さわりたい。 でも、さわれない。
娘ヒナの気持ち(想像ですが)です。
弟ができました
2歳だけど、身長はヒナと同じくらい大きい弟。
おうちに初めて来た日。
母たんが
「さわってみる?」と聞いたから、
(うん)って、心の中で返事して、
すぐにそばに行ったの。
(でも、さわれない)
(すぐ横に居るのに、さわれない)
「じゃぁ、手を貸して」
って、母たんが、ヒナの手を持って弟の頭をなでなで。
(さわれた )
(フワフワやわらかい )
(かわいい! あたし、お姉ちゃんだよ )
弟に、よろしく!って、笑ってみせたの
おしゃべりできないから、いっぱい笑顔みせてみた。
そしたら、弟も
よろしくね! って、言うみたいに笑ったよ。
そっか、おしゃべりできなくても、心の中でおしゃべりできるね、わたしたち
あたし、お姉ちゃんになったんだよ
レット症候群を患う娘は、目的を持った手の動き ができません。
おしゃべりもできません。
でも、さわりたい、という気持ちはしっかりと持っています。
一見すると、大きな犬が怖くて、さわるのを躊躇している、ととられがちです。
ですが、
「さわりたい、さわりたい」…と思えば思うほど、手がでない。という特性があるようです。
犬の横でじっと立ち尽くすだけのヒナを見て、(でも、一瞬、スッと手が犬の背中をかすめて)
その佇まいや様子から、「さわりたいんだ」ということがよくわかりました。
手を取ってさわらせてあげると、何とも言えない最高の笑顔を見せ、
思わず涙がでそうでした。
今までコミュニケーションの手段として、絵カードなどにも挑戦しました。
一度もカードに手を伸ばすことがありませんでした。
わからないから、手がでないんじゃない、
手を出したくても、出せないのだ。
ということを、再認識した出来事でした。
もっと、娘の気持ちを理解してあげることができたら。
もどかしさと、情けなさと、申し訳ない気持ちで、時々やるせなくなります。
でもいつもそこから救ってくれるのは、やっぱり娘の笑顔なのです。
こんな母たんで、ホント、ごめん。
娘ヒナの気持ち(想像ですが)です。
弟ができました
2歳だけど、身長はヒナと同じくらい大きい弟。
おうちに初めて来た日。
母たんが
「さわってみる?」と聞いたから、
(うん)って、心の中で返事して、
すぐにそばに行ったの。
(でも、さわれない)
(すぐ横に居るのに、さわれない)
「じゃぁ、手を貸して」
って、母たんが、ヒナの手を持って弟の頭をなでなで。
(さわれた )
(フワフワやわらかい )
(かわいい! あたし、お姉ちゃんだよ )
弟に、よろしく!って、笑ってみせたの
おしゃべりできないから、いっぱい笑顔みせてみた。
そしたら、弟も
よろしくね! って、言うみたいに笑ったよ。
そっか、おしゃべりできなくても、心の中でおしゃべりできるね、わたしたち
あたし、お姉ちゃんになったんだよ
レット症候群を患う娘は、目的を持った手の動き ができません。
おしゃべりもできません。
でも、さわりたい、という気持ちはしっかりと持っています。
一見すると、大きな犬が怖くて、さわるのを躊躇している、ととられがちです。
ですが、
「さわりたい、さわりたい」…と思えば思うほど、手がでない。という特性があるようです。
犬の横でじっと立ち尽くすだけのヒナを見て、(でも、一瞬、スッと手が犬の背中をかすめて)
その佇まいや様子から、「さわりたいんだ」ということがよくわかりました。
手を取ってさわらせてあげると、何とも言えない最高の笑顔を見せ、
思わず涙がでそうでした。
今までコミュニケーションの手段として、絵カードなどにも挑戦しました。
一度もカードに手を伸ばすことがありませんでした。
わからないから、手がでないんじゃない、
手を出したくても、出せないのだ。
ということを、再認識した出来事でした。
もっと、娘の気持ちを理解してあげることができたら。
もどかしさと、情けなさと、申し訳ない気持ちで、時々やるせなくなります。
でもいつもそこから救ってくれるのは、やっぱり娘の笑顔なのです。
こんな母たんで、ホント、ごめん。