海の幸、山の幸、うちの幸

のんきなお料理記録のはずが、いつの間にかレット症候群という難病の娘と日常のあれこれの記録に…。

視線入力支援

2023年03月06日 | すくすくひな日記
長くなが~い道のりでした😢✨
やっとやっと巡り会えた瞬間です。



娘は、1歳からリハビリ、
2歳から療育を始めました。

今思えば、彼女は当時、発病し「退行」が起こっている最中で、
幼いながらも、自分の身体が「できなくなっていく」恐怖の中にいたのだと思います。

与えられ課せられた課題(訓練)に、
自分の身体が思うように動かなくなっていく恐怖を感じ、一生懸命、泣いて訴えていました。

「母たん、怖いよ、できないよ」と。

それでも、「泣いても、経験している間にできるようになるから❗️」
と、当時彼女に関わっていた専門家の方たちは、訓練を続けることを強要しました。

指先が使えるように、シールを貼りましょう···
色んな感触に慣れるため、粘土を触りましょう···

泣きながら怯える娘。

「もういいです。 もうやめて、これ以上この子を泣かせないで❗️」

そう、訴えても、「お母さんがそんなことだから」。

訓練という名の下にある虐待のように思えて、泣きながら運転して帰った3度目のある日、
もう療育なんて辞めよう。と、決意しました。

私と娘の「トラウマ」は、この時から始まったのです。

「訓練」なんて、くそ食らえ‼️

だから、今まで親子で一緒に色んなことに取り組みました。

泣かずに楽しめること、
興味を持って動けること。

娘が興味を示すものはあまりにも少なく、苦労はしたけれど···

よかった。

本当によかった😢✨

ちゃんと、巡り会えた。

泣かずに、逃げ出さずにできることに。
泣かさずに、支援してくれる支援者に。

ありがとう。

今回、娘の気持ちを上手に引き出してくださった
できわかクリエイターズ の引地さんに。

ありがとう。

そうは言ったけれど…
やはり娘のためにと思って、色んな支援を試みてくださった方々に。

これからも、きっとつまずきながら
遠回りしながらだと思います。

でも、ここからまた一歩が始まります。

どうぞいつまでも見守っていただければと思います😊
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする