三島のゆうゆうホールの大会議室で行われた、能楽体験教室に参加してきました。来月に行われる三島能に先駆けて、先着100人くらい(?)で無料で受けることができます。講師は宝生流の辰巳満次郎師です。
MOAのこどもサークルの時にも解説を聞きましたが、お話が面白い方でした。まずは能の歴史についてお話です。ルーツの散楽から現代までの流れをサラッと・・・。そして、時間を一番割いたと思われるのが、楽器体験です。といっても囃子方が出てきたわけでなく、所帯が小さかったので、シテ方の皆様で紹介なりいろいろとしてくださいました。プロじゃないですから。という断りつきでしたけど。でも、やっぱり一応修行していらっしゃる方ですしね、貴重な経験です。雛人形の五人囃子の並び方から、囃子方の並び方を説明。私もですが、並べ方って、鼓を習うようになって、五人囃子の並べ方を気にするようになりました。(店頭などで飾ってあるのも、すごく気になるようになる・・・^^;)
〜〜能楽器体験〜〜
会議室の前に作ってある簡易の舞台の上で、それぞれの楽器に4人ずつくらいの参加者が体験しました。笛の方・・・いきなり音出てる男性がいました。私なんか、酸欠死寸前だった思い出があるので、笛は・・・向いていないと思います。小鼓は、やっぱり皆さん難しいと思います。ただ一人、一番最後のおばあちゃん・・・あれ、絶対経験者でしょ?!と思いました。構えも堂々としているし、音もかけ声も出ていたし・・・。で、やっぱりみんな「小鼓(こつづみ)」と「小包(こづつみ)」はギャグにするんだな・・・と改めて思いました(笑)きっと定番なんだと思います・・・。
次は大鼓。私は前から大鼓を打ってみたかったので、立候補しました。手の力を抜いて打つ、ということだったので、小鼓と同じ感じかしら?と思い、打ちました。ちょっとは音出たかな?(^^;。一応誉められました。一回打った時は「そんなに痛くないかも」と思いましたが、何回か打っていくと、段々手が痛くなってきました。指皮も何もつけず素手だったのもあるでしょうけど・・・大鼓方は大変だなぁ・・・と思いました。あと、辰巳先生に「お尻を叩きながら、叱ったことはありますか?」と聞かれました・・・「ないです」と答えました(笑)(叱られたことは過去にございますが・笑)そんな感じ?と言われました。あと右手をサッとかっこよく出すこととか・・・。少しの間ですが、触ることができて良かったです。短時間でも右手が赤くなりました。小鼓を長時間打つと、赤くなりますが、赤くなるまでの時間は比ではありません・・^^;。で・・・これってやっぱり男性に向いている楽器だと改めて思いましたね。
〜〜能の型・所作について〜〜
楽器の時と同じ要領で、何人か舞台に上がって体験。ヒラキとか私には懐かしい用語(笑)で・・ここで気づいたんですけど、山口祐一郎氏の動きってカクカクした仕舞だと思いました。失礼ですけれども、体験で構えやすり足をしていたおじさんのカクカク具合を見て、山口さんの固定された腕の角度を思い出してしましました。(意味不明で妖しいよね・・私・・^^;)なんかね角張った構えの手(爆)前から、ちょっと思っていたけど、そこで、勝手に小娘が提案!!山口さん、仕舞を習ったらいかがですか?!なめらかになるために!!!お忙しくて、時間ないでしょうけど・・・ジャンルも違うけど・・・(^^;。
〜〜能面・能装束について〜〜
あらかじめ決めてあったお客さんの一人に装束をつけるところを見せていただきました。鬘はこうなっているのかー!!と思いました。「なるほど」って感じ。歌舞伎みたいな鬘とはまた違います。髪の毛(男性も人毛)の束みたいなのを、頭に合わせて結っていきます。写真ではこういう様子を見たことがありますが、実際に見るのは面白かったです。そして面をつけて、先ほど体験した、泣く型とか怒る型をやってましたけど、やはり素人は滑稽に見えるんですよね・・・失礼ですけど・・・。自分がやってみると、玄人の先生方ってすごいなーと思いますが、長い修行の成果なんでしょうね。軸がぶれないということとか姿勢とか・・・。
仕舞・『船弁慶』キリ
最後に辰巳満次郎師シテで船弁慶の仕舞がありました。(やはり、今年は義経ものばかり〜、船弁慶好きだけど)今回は分かりやすくするために、義経役の方も。(子方ではありませんけど)
やはり、格好良いです!!ただ、会場が会議室で特殊でしたし、狭いので、ちょっと動きが縮こまっている感じはしましたが、それは仕方ないです。
2時間ちょっとでしたが、無料なのに、かなり楽しめました。(というか、しっかりと満喫してきました・・^^:)来月のお能が楽しみになりました。
MOAのこどもサークルの時にも解説を聞きましたが、お話が面白い方でした。まずは能の歴史についてお話です。ルーツの散楽から現代までの流れをサラッと・・・。そして、時間を一番割いたと思われるのが、楽器体験です。といっても囃子方が出てきたわけでなく、所帯が小さかったので、シテ方の皆様で紹介なりいろいろとしてくださいました。プロじゃないですから。という断りつきでしたけど。でも、やっぱり一応修行していらっしゃる方ですしね、貴重な経験です。雛人形の五人囃子の並び方から、囃子方の並び方を説明。私もですが、並べ方って、鼓を習うようになって、五人囃子の並べ方を気にするようになりました。(店頭などで飾ってあるのも、すごく気になるようになる・・・^^;)
〜〜能楽器体験〜〜
会議室の前に作ってある簡易の舞台の上で、それぞれの楽器に4人ずつくらいの参加者が体験しました。笛の方・・・いきなり音出てる男性がいました。私なんか、酸欠死寸前だった思い出があるので、笛は・・・向いていないと思います。小鼓は、やっぱり皆さん難しいと思います。ただ一人、一番最後のおばあちゃん・・・あれ、絶対経験者でしょ?!と思いました。構えも堂々としているし、音もかけ声も出ていたし・・・。で、やっぱりみんな「小鼓(こつづみ)」と「小包(こづつみ)」はギャグにするんだな・・・と改めて思いました(笑)きっと定番なんだと思います・・・。
次は大鼓。私は前から大鼓を打ってみたかったので、立候補しました。手の力を抜いて打つ、ということだったので、小鼓と同じ感じかしら?と思い、打ちました。ちょっとは音出たかな?(^^;。一応誉められました。一回打った時は「そんなに痛くないかも」と思いましたが、何回か打っていくと、段々手が痛くなってきました。指皮も何もつけず素手だったのもあるでしょうけど・・・大鼓方は大変だなぁ・・・と思いました。あと、辰巳先生に「お尻を叩きながら、叱ったことはありますか?」と聞かれました・・・「ないです」と答えました(笑)(叱られたことは過去にございますが・笑)そんな感じ?と言われました。あと右手をサッとかっこよく出すこととか・・・。少しの間ですが、触ることができて良かったです。短時間でも右手が赤くなりました。小鼓を長時間打つと、赤くなりますが、赤くなるまでの時間は比ではありません・・^^;。で・・・これってやっぱり男性に向いている楽器だと改めて思いましたね。
〜〜能の型・所作について〜〜
楽器の時と同じ要領で、何人か舞台に上がって体験。ヒラキとか私には懐かしい用語(笑)で・・ここで気づいたんですけど、山口祐一郎氏の動きってカクカクした仕舞だと思いました。失礼ですけれども、体験で構えやすり足をしていたおじさんのカクカク具合を見て、山口さんの固定された腕の角度を思い出してしましました。(意味不明で妖しいよね・・私・・^^;)なんかね角張った構えの手(爆)前から、ちょっと思っていたけど、そこで、勝手に小娘が提案!!山口さん、仕舞を習ったらいかがですか?!なめらかになるために!!!お忙しくて、時間ないでしょうけど・・・ジャンルも違うけど・・・(^^;。
〜〜能面・能装束について〜〜
あらかじめ決めてあったお客さんの一人に装束をつけるところを見せていただきました。鬘はこうなっているのかー!!と思いました。「なるほど」って感じ。歌舞伎みたいな鬘とはまた違います。髪の毛(男性も人毛)の束みたいなのを、頭に合わせて結っていきます。写真ではこういう様子を見たことがありますが、実際に見るのは面白かったです。そして面をつけて、先ほど体験した、泣く型とか怒る型をやってましたけど、やはり素人は滑稽に見えるんですよね・・・失礼ですけど・・・。自分がやってみると、玄人の先生方ってすごいなーと思いますが、長い修行の成果なんでしょうね。軸がぶれないということとか姿勢とか・・・。
仕舞・『船弁慶』キリ
最後に辰巳満次郎師シテで船弁慶の仕舞がありました。(やはり、今年は義経ものばかり〜、船弁慶好きだけど)今回は分かりやすくするために、義経役の方も。(子方ではありませんけど)
やはり、格好良いです!!ただ、会場が会議室で特殊でしたし、狭いので、ちょっと動きが縮こまっている感じはしましたが、それは仕方ないです。
2時間ちょっとでしたが、無料なのに、かなり楽しめました。(というか、しっかりと満喫してきました・・^^:)来月のお能が楽しみになりました。