みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』

2009年12月22日 | 映画(DVD含む)
 原作も好きですが、ドラマも好きでスペシャル含め全部見ています。先日もスペシャルドラマの再放送があり、やっぱり映画も見なくちゃ!ということで、行ってきました~~

【あらすじ】
プラティニ国際音楽コンクールで優勝後、千秋は、“ルー・マルレ・オーケストラ”の常任指揮者となる。早速マルレ・オケを偵察しにいく千秋だったが、まったくやる気の感じられないオケの態度を目の当たりにして愕然としてしまう。一方のだめは、フランク、ターニャ、黒木と共にコンセルヴァトワール(音楽学校)の進級試験を控え、練習に励む毎日。千秋は、そんなのだめに定期公演での演奏を頼んだ。妄想が広がるのだめだったが、その大役はひょんなことから、コンセルヴァトワールに転入してきた孫Ruiが引き受けることに。準備不足の中、マルレ・オケの公演の日がやってきた。しかし、千秋には恐ろしい結末が待っていたのだった……。

 やっぱりのだめは楽しかった~!“音楽”を楽しめるということが実写の一番の魅力ですが、映画館ですと、その音楽を楽しむという面白さもテレビドラマより楽しめました。ロケも本格的ですしね。そして音楽だけでなく漫画から飛び出てきたようなキャラクターたちも魅力的です。特に千秋先輩の指揮姿は素敵すぎますあのマルレオケのポスター(いや、ティッシュでもいいです!)欲しい・・・(笑)

 原作でも千秋とマルレオケのコンマスが団員オーディションあたりから段々結託(?)していくところが好きなのですが、映画版でもそこが描かれていてよかったです。もちろん最初のダメダメオケがどんどんよくなっていくところもよかったです。あの最初のボロ『ボレロ』は聴いていて本当に気持ち悪くなる、ここまでくるとすごいとしか言えない音の外れっぷりでしたよ。(私、本当に少し気持ち悪くなりましたから・苦笑)黒木君にリードを借りたり、子供のお迎えを頼んだりしちゃうオーボエ奏者や、なぜか関西弁のバソン奏者とか、ノースリーブで袖口だけ腕についているバイオリニストなどのマルレ・オケの個性キャラもおもしろかったですが、マルレオケのファンで、公演ではいつも同じ席に座っているおじいちゃんがよかったです。

 そして一番の見所はそのマルレオケの演奏会。特にチャイコフスキー『序曲1812年』は見所ですよん♪ちなみに合成で大砲つき(笑)大砲は、会場のお外で打ち放たれています(笑)そして、千秋が弾き振りするJ.S.バッハ『ピアノ協奏曲第一番』も・・・素敵すぎ♪♪(23日訂正、弾き振りというのを、指揮振りと間違って書いていました・・すみません。)この2曲だけでも劇場で見た価値はありました♪できればフルで聴きたいですが・・・(笑)ほかにもディズニー映画『ファンタジア』でおなじみの『魔法使いの弟子』もまた聴きたくなってしまいました♪

 音楽はもちろん忘れちゃいけないのだめと千秋の恋の行方。原作でももどかしさを感じますが、最後は分かっているとはいえちょっと切ない終わり方だからな~・・・早く続きが見たい!!のだめは相変わらずですが、“変態の森”の再現は楽しかったです(笑)こちらまで「千秋先輩~ぎゃぽ」というのが伝染してしまうというか・・・(笑)あと黒木君も好きなキャラですので、たくさん活躍してくれるのはうれしいですね~。他にもターニャ、フランクはもちろん今回は少ししか出番はないけれどジャン&ゆうこ、R☆Sのメンバー、そしてミルヒー(笑)たち、おなじみの面々も楽しませてくれます。


 さて、帰宅後『1812年』を聴きながら、原作を読み直したい・・・と思うも・・・諸事情によりどちらもすぐには出せないところにダンボールに入れてしまってしまいこんでしまったのだ・・・
 とにかく、満足度はかなりのものでした後編も早く見たい!!

 そして、今年は玉木宏主演映画(『真夏のオリオン』『MW』)は全部見てしまったのですが(笑)、やっぱり私は千秋の時の玉木宏が一番好きなんだな~ということを改めて思いました(笑)