先日、東京に行ったときに、千葉の久野さんの新聞記事をおしえてもらえました。頑張っている方々の話は、私たちにも元気をくれるのでご紹介します。
空:助ける笑顔 /千葉
今月18日、JR千葉駅前で肝炎患者支援法の制定を求めるキャンペーンが行われる。そう聞いて、1年前の取材を思い出した。
寒空の下、C型薬害肝炎訴訟の県内唯一の実名原告、久野郁子さん(50)が、支援を呼びかけるビラ配りで声をかけた男性から怒鳴られた。「そういうの嫌いなんだよ、甘えてんじゃねえ」。それでも久野さんは、笑顔で「よろしくお願いします」と答えた。
笑顔の理由は「私が笑顔でいると、患者の仲間や、まわりの人が助けられるかなと思うから」。闘病し、差別や偏見と向き合い、実名で薬害被害を訴えてきた。「もっと苦しい思いをしている人がいる」と。そんな中、笑顔を続けていることは素直にすごいと思う。
久野さん。これからも笑顔で頑張ってください。私もあなたの笑顔を見るたびに「僕も頑張らなくちゃ」と考え、助けられている一人です。【神足俊輔】
毎日新聞 2009年1月12日 地方版
空:助ける笑顔 /千葉
今月18日、JR千葉駅前で肝炎患者支援法の制定を求めるキャンペーンが行われる。そう聞いて、1年前の取材を思い出した。
寒空の下、C型薬害肝炎訴訟の県内唯一の実名原告、久野郁子さん(50)が、支援を呼びかけるビラ配りで声をかけた男性から怒鳴られた。「そういうの嫌いなんだよ、甘えてんじゃねえ」。それでも久野さんは、笑顔で「よろしくお願いします」と答えた。
笑顔の理由は「私が笑顔でいると、患者の仲間や、まわりの人が助けられるかなと思うから」。闘病し、差別や偏見と向き合い、実名で薬害被害を訴えてきた。「もっと苦しい思いをしている人がいる」と。そんな中、笑顔を続けていることは素直にすごいと思う。
久野さん。これからも笑顔で頑張ってください。私もあなたの笑顔を見るたびに「僕も頑張らなくちゃ」と考え、助けられている一人です。【神足俊輔】
毎日新聞 2009年1月12日 地方版