【週刊】企業理念

こちらへ。「企業理念と戦略の図解」 https://note.com/missionstatement

Vol.162 ナステック

2008-05-31 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.162 ナステック さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

           ★今週の質問★

 【 誰のために、何のために、経営しているのだろうか? 】

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 知人の社長から、いただいた社内報に

 巻頭対談:「成功する経営者の条件」

  佐藤武氏     ×  青木仁志氏
 (C.I.FグループCEO)   (アチーブメント代表取締役)

 という記事がありました。


 今回は、この社内報とのご縁から
 佐藤武氏の経営するナステックさまから学ばせていただきます。

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


 【トップメッセージ】


 情報技術立国に変貌を遂げようとする
 
  21世紀の日本社会に対応するために・・・・

 (以下省略)


 (出所 http://www.nastec.co.jp/company/message.html 2008/05/31)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━

【学び】

 いただいた社内報 ACHIVEMENT Club News vol.93に

 書かれていた「成功する経営者の条件」は、


 1.明確な目的がある
 
 2.日本一である

 3.人を幸せにする

 4.ギブアップしない

 5.自分の信念を曲げない

 6.計画は立てない

 7.何事も決断、即実行

 8.4つの要素を持った人材を採用せよ


 でした。

 
 ●「計画を立てない」

   これは、計画を立てるな。と言ってるわけではなく
   最初から綿密な計画は立てない。
   物事を成り立たせるには三年はかかる。
   それから、綿密な計画を立てろ。

   ということ。

 
 ●「4つの要素を持った人材を採用せよ」

   4つの要素に、

   -ちゃんとした目的をもって生きているか
   -最後までやり抜く気持ちと実績を持っているか
   -時間を有効に使う能力を持っているか
   -しっかりした決断力を持って物事に対応できるか

   を挙げている。


【コメント】


 対談の締めで佐藤氏が仰っていることは

 「経営目的が何よりも大切」。

 
 ナステックさまの、トップメーセージの一行目は
 経営目的を明確に述べているのでしょう。

  
 

┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃ 誰のために、何のために、経営しているのだろうか? 

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Vol.161 オプト

2008-05-24 | Weblog

Vol.161 オプトさまから学ぶ

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【週刊】企業理念 Vol.161 オプト さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

           ★今週の質問★

【我が社には、オーナー意識が育まれる仕組みがあるだろうか?】

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 ある先生とIPOの話になったときに、

 「オプト」

 という社名が・・・・


 そんなご縁で、今回はインターネット広告代理取扱高No.1の
 オプトさまから学ばせていただきます。


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


 【企業理念】

  <企業哲学>

    一人一人が社長

  <HRコンセプト>

    自立 + 尊敬 = 協調

  <基本理念>

    1.先義後利

    2.新しい価値の創造

    3.チャレンジ(変革しつづける)

    4.楽天主義(プラス思考)

    5.社員の幸せこそ重要


 (出所 http://www.opt.ne.jp/company/co_index.html 2008/05/24)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━

【学び】


 ●e-マーケティングカンパニーとして、リサーチやウェブサイト構築、
  さらにはSEOやCRMなど一連のマーケティング活動を支援している。
 
 ●eマーケティング効果を測定する独自のシステムを保有している。

 ●創業当時、ダイレクトマーケティングの将来性に注目し
  FAXを利用したダイレクトメールサービスを展開していた。

 ●インターネットの将来性を読み、FAXの事業を売却し
  インターネット専業のマーケティング会社に転換している。


 ●「情熱オーナー制度」を採用している。

 ●情熱を持ったリーダーが責任を持ってプロジェクトを進める仕組み。

 ●「私やります」という人間にやらせる。手が挙がらない案件は取り組まない。


【コメント】


 「情熱オーナー制度」は、”一人一人が社長”という企業哲学から
  
  生まれた仕組みでしょうね。
 

┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃ 我が社には、オーナー意識が育まれる仕組みがあるだろうか? 

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Vol.160 品川女子学院

2008-05-18 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.160 品川女子学院 さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

           ★今週の質問★

【我が社には、社員が成長する環境づくりが仕組まれているだろうか?】

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 「廃校寸前の学校を大改革、入学希望者を60倍に
  偏差値を20も上昇させた6代目女性校長」
  (日経ベンチャー 2008.5)
 
 の記事タイトルに目が惹かれました。


 改革の成功は、生徒一人ひとりに光を当てる環境づくりの
 仕組みにあるようです。


 今回は、品川女子学院さまさまから学ばせていただきます。


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


 【教育目標】

  私たちは世界をこころに、

  能動的に人生を創る日本女性の教養を高め、

  才能を伸ばし、夢を育てます。

 (出所 http://www.shinagawajoshigakuin.jp/01guide/index.html 2008/05/17)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━

【学び】


 ●生徒一人ひとりを認め、
  明るく素直にさせる仕組み「28Project」がある。

 ●28歳をゴールにして、社会で活躍する女性の育成を目指している。

 ●体育祭。プログラムの作成などすべて生徒主体で実施している。

 ●学園祭。本物のベンチャーキャピタリストを説得して予算を確保。
  起業の疑似体験をしている。

 ●企業が本学とコラボで、商品を開発している。

 ●生徒主導でできることはすべて生徒に任せている。


【コメント】

 HPに、「28Project」の紹介ページがある。
 http://www.shinagawajoshigakuin.jp/01guide/28.html

 1年生は「地域」、2年生が「日本」、3年生が「世界」
 と学年別にテーマが設定されている。

 -品川探検
 -着付け
 -教科イチ押し見学会
 など、多くのプロジェクトがあります。

   
 これらの環境を体験できる仕組みが生徒の育成を加速している。
 と感じました。


 早速、自社への置き換えを検討してみては
 いかがでしょうか。

┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃我が社には、社員が成長する環境づくりが仕組まれているだろうか?

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        質問への回答をコメントに!

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Vol.159 小田急電鉄

2008-05-11 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.159 小田急電鉄 さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
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           ★今週の質問★

【我が社の事業ドメインは、事業展開の方向を示しているだろうか?】

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 昨日、「世界一やさしい!経営戦略のトリセツ」の

 著者である西村 克己先生から

 経営戦略の講義を拝聴する機会をいただきました。


 経営戦略策定のベースとして、

 「企業理念」と「事業ドメイン」の

 必要性を語られていました。


 今回は、「企業理念」と「事業ドメイン」を
 キーワードに出会った小田急グループさまから学ばせて
 いただきます。


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


 【企業理念】


  小田急グループは、お客様の

  「かけがえない時期(とき)」と「ゆたかなくらし」

  の実現に貢献します。


 (出所 http://www.odakyu.jp/company/about/vision.html 2008/05/11)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━

【学び】


 ●提供価値を生み出す事業ドメインを明確にしている。

 ●3つの事業ドメインを設定している。
 
  「ドアツードア」「ライフスタイル」「リビングスペース」。

 ●それぞれのドメインが協働することでグループ全体最適を図っている。
 
 (参考:http://www.odakyu.jp/company/about/vision.html


【コメント】

 
 西村先生の講義では、

 事業ドメインの定義は、
 
 「お客様」、「ニーズ」、「コアコンピタンス」

 の3つの軸から決定するとよいとのことでした。

 
 事業ドメインは、事業展開の方向を示し
 経営資源と社員のベクトルを同じ方向へ集中させる。

 
 小田急電鉄さまの3つの事業ドメインは、
 
 社名の「電鉄」を超えて、
 
 あらたな事業展開が生まれそうな予感がしますね。
 


 ★☆★☆★☆★☆★☆★ 今週の質問 ★☆★☆★☆★☆★☆★

【我が社の事業ドメインは、事業展開の方向を示しているだろうか?】

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 質問に答える →  http://blog.goo.ne.jp/mission_statement/


Vol.158 マツダミヒロ

2008-05-04 | Weblog
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【週刊】企業理念 Vol.158 マツダミヒロ さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き学び、企業理念育成・経営のヒントを提供します。

         ★今週の学び・ヒント★

  【 あなたは連休明け、社員にどんな質問をしますか? 】

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 この連休中に、魔法の質問プロデューサーである
 マツダミヒロ氏のお話を聞く機会がありました。


 マツダミヒロ氏のメルマガとブログ「魔法の質問」は
 約2万人の人が購読しているそうです。
 http://www.mihiro.jp/mq/


 そんなご縁から、今回はマツダミヒロ株式会社さまから
 学ばせていただきます。 
 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


 【ビジョン:未来のイメージ】


  1人でも多くの人が、 本来やりたい事、やるべき事に向け進みだし、

  人生が楽しくて豊かな人が溢れる世の中を作る。


 【ミッション:使命、やるべきこと】


  「きっかけを作ること、そして引き出す事。」


   人も企業も、本来とても大きな力を持っています。
   しかし、その力を引き出す事が出来ずに日常を過ごして
   しまっている事が多いのではないでしょうか。

   (中略)

   一人一人、1企業1企業の本来持っている力をもっともっと発揮できれば、
   ハイパフォーマンスな行動ができれば、もっと楽しい世の中に、
   なるのではないでしょうか。

   みなさんの持っている力を、
   あらゆる方面から引き出すのが私たちのミッションです。


  (出所 http://www.mahoq.jp/vision.html 2008/05/04)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━

【学び】
 
 マツダ氏のお話から学んだことをメモします。 

 ●「目的」と「行動」を天秤にかける。

 ●「目的」が大きくないと「行動」に移らない。

 ●「目的(理由)」がないと「継続」しない。

 ●「継続」のコツは、「無理」しないこと。

 ●「継続」とは「蓄積」で考える。

 ●目標を達成するための質問

  Q1:達成する目的は何ですか?
  Q2:壁、障壁はなんですか?
  Q3:協力者は誰ですか?
  Q4:達成すると、社会にどんな影響がありますか?


【コメント】

 マツダ氏から提示された質問に、答えていくうちに
  何か、自分が抱えていた問題が整理されるとともに、
 「やる気」が湧いてきました。

 上質な質問は、潜在能力を引き出すパワーがあることを
 体感することができました。



 ★☆★☆★☆★☆★ 今週の学び・ヒント ★☆★☆★☆★☆★

  【 あなたは連休明け、社員にどんな質問をしますか? 】

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