中村勘太郎が曹洞宗の開祖である道元を演じた作品です。『パッション』の記事で書いたけど、学生時代はキリスト教の授業も取っていたけど、道元についての授業も取ってました。『正法眼蔵』は難しかったなぁ・・・けど貴重な時間でした。ということでこの映画に興味があったのですが、こちらでの公開はあったものの映画館で見逃してしまいDVDで鑑賞。
【あらすじ】禅 ZEN - goo 映画より引用。
鎌倉時代。仏道の正師を求め、24歳で宋へ渡った道元。修行を積んで悟りを得た道元は、帰国して如浄禅師の教えを打ち立てることを決意する。周囲には次第に道元の教えに賛同するものが増えてくるが、それを妬んだ比叡山の僧兵の圧迫により、道元たちは越前へ移る。永平寺を建立して門徒たちの指導に励む道元のもとへ、ある日六波羅探題の義重が訪れた。時の執権・北条時頼を怨霊から救って欲しいというのだ。道元は求めに応じて、鎌倉へと向かう。
とても地味だけどなかなかの良作でした。勘太郎君が道元を演じるというのは若すぎるのかな?とも思いましたが、そこは若手歌舞伎役者の中でも実力のある彼ですしね、とてもよかったです。青年期から晩年(は、やっぱりちょっと若すぎるけど・・・)までの道元を演じたのですが、彼の人柄が出ているんじゃないかな~と思いましたし、声も良いですしね。貫禄というか、存在感というのも感じましたしね。失礼ですが決して美男子タイプではないと思いますが、やっぱり今後が楽しみな役者さんですね!!役の上でふけてからは、お父さんに声が似ているな~なんて思っちゃいました(親子だから当たり前・・・^^;)
内容としては、今の世の中に必要なことが詰まっているんじゃないかなぁ・・・と思いました。
「あるがまま」
「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり」
シンプルだけど奥深いですよね・・・。あとは豆のエピソードも印象的でした。理解するのは難しいかもしれないけれど、学生のころよりは少しは年を重ねましたので、感じ方も違うだろうし、道元関連の本を読んでみようかな・・・。
少し残念なのはCGかな。特に蓮の花に道元が乗って・・・っていうのは・・・なくてもよかったんじゃないかなぁ~・・。
【追記】
そういえば、三津五郎さんが道元を演じた新作歌舞伎『道元の月』という作品もありましたが、その中で勘太郎君は若い禅僧の役を演じて印象的でした。
【あらすじ】禅 ZEN - goo 映画より引用。
鎌倉時代。仏道の正師を求め、24歳で宋へ渡った道元。修行を積んで悟りを得た道元は、帰国して如浄禅師の教えを打ち立てることを決意する。周囲には次第に道元の教えに賛同するものが増えてくるが、それを妬んだ比叡山の僧兵の圧迫により、道元たちは越前へ移る。永平寺を建立して門徒たちの指導に励む道元のもとへ、ある日六波羅探題の義重が訪れた。時の執権・北条時頼を怨霊から救って欲しいというのだ。道元は求めに応じて、鎌倉へと向かう。
とても地味だけどなかなかの良作でした。勘太郎君が道元を演じるというのは若すぎるのかな?とも思いましたが、そこは若手歌舞伎役者の中でも実力のある彼ですしね、とてもよかったです。青年期から晩年(は、やっぱりちょっと若すぎるけど・・・)までの道元を演じたのですが、彼の人柄が出ているんじゃないかな~と思いましたし、声も良いですしね。貫禄というか、存在感というのも感じましたしね。失礼ですが決して美男子タイプではないと思いますが、やっぱり今後が楽しみな役者さんですね!!役の上でふけてからは、お父さんに声が似ているな~なんて思っちゃいました(親子だから当たり前・・・^^;)
内容としては、今の世の中に必要なことが詰まっているんじゃないかなぁ・・・と思いました。
「あるがまま」
「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり」
シンプルだけど奥深いですよね・・・。あとは豆のエピソードも印象的でした。理解するのは難しいかもしれないけれど、学生のころよりは少しは年を重ねましたので、感じ方も違うだろうし、道元関連の本を読んでみようかな・・・。
少し残念なのはCGかな。特に蓮の花に道元が乗って・・・っていうのは・・・なくてもよかったんじゃないかなぁ~・・。
【追記】
そういえば、三津五郎さんが道元を演じた新作歌舞伎『道元の月』という作品もありましたが、その中で勘太郎君は若い禅僧の役を演じて印象的でした。