肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

10月30日 国会代表質問傍聴から 薬害肝炎弁護士の中川弁護士から

2009年10月31日 | 肝炎救済に関連して
以下薬害肝炎の弁護士さんの中川弁護士からの情報の転載です。署名活動にも話が及んでいてみんなの活動が実を結んできているのがわかります。

東京弁護団の中川です。

昨日の参議院での代表質問の内容です。
午後から原告さん,B肝訴訟の原告さんと弁護団(鈴木代表,中川)で参議院の代表質問を傍聴しました。

午前中は,公明党,午後は共産党,社民党からも制定を求める質問が出ました。与党である社民党からも制定しろという声が上がったのは意義があると思います。全政党が鳩山首相を包囲しているともいうべきでしょう。これに対して,首相の答弁は同じ答弁でした。(答弁内容としては,「早期に」→「早急に」(早期にも聞こえる)→「早期に」「迅速に」という変化ぐらいでしょうか。)
また,署名活動についても言及しています。全国キャンペーンの動きが伝わっているものです。

今後もみんなで頑張って,なんとしてでも臨時国会中の制定を勝ち取りましょう。以下,動画(参議院のサイトで配信されています)の文字おこしです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
午前
公明党の山口那津男代表
「今後議員立法によって救済を急ぐべき課題として肝炎対策や原爆症対策があります。肝炎対策について公明党は,自民党とともに肝炎対策基本法案を提出し,成立に向けて民主党案との調整を図ってきましたが,残念ながら先の衆院解散により廃案となりました。こうした命に関わる問題は党派を超えて最優先で取り組むべきではないでしょうか。」
鳩山首相
「肝炎の患者の救済及び原爆被爆者救済のための立法措置についてのご質問でありますが,肝炎対策にかかる法制定については,従前から肝炎患者の皆様方からの大変強いご要望も頂き,法制定を求める署名活動も盛んに多く集めておられることも充分に理解をしております。したがいまして,肝炎患者の皆様がたの思いが早期にかなえられますように,そのように致すことが大事だと考えておりまして,適切に対応して参ります。」

午後,
共産党の市田忠義書記長,
「今,薬害肝炎被害者は,B型,C型を問わず,すべての政党が約束した肝炎患者の恒久対策のための支援法の制定をギリギリの思いで待ち望んでおられます。総理,今こそこの約束を果たし,今朝の答弁のような早期に適切にではなくて,今国会で直ちに支援法を実現させるべきではありませんか。総理の決断を求めます。」
鳩山首相
「肝炎患者の支援のための法制定についてのご質問を頂きました。この問題はこれまでの通りです。肝炎対策にかかる法制定について従前から肝炎患者の皆様から大変強いご希望を頂いております。法制定を求めた署名も数多く集められております。大変大事な問題だと思っておりまして,肝炎患者の皆様方の思いが早急(「早期」とも聞こえる・・・)にかなえられるようにすることが大事だと考えておりますので皆様方と一緒に,適切に対応したいとそのように考えております。。」

社民党・近藤正道議員
「また,命を大切にする鳩山内閣においてこそ患者の皆さんの悲願である肝炎支援策の基本法を早期に制定すべきと考えますが如何でしょうか。」
鳩山首相
「肝炎患者の支援の法制定についてのお尋ねでございますが,これも申し上げましたように従来から肝炎患者の皆様からの大変強いご要望,署名活動も頂いているところでございまして,肝炎患者の皆様方の思いが早期にかなえられますように議員の皆様と一緒に協力をして適切に迅速に対応して参りたいと思います。」
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国会請願署名の提出があります 11月5日までに

2009年10月30日 | 肝炎救済に関連して
今回、国会への署名提出が11月10日ということで、11月5日までに集まった分を集約できるよう送って下さいと連絡がありました。署名の提出先は署名用紙の団体へ送って頂ければと思います。
法案が出来るまで、なんどでも、提出するので、今回の集約後も国民に広く理解を得るために集め続けていけたらと思っています。

肝炎支援法の行方が ニュースジJapanに 29日 30日

2009年10月29日 | 肝炎救済に関連して
肝炎支援法の動きが少し出てきたようで、10月29日今日と30日明日ニュースJapanで流れるようです。遅いので見れる方は是非、録画もしてみて下さい。
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肝炎支援法実現 街頭署名と医療講演 in 北海道 岩見沢 旭川 大阪 豊平 決まりました

2009年10月28日 | 肝炎救済に関連して
ウイルス肝炎患者支援全国キャンペーンってことで道内中心の企画を今後の予定(出来るんでないかなあを含め)を並べてみました。
街頭署名お誘いもかねて。あ、道外の肝がん検診団の活動も加えています。
確実な日程ではないので、必ず、直前に確認してくださいね。
他のもあったら是非教えてください。また、参加できる方は是非おへんじくださーい。
街頭署名は30分から60分くらいなので、体調に合わせて参加して頂ければうれしいです。

必ず、肝炎支援法を実現させましょ-。絶対出来る。そう思う人が増えれば必ず出来るんですから。

11月12日木 岩見沢駅前 午後5時から5時半
        医療講演 午後6時~ まなみーる「岩見沢市民会館」会場で署名集めます

11月15日日 苫小牧肝がん検診 会場で署名集めます。 14土から変更になりました。

11月21日土 旭川 医療講演 午後4時から 旭川市民文化会館 第2会議室 医療講演会場で署名集めます。

11月28日土 大阪 医療講演11:00~ 大阪コロナホテルと患者さんや支援者との交流
        会場で署名を集めます。
        交流会参加希望者でお弁当(1200円)必要な方は申し込みお願いします。
        コメントでもOKです。
12月3日木  札幌市豊平区 医療講演 午後6時から きたえーる 中会議室

講演の基本的な内容は以下の通りです。相談も受けていますので、是非ご参加下さい。
きっとかなう夢のために ー肝がんの不安が無くなる世の中を目指してー
   ○肝臓によい日常生活(アルコールとのつき合い方など)
   ○ウイルス性肝炎を取り巻く状況と最新治療
 講師 札幌緑愛病院 肝臓センター所長
    肝がん検診団 団長      川西 輝明 先生

 

 
8月23日日  北大学術交流会館午後1時から 市民向け公開講座の内科肝癌治療担当終了 ビラ配ってもらいました。
8月24日月 札幌市白石区 地下鉄白石駅前 午後12時から1時 署名100筆 ビラ30枚
       2時から札幌コンベンションセンターで医療講演
8月28日金 9時から大通11丁目で街宣署名、札幌地方裁判所 午前10時から B型肝炎訴訟傍聴。
9月 5日土 北広島 午後2時から 北広島駅東口(北広島市芸術文化ホール側) 40筆 ビラ20枚
       医療講演 午後3時~ 北広島市芸術文化ホール 90筆 ビラ100枚      
9月12日土 札幌市三越パルコ前 午後5時から30分 東京薬害原告さんたちと 250筆 ビラ300枚  
9月19日土 午後4時から上川町で医療講演、15筆集まりました
9月20日日 大通3丁目と4丁目の駅前通 午前11時から30分 250筆 ビラ100枚
       午後1時から医療講演と患者さんや支援者との交流
           札幌市 中央区の難病センター 30名参加 交流会10名参加
9月26日土 福岡 40名参加 交流会30名参加
10月1日木 札幌市南区 地下鉄真駒内駅前 午後4時半~5時半 150筆 ビラ50枚
       医療講演 6時~ もいわ地区センター
10月17日土 医療講演 福井 9:30~ AOSSA ふくい県民活動センター 60名の参加
10月22日木 札幌 午後1時~ 大通10丁目 B型肝炎 札幌訴訟地方裁判所傍聴 午後2時~
10月24日土 江差肝がん検診 会場で署名集めます。
   全国一斉 街頭署名活動 肝炎支援法を求めて 北海道は以下で行います。
        街頭署名 札幌 JR札幌駅前 午後1時~ その後交流会検討中
        街頭署名 函館 五稜郭 午後4時~
        医療講演と患者さんや支援者との交流 午後5時~ 国際ホテル ハーモニーホール
10月25日日 函館肝がん検診 会場で署名集めます。

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道新の函館版 夕刊に載りました-。

2009年10月27日 | 肝炎救済に関連して

10月24日の活動が、10月26日道新の函館版の夕刊に載りました。ロバの肝炎日記のブログに載っていました。ありがとうございます。
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インターフェロンベータ製剤とリバビリンの併用が可能に2009年10月16日

2009年10月26日 | C型肝炎ウイルスの治療
2009年10月16日より東レ株式会社 第一三共株式会社 東レ・メディカル株式会社
天然型インターフェロン ベータ製剤 フエロンR の 「C型慢性肝炎に対するリバビリンとの併用」の効能追加について
東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:榊原 定征、以下「東レ」)はこのたび、 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、社長:庄田 隆、以下「第一三共」)と共同 開発し販売している天然型インターフェロン ベータ製剤フエロンR(製品名: 「フエロンR注射用100万・注射用300万・注射用600万」)* について、「リバビリ ンとの併用によるC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善」を新たな効能・効果と して国内で承認を取得しましたのでお知らせします。これにより、フエロンR はイン ターフェロン ベータ製剤としては初めて、リバビリンとの併用が可能になりました。 なお、本効能に対する使用は本日より可能となります。

ということで、いよいよベータ型のインターフェロンがリバビリンの併用療法可能となります。
この製剤の利点としては、うつや脱毛と言った副作用が少ないことが知られているので、女性の方に特に喜ばれるのではないかと思われます。間質性肺炎の合併症もアルファ製剤より少ないことが予想され、従来のアルファ型のインターフェロンでの副作用で悩んでいた方には朗報となるかもしれません。
ペグインターフェロンと較べると、従来のインターフェロン療法のように毎日から週三回の注射が必要となるため通院回数が増えることに難点はありますが、患者さんの状況に会わせた治療が広がっていくことは望ましいことだと思います。
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函館肝がん検診終了 31名受診 2名肝がん疑い

2009年10月25日 | 肝がん検診
函館の肝がん検診を行ってきました。31名の受診でスムーズに流れたのですが、受診者の中から2名肝癌の疑いのある方が見つかりました。治療可能な範囲で見つかったのでよかったといえますが、出来ないように関わっていきたいという思いはさらに強くなりました。

江差肝がん検診 函館街頭署名 医療講演してきましたー

2009年10月25日 | 肝炎救済に関連して

10月24日全国各地で、署名活動がありました。各地区でのマスコミの協力も得ながら大きな運動になったかと思います。

江差の肝がん検診は47名の受診、肝癌の方はいなかったですが、インターフェロンを検討した方がいい方が2名いました。

私が参加した,函館も午後3時40分から4時半まで、10人を超える規模で署名活動をすることが出来ました。函館の患者会の川上さんが、準備にがんばってくれて、スピーカーも借りてきてくれた方もいて、毎回パワーアップしてるって感じです。
北海道地区では、患者会のはまなす会、はるにれ会、肝がん検診団、タイアップの方々JRの労働組合、B型肝炎訴訟原告団、薬害肝炎原告団、両弁護団が、積極的に活動に参加して行っています。

署名も検診会場や街頭署名で行い200筆以上集まり、ビラも200枚はました。

その後、国際ホテルで医療講演を行い、30名の参加で、みなさん熱心に聞いてくれました。患者会や支援者の会の存在もアピールすることが出来たのでとてもよかったと思います。

写真は、上からはまなす会の会長の川上さん、真ん中が丸井さんの前での街頭署名、左下が講演会場、右下が肝がん検診スタッフです。

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江差肝がん検診 開始-

2009年10月24日 | 肝がん検診
今回はいつもの場所と違っていたので、前の方がいいなと言われたのですが、来年はまた戻せるかなと思います。
受診者の方から厚沢部の施設を使ってください、いい施設ですからと言われて、それもまたうれしい話ですよ。
会場が慣れない場所だったので、ばたばたしましたが、順調に進んでくれているかなと思います。

いよいよ明日 全国一斉街頭署名はじまります

2009年10月23日 | 肝炎救済に関連して
肝炎基本法の国会での成立を目指して、街頭署名を行います。お近くの署名の場所に駆けつけて、運動を盛り上げてください。
国民の理解をマスコミの報道をすべての力を結集していくことが、この問題の解決につながります。みなさんの、一歩をこちらに向けて頂ければと思います。
ちなみにKawanishiは、函館にいます。

小松弁護士さんからのメールを転載します。

原告、支援者の皆様
小松です。

いよいよ明日は全国一斉キャンペーン活動の日です。
政権交代はしましたが、私たちが求める肝炎患者支援法が臨時国会で成立するか
はなかなか大変な、微妙な情勢です。
臨時国会で成立させるか、いつ出来るかわからない先送りにしてしまうか、私た
ちの運動と、社会的な支援、世論にかかっています。
私たちは、裁判においても、社会にアピールして世論を支援を勝ち取り、切り開
いてきました。
今、原告の皆さんが打って出るときです。原告団は臨戦態勢を固めつつあります。
そして、支援者の皆様、どうぞご支援、ご協力をお願い致します。

日程、場所は以下の通りです。
宣伝後、交流会が実施されるとこともありますので、お時間のある方はそちらに
もご参加ください。

10月24日
13時~          札幌駅前(北海道)★
16時~          函館五稜郭前(北海道)★
12時~13時       旧佐々重ビル前(仙台)
11時~12時       海老名駅(神奈川)★
                   ミニ集会後再度街宣
11時~12時       中野駅前(東京)
12時~13時       有楽町マリオン前(東京)★
12時30分~13時30分 JR富士駅前(静岡) 
13時~14時       長野駅善光寺口(長野)
13時~14時       松本駅お城口(東口)(長野)
13時30分~15時    大宮駅西口(埼玉)★
14時~15時       柏駅前(千葉)
15時~17時       JR草津駅前(滋賀)
    13時30分~15時    元町・大丸百貨店前交差点(兵庫) 晴
天時
                  三宮・西南の交差点(兵庫) 雨天時

13時30分~14時30分 広島本通り入口(広島)
11時~12時       出雲ラピタ本店横(島根)
14時~15時30分    唐戸カモンワーフ(山口)
14時~15時       新居浜市グランフジ前(愛媛)
14時~15時       西鉄福岡駅前(福岡)

10月25日
10時~          京都タワー交差点(京都)

10月31日
11時30分~12時30分 名鉄駅百貨店ななちゃん人形前(名古屋)

★印は、街頭キャンペーン後交流会実施
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札幌 大通街頭署名 札幌B型肝炎訴訟傍聴 行ってきました-。

2009年10月23日 | 肝炎救済に関連して

10月22日木 札幌 大通10丁目 街頭署名 午後0時40分から1時25分まで
 肝炎友の会はるにれ会3名、肝がん検診団3名、B型肝炎訴訟原告団3名、B型C型肝炎訴訟弁護団1名、JR青年部から11名。計20名の参加で、ビラもどんどん配ってもらって、道行く人たちに、かなり渡すことが出来ました。
初めて参加した方から、私の家族も肝炎なんですと言う方に会えて、本当にこの行動のありがたさを実感しましたと言ってくれる方もいました。マスコミを巻き込んだ活動にいつもなるわけではないですが、地道に仲間を理解を広げていくためにも大事なんだなと思いました。
署名75筆、ビラ200枚
寒かったです-、みなさん風邪をひかないよう、気をつけて下さいね。

午後1時半からB型肝炎訴訟の札幌地方裁判所前で集会
午後2時から 8階で、口頭弁論が行われました。証拠の確認、原告10番さんの意見陳述が行われました。
B型肝炎が診断され、昔の診断基準で治ったと言われ安心していたのに。その後肝炎が進行していたことがわかり、職場の偏見などにもあい、非常に辛い時期には自殺まで考えたという、生々しい話でした。現在はがんの治療を受けて、苦しい状態が続いいていること、国の早急な解決を求めることの必要性を強く感じました。

その後、近くの弁護士会館で、集会があり
川西の方からはB型肝炎の検査数値の見方とか、ガイドラインの治療方針の解説などして、その後、前回の裁判から今回までの原告の方々の活動の報告がありました。東京での集会が何度もあったりして、動きが激しいなあとびっくり。

弁護士さん達が裁判所から戻って、国との協議の報告、裁判所の方は、和解の方向で話が進めると思っていたら、国は全く理解が得られないような状況のように見受けられました。生検が変わっても対応が変わっていないことに落胆したと弁護士さんたちは話していました。しかし、今後の政府の動きは期待できるのではないかと言う話も混ざっていて、期待通りのものに近づきつつあるのだなと思いました。

さらにその後、原告さんの交流会懇親会が続き、みんな元気にがんばろうって雰囲気に私も元気をいっぱいもらいました。

江差函館方面がんばってきますー。
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B型肝炎訴訟 街頭署名と傍聴と勉強会 札幌地裁 大通公園ですー

2009年10月21日 | 肝炎救済に関連して

10月22日木 午後1時から大通西10丁目と11丁目の間の歩道で、街頭署名します-。

肝炎友の会はるにれ会1名以上 肝がん検診団2名、JRのPSCの青年部の方3名が今のところ、連絡頂けました-。
連絡無しでの飛び入り参加もOKです。

13:30からの札幌地方裁判所でのB型肝炎訴訟集会にも合流します。
裁判の後B型肝炎の治療についてのミニ講演会をします。B型向けの講演ってあまり機会がないので気になる方は是非参加して下さいね。

特に傍聴は、たくさんの方の参加をお願いします。
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