュ休暇」スタート

 ●94年 「がんばるタイム」スタート

 ●95年 「カジュアルフライデー」スタート

 ●01年 「課長代行制度」スタート

 ●02年 「禁煙奨励制度」スタート

 ●03年 完全「ノー残業デー」スタート

 

【コメント】

 吉越浩一郎氏は、著書の中で次のように述べている。

 
 ”仕事は、ゲーム以外のなにものでもありません。
  だからこそ、「勝つ」ということが、最も重要なテーマなのです。”

 
 ”仕事は、誰もが共通のルールの下でプレーし、参加者全員に
  勝利者になるチャンスが平等に与えられているゲームなのです。”

 ”「考え続ければ必ず勝つ方法が見つかる」し、
  「途中であきらめさえしなければ、絶対に勝てる会社になれる
   はずです。”
 
  
  「 We are in to win 」  というミッッションの
  雰囲気がなんとなく、伝わってきますね。

 


┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃ 我が社の仕組みは勝てる会社へと導いているだろうか?

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Vol.167 伊藤園

2008-07-06 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.167 伊藤園 さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

           ★今週の質問★

【 我が社の理念・方針は実績に裏付けられているだろうか? 】

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 昨日、帰宅すると、
 
 「第19回伊藤園おーいお茶新俳句大賞 入選のお知らせ」

 というハガキが届いておりました。


 ちょっとはずかしいですが入選作品をご紹介します

 
    ”我が振りを真似る我が子を叱る我”
 

 自省の句です。

 

 今回は、このご縁のあった伊藤園 さまから学ばせて
 いただきます。

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


【経営理念】

 お客様第一主義

 すべてのお客様を大切にすることが経営の基本である。


【経営方針】

  
 1. 全部署がマーケティング志向を持ち、ブランド強化を推進する伊藤園

 2. 新商品、新技術、新事業に挑戦する伊藤園

 3. 既存客の強化、新規開拓強化を推進する伊藤園

 4. お客様をよく理解し、深いつながりを持ち、お客様が好きになる伊藤園

 5. 商品知識を高め、商品の売り方の工夫を図る伊藤園

 6. 日本の食文化を世界に広げる伊藤園

 7. 明るくあたたかく、社員が好きになる伊藤園

 8. 教育の強化を図る伊藤園

 9. 総コストの削減と費用対効果の向上を推進する伊藤園

 10. 全業務のシステム強化を図り、効率を高める伊藤園

 11. みんなで環境を考える伊藤園

 12. リスク管理、法令遵守を徹底する伊藤園

 
 (出所 http://www.itoen.co.jp/company/profile/philosophy/index.html 2008/07/06)

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━

【学び】


 ●1985年に「缶入り緑茶」の開発に成功し、無糖茶飲料マーケットを創造した。
 
 ●VOICE制度を導入している。
  職種に関わらず全社員が新しい商品や販売促進の提案などを行える社内提案制度

 ●環境中期目標を策定している。
  http://www.itoen.co.jp/csr/system/index.html

 ●茶殻リサイクルシステムをすすめている。 
  http://www.itoen.co.jp/csr/recycle/index.html

 

【コメント】


 伊藤園さまの成功は、創業者である本庄正則氏が

 1)世界初の「缶入りウーロン茶」の開発により
   それまで存在しなかった無糖飲料マーケットを創造したいこと。

 2)そして、技術的に不可能とさえ言われた「缶入り緑茶」の製品化にも成功し
   無糖茶飲料マーケットを開拓したこと。


 にあると分析しました。


 
 経営方針の

  1番に、マーケティング志向、

  2番に新商品・新技術・新事業に挑戦、


 があるのも、実績に裏づけされた方針であり、

 社員も信じることができる方針なのだろう。

 

┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃ 我が社の理念・方針は実績に裏付けられているだろうか?

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