2014年4月29日火アステイ45で行った肝臓医療講演。67名の方が参加してくれて、会場があふれそうになってどきどきでした。
岐阜の大垣市民病院から熊田副院長に来て頂いて、最新の治療を含め、これからのウイルス性肝炎の治療がどうなっていくのかを教えて頂くことができました。
最初に、食事療法と運動療法でご自身の減量が18k成功された話を聞いて、おー、すごいって思いました。
また、ヨーロッパの肝臓学会での最新の話もてんこ盛りで、ソフォスビルでほぼ解決って話が印象的でした。
C型肝炎のゲノタイプ1型のみならず、2型についても経口2剤が登場する話なんかもあり、本当に治っていくのだなと実感できる内容でした。耐性ウイルスについては、日本外ではあまり気にしないでいいだろうという視点の先生方が多いという話もあり、今後との検討でどうなっていくか注目したいところです。
B型肝炎もs抗体が出てくる患者さんの話もあり、治らないと思っていたB型肝炎も治る時代へと突入してることをさらに実感しました。
肝臓の基本の話から最新の治療までとてもわかりやすく話してくれていて、とっても勉強になったことと思います。
その後療養相談を行い、はるにれ会の懇親会へ参加してきました。
今回の講演で私が衝撃を受けたくらいびっくりだったのは、写真のスライドです。
これは、腹水や肝性脳症がある100名の患者さんにソフォスビルとリバビリンを使った報告で、腹水や脳症が消失した人がいるという報告があるということでした。今まで肝不全期に使ってはいけないという薬が多かったので、肝硬変がかなり治るって話に近いものです。この話はすごいと思いました、早くみんなが使える薬になってほしいと思わずにはいられなかったです。
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以下今回の案内文章です。
岐阜の大垣市民病院の熊田卓先生が来てくれます。ポスタープログラム内容はこれで決定です。
たくさんの患者さんを診てきている先生で、これからのウイルス性肝炎の治療の展開を豊富な臨床経験から語ってくれることと思います。是非、聞きに来て下さい。私の大好きな先生の1人で、患者さんを元気にしてくれるお医者さんの1人です。 2014.2.17作成 2014.4.24更新 会場は16階 1605中研修室です。後援に札幌と北海道がついてくれました。
元気の出る肝臓医療講演 in 札幌
日時 4月29日(火)祝日 午前10時~12時まで
場所 アステイ45 決定 16階 1605 中研修室
住所 北海道札幌市中央区北5条西5丁目
○肝臓を元気にするために日常生活での気持ちの持ち方など
講師 札幌緑愛病院 肝臓センター川西輝明医師
○B型・C型肝炎は治る時代へ ウイルス性肝炎治療の未来は明るい
講師 大垣市民病院 消化器内科 熊田卓医師
医療相談 講演会終了次第 川西担当
肝炎についてお悩みのある方の医療相談に応じます。肝炎が治ったと言われた方でも定期的な受診や治療が必要な場合もありますので、お気軽にお越しください。
お問い合わせ 肝がん検診団(留守番電話)011-350-1008
共催 肝がん検診団 肝炎友の会はるにれ会
後援 札幌市 北海道 北海道肝炎患者対策協議会
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