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【週刊】企業理念 Vol.257 SBIホールディングスさまから学ぶ
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経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。
★今週の質問★
【我が社は、新入社員を育て上げることを責務と感じているだろうか?】
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この週末、
入社式での訓示について
考えられている方がいるのではないでしょうか?
今回は、「入社式」、「企業理念」のキーワードから
出会ったSBIホールディングスさまから学ばせて
いただきます。
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━
【SBIグループの5つの経営理念】
正しい倫理的価値観を持つ
金融イノベーターたれ
新産業クリエーターを目指す
セルフエボリューションの継続
社会的責任を全うする
(出所 http://www.sbigroup.co.jp/company/information/concept.html 2010/03/22)
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━
【学び】
○ファンド運営事業を中心とするさまざまな革新的金融サービスを提供している。
○経済成長著しい新興国に積極的に投資している。
http://www.sbigroup.co.jp/investors/management/strategy_01.html
○企業の生態系を構築、拡大させるという考え方をしている。
http://www.sbigroup.co.jp/investors/management/strategy_05.html
○人に人徳があるように、企業にも「社徳」というものが存在するという考え方。
http://www.sbigroup.co.jp/csr/stakeholder.html
-正しい行いをする人が信頼されるように、
正しい事業を行う企業は、その事業を成功させることができ、
結果として「社徳」を高めることにつながる。
-「社徳」とは、経営者自身の倫理的価値観でもある
「信」「義」「仁」の3つに集約される。
-「信」とは、社会や人の信頼を失うようなことをしないということ。
-「義」とは、正しいことを行うこと。
-「仁」とは、相手の立場になって物事を考えることです。
【コメント】
<CEO北尾吉孝氏の入社式での訓示(2009年)>
http://www.sbi-com.jp/kitao_diary/archives/20090403384.html
北尾氏のブログに、昨年の入社式で次の3つのことを
新入社員にお話されたことが記されている。
一つ目は「大きな志を抱く」ということ。
二つ目は「礼」について。
三つ目は「主体性の確立」について。
ブログの文末に
”また、この人達を人物として育て上げていくことは、
私どもに課せられた大きな責務であると思っています。”
と書かれていた。
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新入社員は、希望と不安を抱いて入社式に参加するだろう。
それを受け入れる経営者は、新入社員を守り育てるという
責務を負うことになる。
┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━
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┃ 我が社は、新入社員を育て上げることを責務と感じているだろうか?
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