【週刊】企業理念

こちらへ。「企業理念と戦略の図解」 https://note.com/missionstatement

Vol.55 三井住友銀行

2006-04-29 | Weblog
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 Vol.55 株式会社三井住友銀行 さまから学ぶ 
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 2006/04/28, 日本経済新聞 朝刊にこんな記事が。


 「三井住友、収益偏重のツケ、金融庁が業務停止命令」

  三井住友銀行の奥正之頭取は二十七日、都内で記者会見し
  「こうした事態に至ったことは慚愧(ざんき)にたえない。
  顧客第一という経営理念を再確認する」と陳謝した。

    
  「経営理念を再確認する」という文字に眼がいきました。


  そんなご縁で今回は、株式会社三井住友銀行さま 
  の企業理念をのぞかせて頂きました。



━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━

 
 ■経営理念

  ・お客様に、より一層価値あるサービスを提供し、お客様と共に発展する。
 
  ・事業の発展を通じて、株主価値の永続的な増大を図る。 

  ・勤勉で意欲的な職員が、思う存分にその能力を発揮できる職場を作る。 

  
(出所 http://www.smbc.co.jp/aboutus/profile/gaiyo.html 2006/04/29)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【企業理念育成のヒント】


 ■「念」


    念という字は、今 の 心 と 書く。


    企業理念とは、今の企業の心であるべき。

    
    企業理念に書かれている心と 今の心とにギャップ
    が生じているならば、それを埋める行動を今スグ取ろう。


 ★☆★☆★☆★☆★☆★ 今週のヒント ★☆★☆★☆★☆★☆★

    【わが社の理念は、今の心となっているだろうか?】

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Vol.54 アクティブ トランスポート

2006-04-23 | Weblog

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 Vol.54 株式会社アクティブ トランスポート さまから学ぶ 
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 ある引越しやさんの幹部の方とお話する機会があった。


 とにかく、会社に対する思いが熱い方であった。
 
 社長の情熱を受けた伝道師のように感じた。

 今回は、株式会社アクティブ トランスポートさま
 の企業理念をのぞかせて頂きました。


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━

 
 ■コーポレートスローガン=企業原点=

  Spirit of Active.

  ~そこまでやるか!の驚きが私たちの誇りです~


 ■使命感=ミッション=

  お客様のハッピーライフのプレリュードを演出します 

 ■アクティブのプライド  ~人の順序~

 1.何かに挑戦し、成功した者
 2.何かに挑戦し、失敗した者
 3.自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
 4.何もしなかった者
 5.何もせず批判だけしている者


  島津義弘公による「薩摩の教え」を拝し、実践を誓願す。

(出所 http://www.active-t.com/other/rinen.html 2006/04/23)
(出所 http://www.kandou.jp/company/policy.php 2009/06/28)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【企業理念育成のヒント】


 ■理念温度

  理念温度とは、
  「理念を信じ、理念を行動化する情熱温度」
  としよう。


 ■理念温度の伝達度


  社長 ⇒ 役員 ⇒ 部長 ⇒ 課長 ⇒ 係長 ⇒ 一般社員

  へと理念温度を伝達し、会社全体の理念温度が高まる。

   そのためには、 

   1)社長の理念温度を最高値にする。
   2)理念温度の伝達率を高める。

   伝達率向上のためには、
   理念の信者、理念の伝道師の育成が必要である。


 ★☆★☆★☆★☆★☆★ 今週のヒント ★☆★☆★☆★☆★☆★

    【わが社には、理念の伝道師が育っているだろうか?】

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Vol.53 アイフル

2006-04-15 | Weblog

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  Vol.53 アイフル株式会社 さまから学ぶ 
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「どなる、居座る…アイフルの取り立てに次々訴訟」

「アイフル 全店舗対象に業務停止命令 金融庁」

「アイフル 「成果主義を求め過ぎた」福田社長会見」

 
 アイフルさんの記事が目に付きましたので

 今回は、アイフル株式会社さまの企業理念をのぞかせて頂きました。



━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━

 
           【経営理念】

 
          社会より支持を得る

  
(出所http://www.ir-aiful.com/japanese/corporate02_01.html 2006/04/15)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【企業理念育成のヒント】


 ■何を死守すべきか?

  福田吉孝社長は「問題点は明確に認識している。
  成果主義を求め過ぎたことだ」と述べている。


  社員は、企業理念を死守すべきか、業績目標達成を死守すべきか?



 ★☆★☆★☆★☆★☆★ 今週のヒント ★☆★☆★☆★☆★☆★


  【わが社の社員は、企業理念を死守できるだろうか?】


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Vol.52 東レ

2006-04-09 | Weblog
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  Vol.52 東レ 株式会社 さまから学ぶ 
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「企業理念の確立は、トップ・マネジメントの仕事。」

             伊藤 昌寿氏  東レ相談役


 というメッセージをあるブログで拝見した。


 企業理念を確立する。

 という作業には苦労が生じる。
 その苦労とは経営者としての本当の自分を見つめるという
 地道な作業である。

 自分を見つめる中から、一筋の光明がさす瞬間が生じる。
  
 自分の理念に合致する”語”との邂逅の瞬間である。

 その語と語を紡いで、企業理念が育ってくる。


 今回は、

 東レ 株式会社さまの企業理念をのぞかせて頂きました。



━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━

 
【企業理念】

 わたしたちは
 新しい価値の創造を通じて
 社会に貢献します


【経営方針】 
   
 ●顧客のために    新しい価値と高い品質の製品とサービスを 
 ●社員のために    働きがいと公正な機会を 
 ●株主のために    誠実で信頼に応える経営を 
 ●地域社会のために  社会の一員としての責任をもち 相互に良好な関係を 

 
 
(出所http://www.toray.co.jp/aboutus/html/abo_a002.html 2006/04/09)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【企業理念育成のヒント】


 ■企業理念制定の第一歩


  企業理念の個人への浸透は、重要である。


  個人の理念と企業理念とが調和しているならば
  浸透努力は不要である。


  経営者の確立された個人理念の上に企業理念が確立
  されるならば、基礎工事のできた上に企業理念が安定して
  鎮座することになる。


  個人理念が確立していない経営者が制定する
  企業理念は、基礎工事手抜きの建造物に等しい。


  企業理念制定の第一歩は、創業者(経営者)の
  
  個人理念確立である。



 ★☆★☆★☆★☆★☆★ 今週のヒント ★☆★☆★☆★☆★☆★


  【わが社の経営者は、個人理念を確立しているだろうか?】


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Vol.51 新日本科学

2006-04-02 | Weblog
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  Vol.51 株式会社 新日本科学 さまから学ぶ 
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 桜満開!

 企業にとっては、フレッシュマンが仲間入りする時期ですね。


 新入社員研修の準備はお済でしょうか?

 ”新入社員”と””企業理念”という
 キーワードで出合った
 株式会社 新日本科学さまから学ばせて頂きます。



━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━

 
 【企業理念】

 ●Vision

 <環境>:青い空、青い海、素晴らしい「地球」。美しい「環境」を永遠に保とう。 
 <生命>:かけがえのない「生命」。大切な「命」に畏敬の念を持ち続けよう。
 <人材>:社会の財産は「人材」。ヒトが人材であるために必要な
      「心」を大切にしよう。 
  

 ●Mission

 創薬と医療技術の向上を支援し
 人類を苦痛から解放することを
 絶対的な使命とします。

 
  =会社と社員が共に成長する職場であり続ける=
 
(出所 http://www.snbl.co.jp/recruit/002.html 2006/04/02)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【企業理念育成のヒント】


 ■新人研修での企業理念の浸透

 この会社の新入社員からのメッセージには、次のようなことが書かれておりました。 
 
 ---------以下 抜粋 ---------------


 『自分の夢が企業理念の根本と重なるとわかったとき、
 私は自分の未来をはっきりとイメージすることができました。』

 この研修で自己成長に役立つたくさんのことを得ることができました。
 まず一つには、当社についてよく考える機会を得られたということです。
 企業理念については何度も何度も理念手帳を読み返し、
 当社が社会において何のために存在するべきか。
 自分は企業理念の下どういった行動をとるべきか考えました。
 また、会社の強み弱みについて考え真剣に当社の未来について考えました。
 そして、会社が私たちの自己成長をどのように支援しているのか。
 それを私たちは自立主体の精神のもといかにしてものにできるか
 よく理解することができました。
 このような機会を通じて、自分の夢が企業理念の根本と重なるとわかったとき、
 私は自分の未来をはっきりとイメージすることができました。

 http://www.snbl.co.jp/recruit/008.html

 --------- ここまで ---------------

 どんな研修かとっても興味がありますが、
 とにかく、新人研修後、新入社員からこのようなメッセージが
 返ってくれば社長としては、研修は成功ではないでしょうか?



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   【わが社の新人研修には、企業理念の浸透策が
           プログラムされているだろうか? 】


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