みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

てぬぐい本

2008年03月23日 | 素敵なモノ&おまけ
 歌舞伎座に行く時は、お芝居ももちろん楽しみますけれど、おみやげコーナーもまた楽しみの一つ。可愛い和装小物や美味しいおみやげは見ているだけでも楽しいです。

 前からあったかもしれないけれど、昨日発見して思わず買ってしまったのが濱文様のてぬぐい本です。てぬぐいが本のように折りたたまれていて、ひもで綴じられていますので、広げて使ってもよし、そのままでもよし(?)な一品。歌舞伎などいろいろなシリーズがありましたが、私が心惹かれてしまったのが、「和犬」「犬のつぶやき」です。

 しかも和犬は・・・・おなじみの柴犬、秋田犬、紀州犬のほかに・・・



 甲斐犬もあった!!ので即購入(笑)柴犬とかはよくあるけれど、甲斐犬は日本犬の中でもマイナー部類ですからねぇ・・・。(最近発売された犬雑誌の日本犬特集でもなぜか甲斐犬は取り上げられていなかったし・・・)あ、でも「和犬」というテーマなら、土佐を入れるなら北海道も入れてほしかったなぁ・・・。もちろん、ほかのワンコもかわゆい!!家族も甲斐犬があるなら欲しいというので、また買ってしまうかも(笑)

 「濱文様」のサイトを見ると、歌舞伎座で売られていたものの他にもたくさん「てぬぐい本」があって、どれも欲しくなってしまいます(笑)

三月大歌舞伎 夜の部

2008年03月23日 | 歌舞伎
 22日、歌舞伎座夜の部を観劇しました。『廓文章』を幕見しようと思っていたのですが、のんびり出発だったし食事したりしたら出遅れました(苦笑)今日の席は一階7列真ん中のお席。舞台全体も花道も見やすくてよかったです。ただ、ところどころ疲れていたのでいつもより睡魔と戦っていました・・・(苦笑)そういえば今年最初の歌舞伎です(苦笑)

一・ 『御存 鈴ヶ森』
 芝翫さんの白井権八、富十郎さんの幡随院長兵衛という配役。短い上演時間ですが、前半ほとんどわたくし・・・意識がなかったので(スミマセン・・・)コメントはできません(^^;が、芝翫さんと富十郎さんの組み合わせは豪華でした!!!

二・ 坂田藤十郎喜寿記念 『京鹿子娘道成寺』
 夜の部で一番良かったなぁ、見に来てよかったなぁと思った演目です。藤十郎さんの喜寿記念という今回の『娘道成寺』は道行から押し戻しまで付きます。押し戻し付きの『道成寺』は勘三郎襲名の時にも見ているけど、やっぱり楽しいですね。歌舞伎らしい大らかな華やかさがあって。

 藤十郎さんの『道成寺』を見るのは初めて。だいたいいつも道行での花子の衣装は黒地の着物ですが、この藤十郎さんの衣装は紫で柄も桜があしらわれていてとても素敵です。本当に77なの~?と何度も思ってしまいました。確かにお顔などはアップで拝見すると年齢を感じます・・・。けれども、舞台上にいる花子である藤十郎さんは本当に可愛くて若々しい花子そのもの。すごいなぁ・・・。鐘入りまでも、最後までも全然飽きることがなかったです。

 所化さんたちも豪華です。舞々づくしは藤十郎さんのお孫さんの虎之介君。台詞もとてもハキハキして、かわいいを超えてもう立派な役者さんと思いました。これからが楽しみですね!!

 そして團十郎さんの押し戻しはカッコイイ!!!!ザ・荒事という感じで・・・。こういうのはやはり團十郎さんしかできる人はいないよなぁと思いました。(先月の松竹座の海老蔵の押し戻しも見てみたかったです。)花四天たちとの立ち回りも決まってますし!!「市川團十郎」と「坂田藤十郎」という江戸歌舞伎と上方歌舞伎を代表する名跡が揃っているというのも豪華ポイントですし!!

 本当良かったです!!!かなり感激いたしました!!!

 てぬぐいは、前の列の人や2つ隣には飛んできましたが、ゲットはできず(残念!)あとロビーでは奥様の扇千景さんをお見かけしました!


三・『江戸育お祭り佐七』
 
 私は菊五郎さんの江戸っ子な役が好きです。今回もかっこよかったです。そして、時蔵さんの芸者姿も大好きですので、楽しみにしていました。あのすっきりした粋な着物姿がとても似合うと思うのです。(来月の八重垣姫も楽しみにしています。)
 冒頭のお祭りでの『道行旅路花聟』は忠臣蔵の道行を劇中劇(?)で踊るのですが、腰元お軽が芝のぶさん!!とてもかわいかったです!!!踊りの間にいちゃつく佐七と小糸がかわいいですね。

 仁左衛門さんは、小糸の養母に頼まれて、小糸を匿った佐七の元に小糸を返すようにと仲立ちする鳶頭の役。出番は少ないもののかっこよかったですよ。お席もちょうど仁左衛門さんの真正面でしたし

 でも、このお話の結末がどうしても納得できないというか・・・。『牡丹燈籠』を思い出してしまいましたが・・・・。あそこまで重くないものの・・・・。

歌舞伎座楽日は・・・

2008年03月22日 | お知らせ
 26日の歌舞伎座楽日夜の部の『お祭り佐七』の冒頭、仁左衛門さんが清元の三味線にご出演なさるそうです!!!!

 私、この日にも行こうかなと思ったけど、地元でのお能の公演の方に行ってしまいますので・・・・・見に行きたくても行けません。

 三味線の腕がかなりのものという仁左衛門さんですから、さぞ素敵なことでしょう。ご覧になられる方、是非私にレポをお願いいたします(笑)

 ちなみに私は今日の夜の部観劇です~。今日はお昼くらいに出かけますので、これから犬の散歩をしてから出かけます。観劇レポはまた明日かな。

<追記>
 どうやらお祭り佐七での楽日でのこうしたサプライズ(?)はお決まりのようです。・・・と小耳に挟みました。

能楽名演集 『井筒』

2008年03月21日 | DVD(映画以外)
 こちらとかコチラで話題にしたことはありますが、昭和の世阿弥と謳われた観世寿夫の『井筒』です。実はこれは以前にも見たことあるのですが・・・・映像が・・・・とても画質音質が悪くて・・・それでも拝見してとても感激したのですよね。こうしてDVDになったのだから・・・やっぱり買おうと思いました(笑)

 学生時代、世阿弥についての授業に出ていました。これは超真面目に出席しましたよ(笑)その授業で能初心者のくせに『井筒』を題材にして「複式夢幻能とは?!」なんという難しいことやったりしました(^^;。その授業で観世寿夫師の著作を少し読んだりしましたし、この『井筒』も見て、とても感動しました。もっとも初心者にはきつい能の部類だと思いますが、鑑賞前の予習(?)したのもあるし、そういうものを超えた何かを感じました。

 同じ映像ですが、もっとクリアなものをちゃんと見て、感動は更に深まりましたね。私は映像で能を見るのは、少し苦手(だいたい寝ます・爆)なのですが、これは食い入るように見てしまいます。(眠くなりがちなタイプのお能なのですが・・・)観世寿夫の謡はかっこいいし、舞姿が美しいのです。特にお決まりの感想になってしまうかもしれませんが、井戸を覗き込むところ・・・。映像なのに、この存在感は何だ?舞台はもっと凄かったのか?そう思わざるを得ません。(CDにもなっている『道成寺』にもいえることですが。)
 舞姿前シテの里女も素敵だけれど、後シテで夫である業平の格好をして舞う姿は何ともいえない美しさがあります。『松風』もそうだけれど、女性のシテが男装(夫の着ている装束を身に着ける)して舞う姿は、独特の色気があるなと思います。
 あと、小鼓は大倉長十郎先生です。私がこんなことを言うのは大変生意気かつ失礼というか・・・何を言ってるんんだという感じなんですが(汗)、鼓を打つ姿も美しいですし、何よりも鼓の音が、まろやかで澄んだ音色で美しいです。私もこんな音が出せるようになりたいです・・・。(せめて姿勢や構えだけでも近づけるようにします^^;)他も藤田大五郎、宝生閑など豪華な顔ぶれが揃っています。


筒井筒 井筒にかけし まろがたけ 生いにけらしな 妹見ざるまに

くらべこし 振分髪も 肩すぎぬ 君ならずして 誰かあぐべき



 という古文の教科書にも載っている有名な歌が取り込まれいます。(『伊勢物語』は「生いにけらしな」ではなく「過ぎにけらしな」。)最近、この「筒井筒」の部分を読む機会があったのですが、改めて読むととても素敵な歌だよなぁと思います。
 (すみません、数日間歌の内容を間違えて載せていました。ご指摘してくださいありがとうございました。)

 映像だけでもこんなに凄いと思うのだから、実際の舞台を見たら・・・と思うと改めて、観世寿夫の能を実際に見たかったなぁと思います。(長十郎先生もなんですけれど。)まあ、無理なことですが、せめて残っている映像があれば(というかあると思いますが・・・)NHKさん、このような形で是非是非お願いします(笑)

 あと、決して回し者ではございませんが、まだこれをご覧になっていないお能ファンの方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧くださいませ!!!オススメです!!!

『ハチ公物語』 (DVD)

2008年03月21日 | 映画(DVD含む)
 小学校の頃に映画館で見て泣いた映画です(^^;。泣くと分かっていて借りてきました(苦笑)犬を飼うとまた力入れて見てしまいます(笑)

 子犬のハチのプクプク具合がかわいいよ~~~庭でいたずらするハチ・・・やっぱりどこもやること一緒ね(笑)先生とハチの散歩シーンや一緒にお風呂に入ったりとか(笑)ノミ取りのシーンは本当ほのぼのするわけど、やっぱり秋田は大きいねぇ・・・・子犬といえども足がしっかりしている。そういえば昔、隣の家に秋田犬がいて、散歩中すれ違った時にじゃれつかれてダメージを受けた覚えが(苦笑)

 先生が死んじゃって、お葬式で祭壇に向かって悲しげに吠えたり、脱走して霊柩車を追いかけたりするところは泣いてしまいます。もし私が先に死んだら、あそこまでしてくれるかな?!と思ってしまいました(^^;

 その後、次々とハチに襲い掛かる不幸は・・・もうかわいそう。でも一言言わせてください・・・・あの娘、わがままお父さんを思い出すからいやじゃなくて、お父さんのために飼ってあげろよ・・・とか映画といえども思ってしまいます(苦笑)

 最後はわかっていても号泣。ええ、花粉ではない鼻水つきで泣きました(苦笑)先生が改札に現れて、あの満開の桜の中での再会シーンはすごく記憶に残っています。

 ああ、やっぱりワンコはええのう・・・・。そして自分はやはり日本犬が好きだなぁ~と再認識しました(笑)


 ところで、ハリウッドで『ハチ公物語』がリチャード・ギア主演でリメイクされるんですよね・・・・。友人とも話しているんですが、絶対話が違くなるような気がしてなりません(苦笑)怖いです(苦笑)でも・・・犬は何を使うのか・・・・そこだけが今のところ気になるポイントです(笑)でも、公開されたらきっと見ちゃうんだろうなぁ・・・・・。

能楽名演集 『黒塚』『葵上』

2008年03月21日 | DVD(映画以外)
 図書館で借りてきた能楽名演集のうちの一枚。これは、金春流『黒塚』、金剛流『葵上』が収録されています。『黒塚』は観世流では『安達原』と表記されます。

 金春流『黒塚』(桜間道雄)の映像は1957年・・・ということは50年前の映像です。すごいです、年季入っている映像です(笑)

 『葵上』は私の好きなお能の曲の一つ。1975年、金剛流の豊嶋弥左衛門シテ。アイは先代茂山千作ですよ。(出演者の名前を見た時、今の千作さんかと思いました^^;)前半の見せ所の枕ノ段もうそうですが、六条御息所は怖くも物悲しい女性で、ただ単純に般若の面で怖い・・・とは思えないのですよね。切なくもあります・・・・。

能楽名演集 仕舞・独吟・一調・舞囃子集

2008年03月20日 | DVD(映画以外)
 今日図書館に行ったらNHKから出ている『能楽名演集』のDVD第一集があったので、早速3枚ほど借りてきました。既に亡くなっている方たちの映像は大変貴重です。他にも借りてきましたが、まずはこの仕舞などが収録されているDVDを見ました。(実は買おうかなと思っていたのですが・・・・^^;まずは借りて見て見ます。)地元の図書館は何気に伝統芸能とかの本やDVDなどが充実しているのでうれしいです!!第2集も購入おねがいします(笑)

 内容は、仕舞『船弁慶』喜多流(十四世・喜多六平太)、独吟『天鼓』観世流(二世・梅若万三郎)など。

 まず最初の十四世喜多六平太の『船弁慶』は昭和28年収録のもの。喜多流在籍していた頃の観世榮夫が地謡ですよ・・・貴重すぎます!!!でも私がこれをまず最初に見ようと思ったのは、先代の大倉流家元の大倉長十郎先生の一調一声『三井寺』が収録されていたからです。実は私の先生の先生です。といえども、既にお亡くなりになられていますし、もちろんお会いしたこともなく、私にとっては文字通り雲の上の存在の方。映像で一度『井筒』(観世寿夫シテ、こちらのもDVDを借りてきました。)を拝見したことはあるけれど・・・じっくりと長十郎先生メイン(?というわけではないけれど。)の舞台姿を拝見するのは初めて。あとは先生からいろいろとお話を伺うことがあります。以前、先生が「もし長十郎先生の映像を見る機会があったら、音はもちろんだけれど、鼓を打つ姿をじっくりと見なさい。」と仰ってしました。先生の仰っていたことが、よく分かりました・・・。鼓を打つ姿勢、そして構え、そして鼓を打つ右手の動き・・・・そして掛け声・・・映像ですけれども、緊張しながら拝見いたしました。はぁ・・・やっぱりすてきだなぁ・・・。
 

 他にも貴重すぎる映像がたくさんあります。どれも印象的でしたが、他には初世梅若万三郎『松風』の舞囃子が印象的でした。自分がお稽古したことのある曲だと、流儀が違うと節がかなり違うなぁと感じます。(観世流の謡に合わせているし、普段お能を見るときも大体観世か宝生なもので・・・)


 しかし、一連の所作というか・・・退場まで見せてほしいのですが、シテが舞い終わると(あるいは謡い終わると)すぐにカットされるのが少し残念。けど、NHKにはきっともっとたくさん貴重な映像があると思うのでこういう形でどんどん世に出してほしいですね。(歌舞伎もだけど。)

ちっちゃい鯛焼き

2008年03月20日 | 美味しいもの
 地元の西武で神戸と大阪の物産展がやっていたので、行ってきました。いろいろ目移りしてしまいます。。。。帰ろうとした時に、目に付いたのがこの小さい鯛焼き。「神戸ピッコロ」のちっちゃい鯛焼きです。目の前で焼かれているこの小さい鯛焼きがあまりにもかわいくて、ついつい買ってしまいました。あんこはもちろん、チョコやカスタードやチーズやカフェオレ等いろいろな種類があって、安いしとりあえず前種類買ってみましたが、一まとめにされたので、どれがどれか食べてみないと分からないという。家族と一緒に食べるので、食べられない味もあるなぁという(笑)

 他にも気になるのがあったので、また行くかも~。

ご当地ベビースター「七味そば」

2008年03月19日 | 美味しいもの
 父親のスキーみやげです。長野にスキーに行く時はいつもこれを頼みます。長野のご当地ベビースターは戸隠そばと七味(善光寺名物の七味とのこと)のベビースターです。ベビースターというとラーメンのイメージがありますけれど、このおそばのベビースターはラーメンに比べてあっさりしていて、私の好み。しかも七味のピリ辛具合がたまりません(笑)

 長野は小中高の頃、毎年夏と冬には長野に行ってました。戸隠には一度キャンプに行ったことがあるんですが、その時に食べたお蕎麦がとてもおいしかったのを今でも覚えています。あと、忍者屋敷とか戸隠神社とか行きました。
 
 今は戸隠というと『紅葉狩』の「鬼女」のイメージです(笑)機会があればまた行ってみたいなぁ~。

『憑神』 (DVD)

2008年03月18日 | 映画(DVD含む)
 これも公開時に見に行きたかったのですが、見逃してしまいました。だって、あの見た目いかにも福の神な西田局長が貧乏神なんだもん(笑)主役よりも貧乏神、疫病神、死神のキャラが濃すぎます(笑)やっぱり、西田さん最高です!!!呪文を唱えられて苦しむところとか・・・。死神の森迫えいちゃんもとてもかわいいです!!

 役者さんもそろっていたし、お話自体は面白かったけれど、オチはこんなもんか・・・という感じでした。もう少しテンポがよいとよかったかも。あと、ラストに彼は必要だったのか・・ええ・・・(^^;。あ、でもあのエンドロールはよかったですよ。浅田作品は結構好きだけど、これはまだ読んでいないので読んでみようかしら。

 あと、ラストの方の幕府軍と官軍の戦いのシーンで、福本清三先生を発見しました。2カットくらいありましたが、もちろん斬られていました(笑)

鼓草

2008年03月18日 | 雑感~ひとりごと
 犬の散歩中、鼓草をたくさん見るようになりました。

 「鼓草」って何の草?と思われるでしょうけれど、実は「鼓草」とは昔の「たんぽぽ」の別名なのです。たんぽぽの蕾が鼓に似ているからとか、鼓の音「タ・ン・ポポ」が由来だとか・・・。ちなみに鼓の音には「チ・タ・プ・ポ」の4種類あります。鼓の胴にもタンポポが描かれたりしています。昔の人のしゃれですね。




 あと、これも白くて小さくてかわいくて好き。花の名前とかあまりよく分からないから、祖母に尋ねてみました。「ニラスイセン」とか「ハナニラ」というらしいです。かわいいなぁと思ったのに、花言葉を調べると「悲しい別れ」・・・・。そんなこと全然感じさせない可憐さなんだけど・・・・。

『ドリフ大爆笑 30周年記念傑作大全集(First)』

2008年03月17日 | DVD(映画以外)
 スタジオ撮りの『ドリフ大爆笑』のDVDがレンタルに並んでいたのでまず1枚借りてきました。全員集合よりも、こちらの方になじみがあります。ドリフは大好きでよく見ていました。

 オープニングとエンディングは、いつまで経っても変わらなかったあの映像・・・・懐かしくなりました。(でも確か、長さんの晩年に新しいバージョンがあったような、なかったような・・・。)あのバックにポンポン持ったおねえさんたちとか(笑)

 ドリフ大爆笑って度々再放送(?)などで同じ作品を何回も見たことあるので、DVDにも見たことあるネタも結構ありましたが、オチが分かっていても笑えます。

 「もしもシリーズ」は大好き!!!「だめだこりゃ」な設定で出てくる志村も最高!!

 あと、忍者コントでの暗闇の中の動きって、あれは歌舞伎の「だんまり」の手法ですよね。そういえば歌舞伎コントもあったなぁ・・・。


 でもこのDVD全集、「バカ兄弟」とか「カミナリ様」のコントがないらしい・・・。バカ兄弟好きなのに・・・・。

『能楽師』 (DVD)

2008年03月17日 | 映画(DVD含む)
 このDVDを購入したのはだいぶ前ですし何回も見直しているDVDなのですが、ブログ記事にしていませんでしたのでご紹介。この作品は2002年に公開された、シテ方観世流能楽師の関根祥六・関根祥人両師を追ったドキュメンタリー映画です。ナレーション(世阿弥『風姿花伝』の朗読)は佐野史郎。

 私が初めて見に行った能は祥六師の『阿漕』でした。事前の解説は祥人師。最初は、「能なんて難しいのではないのか?」と思ったのですが、初能で眠ることなく楽しめたのですよね。出会いって大切です。

 祥六師・祥人師親子のインタビューももちろんですけれど、祥人師の『道成寺』にスポットが当たっています。稽古での乱拍子の「足」がとても印象的。舞台では見えない動きですからね・・・。実際の舞台での乱拍子の「足」のみを見ると、本当すごいなぁと思います・・・。いつか機会があれば、祥人師の『道成寺』拝見したいです!!!やっぱり映像(もよいけれど)よりも、生の舞台のほうが格別でしうからね。

 祥六師が世阿弥のことを「世阿弥さん」と呼んでいたのが印象的。なんだか親しみある感じで・・・・(笑)。この映画で何度も引用されている世阿弥の言葉はどれも奥深いものばかり。そして現代でも能楽以外にも通じることが多いと思います。

 玄人の先生方の稽古とは比較できないし、まねできませんけれど、少しでも見習いたい・・・そう思います。

安宅のお稽古1回目

2008年03月16日 | お稽古
 今日はお稽古でした。『安宅』のお稽古第一回目。5月に向けて集中力アップです。私にしては珍しく(?って・・・オイオイですが^^;)第一回目で「いいんじゃないんですか。」とお言葉を賜りました(笑)いつもこれくらいがんばればいいんでしょうけど(ってオイ!^^;)やはり舞台というものがあると、気合も違ってきます・・・・。

 この『安宅』での一番のポイントは男舞に入るところ。『安宅』のみにある特殊な「山伏掛カリ」ですが・・・。自分でも予習していたのですが、いまいちよくわからないところも、やはりお稽古をしていただいて、何かをつかめた気がします。

 あと、一番の課題は掛け声。先生には「もうそろそろ、一皮むけないと・・・」と言われました。鼓の音も、もう少し強く打つこと。音は出るけれど、鳴らせばよいレベルからもう一つステップアップしなさいということ・・・・。手は覚えればよい・・・。けれど、掛け声って難しいです・・・・。私にとっては一番難しいかもしれません・・・・。

 掛け声も含めて、舞台で失敗しないようにちゃんと自宅で練習していこうと思います。そうだ、自分の『安宅』だけしかみていなかったけど、連調で『熊野』の道行~ロンギもやるのに、こちらのことは全く頭になくて、他のお仲間さんに言われて気づきました(爆)もうだいぶ前にやった曲ですので、忘れている箇所も結構ありそうなので、ちゃんとみてこないとなぁ・・・。




 今日の着物は季節もやっと春らしくなってきましたし、これをチョイスしてみました。テーマは「桜」。学生時代に初めて自分で買った着物なので思いいれもあります。桜と紅葉の模様があります。先生によるとこのように春のものと秋のものが混じっている模様を「雲錦模様」とか「春秋模様」と言うそうです。でも、私はこれは春にしか着たことがありません。お稽古の時はお気軽半幅帯。これにも桜模様があしらわれています。(けど、私はこの帯の麻の葉模様がお気に入りなんです♪)

花泥棒

2008年03月15日 | 雑感~ひとりごと
 ここ数日、体調が悪くて犬の散歩はもっぱら母親や他の家族任せ。(元々時間帯で分担していたりしたんですけど。)今日は体調も戻ったし、仕事から帰ってきて久しぶりに夕方のお散歩に。お散歩帰りには、いつも裏の自分ちの畑に寄ります。ちょっと今年(というか今シーズン)は、祖父のこともあったりで放ったらかし状態なんですが、それでも菜の花とか椿とか、祖母の趣味と実益を兼ねて植えています。
 ここは、いつも犬のおトイレスポットだし、遊ばせているんですが、今日もおトイレしそうだったから、走って畑まで来たら、見知らぬオバちゃんがいました。(というか本当はババアって呼びたいんだけど)そのオバちゃん・・・手に花を・・・って・・・・よく見ると

 それ、うちの椿なんだけど・・・・・折るなよ!!!!!!!

 オバちゃん、私と犬を見るなり、「あら、それ甲斐犬?」「まだ子犬なの?」「甲斐犬って頭いいんでしょう?」ってやたらとフレンドリー。
 ちょっと注意しても悪びれる様子もないし、余計頭きましたけど、ソフトに忠告しました。そしたら、犬は私の気持ちが分かったのか(私は声は荒げていません。あくまで冷静です。)、私がオバちゃんに注意し始めたら、犬は「ウーウー、ワンワン」って威嚇し始めて、しまいには飛び掛りそうに・・・・(さすがに怪我はさせるのはヤバイので、それは抑えましたが・・・・)そしたら、オバちゃん逃げていきました

 本当、オバちゃんの言うとおり、頭良い犬ですよ。あんたが泥棒っていうの分かるんだもん。

普段は通りすがりの人に対しても愛嬌を振りまきます。なので、この変貌ぶりには、でかした、紅!!!と思いました。もちろん誉めました。通常よりもご褒美アップしちゃいました(笑)本当、まだ子犬だけど、頼りになります(誉めすぎか?!)
 
↓↓↓そのご褒美をもらって、ご満悦な表情をしている普段はぶりっ子なお嬢さん・・・・
  
 右の写真は、まるで「うふっ」って言いながら歩いているみたい


 しかし、私は今日のオバちゃん以外にも花泥棒を現行犯で注意したことあったんですけど、みんな「きれいだから。」という言い訳をして、平然と枝ごと切ってもぎ取っていく。しかも今日のオバちゃんは「みんなやっているから、私もいいかなと思って。」って・・・・・・・もう呆れて物も言えません。みんながやっているからって、やるなよ・・・・。言い訳にならないよ。それがうちの畑だろうと、他所の畑だろうとやってはいけないこと。しかも、不法侵入?!って感じだし・・・・。これからも紅とお散歩というかパトロール箇所になったな(笑)

 ここ、よく家庭ごみも捨てられていて・・・(拾っても拾ってもいつも同じ洗剤の空き容器とか空き缶を捨てられたりもします・・・。)何か対策ないかなぁ。。。。家のすぐ隣というわけじゃないから、全く目が届かないんだよなぁ。。。
 はぁ。でも花泥棒って自分が悪いって思っていないでやっているだけあって、質が悪い・・・・・。