能楽囃子方の亀井忠雄師と歌舞伎囃子方の田中佐太郎ご夫妻主催の会に行ってきました。能囃子と歌舞伎・・・カテゴライズに迷ったので「その他舞台」へ^^;。息子さん達三兄弟主催の会「三響会」も同日夜にあったのですが、私は昼の「囃子の会」のみにしました。<晋矢さんと勘太郎君の『石橋』はもの凄く見たかったけど。改装されてから新橋演舞場に行くのは初めて。内装がシックかつレトロな感じでとても素敵になっていました。開演前には、ネットで交流している亜時さん、若菜さん、調緒さん、はっぱさん達とお会いすることができました。ちょっとしたミニオフ会?!ほんの短い間でしたが、お会いできた方、この場を借りてお礼申し上げます。会場は溢れんばかりの人!舞妓さんも来ていたし、日本髪を結った方もいて、目の保養になりました(^^)
私の席は、3階右14という席。いわゆる袖の席で、上手側なので、花道はばっちしなんですが・・・同じ舞台の上手側は・・・・見切れる・・・・。後ろに邪魔にならないので、体勢を変えて見ていましたが・・・首が痛くなりました^^;
一調『八島』
萬斎さんのシテ謡(狂言方も、シテの部分の謡をするんだ!!とちょっとびっくりしました^^;)で広忠さんの大鼓の一調で幕開けです。萬斎さんのこういう謡を聞くことができるのは大変貴重なのでは?!と思いました。そして、広忠さんの舞台はいつ以来になるのか?!という位にご無沙汰しておりました^^;。相変わらずかけ声が迫力ありました。
シテ:野村萬斎 大鼓:亀井広忠
舞踊『賤機帯』
亀井家のお母様、佐太郎さんが小鼓を打たれていました・・・ってプログラムでは分かっていましたが、上手のお囃子連中が隠れていて・・・(−−;。姿は見えねど、音は・・聞こえましたが・・・^^;
勘太郎さんの踊りは相変わらず爽やかできびきびしていて素敵ですね。富十郎さんの花道の出はばっちり見えました。ベテランと若手のお二人の踊りはとても爽やかでした。
半能『井筒』
後場からの上演です。いつもの能楽堂と違いホールなので、セットも違います。バックが三日月で幻想的でした。そして井戸に薄・・・とても美しく、こういう会ならではの趣向だと思いました。シテは梅若六郎師。囃子方も豪華な顔ぶれで、とても良かったです。ただ、やはりこのお能は全部通して観たほうが良いかもしれませんね・・・。でも、優雅で綺麗で素敵です。井戸を覗き込むところは、やはりゾゾッときました。自分の姿を映しているけど、それは自分が扮装している業平の姿が見える・・・。また通して見てみたいです。
シテ:梅若六郎 ワキ:宝生欣哉
笛:一噌幸弘 小鼓:大倉源次郎 大鼓:亀井忠雄
舞踊『君が代松竹梅』
緞帳が上がると、板付きで玉三郎さんが!!!幕が開いた時にパッと目に入った玉三郎さん。「綺麗!」という形容詞以外に思い浮かぶ言葉がないのですが・・・それが最大の表現かという位に、相も変わらず美しすぎます!!白の衣装でとても素敵。仕草はもちろん、横顔の決め顔が素敵すぎます!!!
このお囃子は佐太郎さんが太鼓を打たれていました。とても凛として格好良い!!素敵!!
半能『石橋』
観世清和師、観世銕之丞師が獅子の精です。もう格好良かったです!!歌舞伎の連獅子は髪をぶん回す迫力ある獅子のイメージですが、お能は情熱を限りなく抑えた中にも、迫力があるという感じです。特に白獅子。(なんか意味不明な表現ですね・・^^;)ノリノリで見ることができ、終演後もお囃子とともに、獅子の動きが忘れられなかったです。そして、、、余計に夜のお能と歌舞伎の獅子共演の『石橋』が気になりました・・・晋矢さんだし(しつこいけど^^;)
私は地謡は全く見えなかったのですが、地謡には梅若六郎さんも。豪華な顔ぶれでした。
獅子の精:観世清和 観世銕之丞
笛:一噌幸弘 小鼓:幸清次郎 大鼓:亀井忠雄 太鼓:三島元太郎
私の席は多少見切れたものの、楽しむことができました。そして、このような亀井家ならではの会はとても有意義な会だと思います。お能、歌舞伎両方好きな私にとっては、両方楽しめるし(^^)また双方のファンの交流にもなるし面白いと思います。またこの会が開催されたら、ぜひ拝見したいです。そして、終演後にはロビーに佐太郎さんがいらっしゃって、間近で拝見してしまいました。『鼓の家』の番組からはとても威厳があり厳しそうというイメージ(汗)なのですが、実際は小柄で普段はとても優しそうという印象でした。表舞台にはあまり立たれない佐太郎さんですが、一家の中心的存在なお母様の舞台を見ることができて、とても良かったです!!同じ女性として、そしてジャンルは違うけどお囃子を習っている私にとっては憧れですね。
(舞踊の唄・三味線・囃子方のお名前は、多数により、割愛させていただきました。ご了承ください。)
私の席は、3階右14という席。いわゆる袖の席で、上手側なので、花道はばっちしなんですが・・・同じ舞台の上手側は・・・・見切れる・・・・。後ろに邪魔にならないので、体勢を変えて見ていましたが・・・首が痛くなりました^^;
一調『八島』
萬斎さんのシテ謡(狂言方も、シテの部分の謡をするんだ!!とちょっとびっくりしました^^;)で広忠さんの大鼓の一調で幕開けです。萬斎さんのこういう謡を聞くことができるのは大変貴重なのでは?!と思いました。そして、広忠さんの舞台はいつ以来になるのか?!という位にご無沙汰しておりました^^;。相変わらずかけ声が迫力ありました。
シテ:野村萬斎 大鼓:亀井広忠
舞踊『賤機帯』
亀井家のお母様、佐太郎さんが小鼓を打たれていました・・・ってプログラムでは分かっていましたが、上手のお囃子連中が隠れていて・・・(−−;。姿は見えねど、音は・・聞こえましたが・・・^^;
勘太郎さんの踊りは相変わらず爽やかできびきびしていて素敵ですね。富十郎さんの花道の出はばっちり見えました。ベテランと若手のお二人の踊りはとても爽やかでした。
半能『井筒』
後場からの上演です。いつもの能楽堂と違いホールなので、セットも違います。バックが三日月で幻想的でした。そして井戸に薄・・・とても美しく、こういう会ならではの趣向だと思いました。シテは梅若六郎師。囃子方も豪華な顔ぶれで、とても良かったです。ただ、やはりこのお能は全部通して観たほうが良いかもしれませんね・・・。でも、優雅で綺麗で素敵です。井戸を覗き込むところは、やはりゾゾッときました。自分の姿を映しているけど、それは自分が扮装している業平の姿が見える・・・。また通して見てみたいです。
シテ:梅若六郎 ワキ:宝生欣哉
笛:一噌幸弘 小鼓:大倉源次郎 大鼓:亀井忠雄
舞踊『君が代松竹梅』
緞帳が上がると、板付きで玉三郎さんが!!!幕が開いた時にパッと目に入った玉三郎さん。「綺麗!」という形容詞以外に思い浮かぶ言葉がないのですが・・・それが最大の表現かという位に、相も変わらず美しすぎます!!白の衣装でとても素敵。仕草はもちろん、横顔の決め顔が素敵すぎます!!!
このお囃子は佐太郎さんが太鼓を打たれていました。とても凛として格好良い!!素敵!!
半能『石橋』
観世清和師、観世銕之丞師が獅子の精です。もう格好良かったです!!歌舞伎の連獅子は髪をぶん回す迫力ある獅子のイメージですが、お能は情熱を限りなく抑えた中にも、迫力があるという感じです。特に白獅子。(なんか意味不明な表現ですね・・^^;)ノリノリで見ることができ、終演後もお囃子とともに、獅子の動きが忘れられなかったです。そして、、、余計に夜のお能と歌舞伎の獅子共演の『石橋』が気になりました・・・晋矢さんだし(しつこいけど^^;)
私は地謡は全く見えなかったのですが、地謡には梅若六郎さんも。豪華な顔ぶれでした。
獅子の精:観世清和 観世銕之丞
笛:一噌幸弘 小鼓:幸清次郎 大鼓:亀井忠雄 太鼓:三島元太郎
私の席は多少見切れたものの、楽しむことができました。そして、このような亀井家ならではの会はとても有意義な会だと思います。お能、歌舞伎両方好きな私にとっては、両方楽しめるし(^^)また双方のファンの交流にもなるし面白いと思います。またこの会が開催されたら、ぜひ拝見したいです。そして、終演後にはロビーに佐太郎さんがいらっしゃって、間近で拝見してしまいました。『鼓の家』の番組からはとても威厳があり厳しそうというイメージ(汗)なのですが、実際は小柄で普段はとても優しそうという印象でした。表舞台にはあまり立たれない佐太郎さんですが、一家の中心的存在なお母様の舞台を見ることができて、とても良かったです!!同じ女性として、そしてジャンルは違うけどお囃子を習っている私にとっては憧れですね。
(舞踊の唄・三味線・囃子方のお名前は、多数により、割愛させていただきました。ご了承ください。)