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横なぶり雨に、正直出かけるのを辞めようかと一瞬思いました。
でも予約しているチケットを無駄にするのはもったいない
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強い向かい風に傘が反り返って骨が曲がっても
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TOHOシネマズ六本木のプレミアスクリーンに初めて入りました。1ドリンク付きで3,000円。
リクライニングシートにサイドテーブルがあって、リラックスして鑑賞できました。
特に上映時間が175分と長い作品だったので、ゆったりと観れたのは良かったです。
「オペラ座の怪人」が初公演から25周年を迎えるにあたり、今年10月1日と2日、
ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた記念公演を収録したもの。
クリスティーヌ役のシエラ・ボーゲスの歌はもちろん、お芝居も上手くて
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コーラスガールだったクリスティーヌが「ハンニバル」のリハーサルでカルロッタの代役で
歌うことになった場面、オペラ座の地下深くにある怪人の住処で歌のレッスンを受ける場面、
それから思い悩むクリスティーヌが父親のお墓を訪ねる場面が特に印象的でした。
カメラで表情がアップになるので、クリスティーヌになりきっている細やかな演技を見てとれました。
また記念公演のために用意された舞台セットや豪華な演出も見ごたえがありました。
2幕目最初の仮面舞踏会での場面。いったいどれくらいの人がいたんだろう
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大勢の人が舞台を所狭しと華やかに“Masquerade”を歌い踊る様子は圧巻でした。
カーテンコールで、作曲家のアンドリュー・ロイド=ウェバーが感謝の言葉を述べた後、
ロンドン初演の怪人役マイケル・クロフォードやクリスティーヌ役サラ・ブライトマンが登場。
そして新旧4人の怪人とサラ・ブライトマンがメインナンバー"The Phantom of the Opera"を熱唱と
いう嬉しいおまけもありました。いつまでも聴いていたいなあ~
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コルム・ウィルキンソン(カナダ初演キャスト)、アンソニー・ワーロウ(オーストラリア初演キャスト)
も素敵だったし、現在のロンドン公演キャストであるジョン・オーウェン= ジョーンズの美しい声に
うっとり。次期ロンドン公演キャストのピーター・ジョーバックもこれから回数を重ねていくごとに
歌にこなれてくるのかなあといった感じでした。熱気と興奮に包まれている舞台で25周年公演の
怪人役のラミーン・カリムルーがマイケル・クロフォードの手を取ってお辞儀をしているのも印象に
残りました。
サラ・ブライトマンがアンドルー・ロイド・ウェバーと結婚していたこともクリスティーヌ役は彼女の
ために作られた役であったこともお恥ずかしながら今回初めて知りました。映画を観る前に2人の
関係を知っていれば、サラ・ブライトマンが舞台に登場後に、再会を喜んでかマイケル・クロフォード
の方へ駆け寄っていくのを『ちょっと、ちょっと』って感じで何度も彼女の腕をひっぱるウェバーの姿
を微笑ましく見れたのになあと帰宅してから思ったのでした。
心を寄せるクリスティーヌをマドンナに仕立て上げ、自分の音楽を歌わせたいと願った怪人。
ファントムはウェバーと重なっていたとは。
1月にDVD・Blu-rayが発売になるようですが、出来ればもう一度スクリーンで観たいなあ
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