みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

グランシップ能楽鑑賞教室

2005年10月29日 | 能・狂言
 1部は関連イベント(?)で仕舞や謡を習われている方達の発表があったようです。本当は同会場で行われている、いろいろな展覧会を見に行きたかったのですが、体調もいまいちだし、用事も一段落してから・・と思い私は1部を途中から見るつもりで出かけたつもりが、電車をギリギリで乗り遅れ(駆け込み乗車は危険だし・・)、次の電車は20分待たなければいけなかった・・・。なので、開演ギリギリ間に合ったものの、ちょっと冷や汗ものでした(^^;(この会場が駅と近くてよかったぁ・・・)。この日は、お稽古で仲良くさせていただいているお友達と一緒に鑑賞しました。

能楽師による解説
 まずちょっとした能楽の解説の後、『巻絹』の装束付けがありました。神に仕える女性なので、いろいろと身につけるものも、解説してくださいました。男性が段々と女性らしくなっていくのが面白いですね。以前、三島の能教室では、鬘は人毛(外国で髪を売りの男性の毛)を使っているとおっしゃっていましたが、「馬の尾」の毛も使うそうです。どちらも使うということでしょうか?!衣装を付ける二人が黙々と作業をする様は、長年の修行の成果という感じです。髪を結い上げる課程が一番難しそうな・・気がしました^^;。その後、装束を付けての『巻絹』の仕舞を見ました。

観世流能『三輪』(ダイジェスト)
 シテは関根祥人師です。ダイジェストということで、三輪明神が現れるところからの上演です。ぱっと作り物の中から現れた三輪明神はとても素敵です。紫の衣装が印象的です。神楽もお囃子のメロディ(といっていいのか?)が綺麗でした。

 ただ、やはりダイジェストだったからか、私が慌ただしかったせいもあるのか、いまいちな体調のせいもあるのか、前日に超濃密な会を見てしまったからなのか、別に不満というわけではないのですが、不完全燃焼という感じは否めない・・・^^;。

 そして会場ロビーで能面を体験できるスペースがありました。昨年も体験したのですが、今回は別の面を・・・恥ずかしながら公開です。やっぱり洋服だから、全体的にみると・・・滑稽かもしれない(苦笑)で、やはり目の穴は小さいし、自分の目の位置ともずれるので、視界がぁ・・・見えないわ!!(『花よりも花の如く』の憲ちゃんの気分がよーく分かります・笑)




ところで、開演前は慌てていたので気がつかなかったのですが。。。。。同会場で行われるこんなイベントの告知ポスターを発見!!!
言の葉コンサート 坂東玉三郎が語る『天守物語』
ポスターを発見した時は、一人で「おぉぉぉ!!」と 騒いでしまいました^^:(一緒にいた方、ごめんなさいね・・・)詳細はまだ分かりませんが、笛に藤舎名生さんのお名前も。玉さまは語り?!とにかく楽しみです。地元といえども、電車で1時間ですが東京よりは近いし、行きますとも!!!来年3月31日とまだまだ先ですが・・・・。一応、お知らせまで・・・。
いずれ詳細はこちらのグランシップHPに掲載されるそうです。