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C肝薬が欧米で承認、全主要ゲノタイプ(1から6型)対応 m3.comより

2017年08月10日 | C型肝炎ウイルスの治療
 
いよいよ、C型肝炎のほとんどのゲノタイプが含まれる薬が出てきました。凄い時代がまた一歩進んでいます。

以下引用になります。m3.comのニュースより

C肝薬が欧米で承認、全主要GT対応
アッヴィ、未治療で非肝硬変のGT1-6型患者8週間服用で97.5%に治療効果
化学工業日報2017年8月9日 (水)配信 一般内科疾患消化器疾患感染症投薬に関わる問題

 C型肝炎ウイルス(HCV)の主要ジェノタイプ(GT)すべてをカバーした米アッヴィのNS3/4Aプロテアーゼ阻害剤のグレカプレビル水和物とNS5A阻害剤のピプレンタスビルの合剤「MAVYRET」が、欧州と米国で相次いで承認された。一日1回3錠服用する。
 今回の承認は、27カ国2300例以上の治験に基づいている。未治療で非肝硬変のGT1~6型患者8週間服用では799例中779例(97・5%)で治療効果が認められた。同治験は慢性腎臓病(CKD)患者を含む。代償性肝硬変患者では12週間の治療期間で205例中201例と治癒率は98%だった。
 代償性肝硬変の有無にかかわらず、GT3の患者では16週間治療で69例中66例、治癒率96%だった。
 欧州委員会(EC)の承認は7月28日、米食品医薬品局(FDA)の承認は8月3日。

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