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【週刊】企業理念 Vol.242 有隣堂さまから学ぶ
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経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。
★今週の質問★
【 我が社の判断基準は、利益先考に傾いていないだろうか? 】
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今日、TVで
「有隣堂 が創業100周年」
というコマーシャルを観ました。
多分、横浜周辺にお住まいの方であれば、
一度は利用したことのなる書店ではないでしょうか。
100年継続のワケはなんだろうか?
今回は、有隣堂さまから学ばせて
いただきます。
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━
【経営方針】
1.「有隣」の精神にもとづき、
文化、教育に関する商品の販売を通じて地域社会に貢献する。
2.会社永遠の発展と、従業員の福祉向上のため
経営の効率化に努力する。
3.大専門店の誇りを堅持し、
最高水準の仕事を目指して絶えざる研究、努力を行なう。
(出所 http://www.yurindo.co.jp/co/m_policy.html 2009/12/13)
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━
【学び】
○ひたすらお客様のお役に立つことを考え続けて企業活動をしている。
○文化、教育に関する商品の販売に専門化している。
○ 一日三省 を唱えている。
1.可能性への挑戦の中から、私たちの生きがいがうまれる。
2.仕事に対するきびしさの中から、本当の和が生まれる。
3.謙虚な反省の中から、新しい躍進がうまれる。
【コメント】
社名「有隣堂」の由来は、
徳不孤必有隣「徳は孤ならず、必ず隣有り」(論語里仁篇)から出ている。
その大意は、徳のある人は決して孤立することはない。
いつの日か、またはどこかで、必ず理解し、共鳴する人が現れてくるものである、
ということであって、信念をもって正しいと思ったことを
断じて行わんとする孔子の力強い章句である。
同じ里仁篇で「利によりて行えば怨み多し」といっているように、
その行為が自分の利益になるかどうかをまず先に考える、
あるいは功利を一切の価値の原理とする西欧功利主義とは
およそ正反対の東洋的思想といってよいであろう。
わが社が、この言葉を企業精神として経営方針第一条の冒頭に掲げているのは、
私たちが正しい経営理念をもって最大限の努力をしたならば、
たとえどのような障害が現れようと、社会は必ず私たちの正しさを認め、
お客さまの支持がいただける筈であり、また社内においても、
心から協力しようとする同志をつくることができる、
という信念を確立するためである。
そして、これこそまさに商人道の原点といってよいであろう。
出所:http://www.yurindo.co.jp/co/m_policy.html
参考:http://www.jyofukuji.com/10zengo/2005/11.htm
http://www.geocities.jp/shinsyaji/03/2006_01/610_tokukonarazu.html
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利益主義ではなく、徳を重んじ、
ひたすらお客様のお役に立つことを考えるという
活動姿勢が100年継続企業のワケと推察しました。
┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━
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┃ 我が社の判断基準は、利益先考に傾いていないだろうか?
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よろしくお願いします。
ご指摘ありがとうございます。
取り急ぎ、修正いたしました。