肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

北海道の制度更新 わかりやすい解説

2008年05月31日 | 肝炎救済に関連して
函館の肝炎友の会のはまなす会の方でわかりやすい解説があります。是非ご覧下さい。

北海道 インターフェロン助成 新制度へ変わります

制度を受給している人には道からお知らせが行くようになっているようなので、わからない点は電話をして聞いてみましょう。

インターフェロン治療を行う人への医療費助成の制度は、従来より自己負担額が増えることのないようにする。
○ 市町村民税「非課税」世帯の万は、自己負担はなし。
○ 市町村民税「課税」世帯の方は、国の基準負担額が道の基準負担額より多い場合は、その差額を道に請求し、後で償還払いをする。

インターフェロン治療以外の肝炎治療を行っている方は、現行制度継続
・抗ウィルス剤使用のB型慢性肝炎
・B、C他慢性肝炎(肝機能が基準値の2倍以上)
・インターフェロン終了後1年以内など
・肝硬変(インターフェロン以外)
・ヘパト-ム(肝がん)

第44回日本肝臓学会総会 行く予定です

2008年05月31日 | 学会研究会報告新聞記事など
今週は、水曜日から松山に行ってきます。なにげに、検索をかけたら

第44回日本肝臓学会総会 2008年6月5・6日 県民文化会館ほか 予定参加人数:2500名

2500人も来る学会だったのーっと、今更びっくり。全国から集まるから、医者もそれだけいるって事ですよね。
勉強してきます。それにしても、全国行くのが苦じゃなくなるってのは、すごいなあと出張の数でなれるものなんですね。
札幌から隣町に行くような感覚に、ってそんなに近い感覚ではないかなあ。
病院を離れても、電話もメールも便利になって、医師のバックアップも以前と比べてとても安心ができる体制になっているのもすごいことですよね。ポケベルがなったら電話をかけ直す時代から医師になったので、ふと時代の流れはすごいなあと感慨にふけってしまいます。

ウイスル性肝炎進行予防防止対策 北海道のとりくみ 2008年5月30日

2008年05月30日 | 肝炎救済に関連して
北海道では、この間、ウイルス性肝炎進行予防防止対策として、継続している制度があります。今回国の制度を取り入れて申請が必要となる患者さんがいると言うことで書類が、患者さんの所に届いています。
これは、必要な患者さんとそうでない患者さんがあり、混乱されている方もいますので、現時点で、申請が必要な人はインターフェロン療法を行っている人だと思っていただければ、まずは、いいかなと思います。

今までの制度は9月末まで有効ですので、あわてて申請をし直す必要はありません。インターフェロンも長期両方に入っている方は、今出しても、9月の切り替え時期に出しても、国の制度は利用できるはずなので、いつから切り替えるかは、主治医と相談するという形で飯野ではないかと思います。
インターフェロン療法以外の方は、この間の制度が適応されるので、あせらずに今まで通と思っていていただければと思います。

現在、経過措置として継続されている患者さんについては、なんとか、延長ができないかを交渉中とのことですが、このままでは着られる方向になるため、先日、民主党の道議の道下さんもなんとか、続けられるように交渉したいと話していました。みなさんの声が届くよう、いろんな方法でアピールしていきましょう。

ウイルス性肝炎に関わる生命保険について

2008年05月30日 | 患者さんとの関わり
川上さんのホームページをみていたら、生命保険の可能性について記述してるホームページがありました。生命保険の会社によっても判断がいろいろありますが、一つの例として参考になればと思いこちらにもリンクさせておきます。決して勧めているものではありませんので、情報としてみてください。

健康豆知識 ウイルス性肝炎の生命保険お引き受けについて

たんぽぽ 綿毛

2008年05月29日 | 花、植物、風景

散歩してるとあちこちにタンポポの綿毛が、もうすっかり無くなって芯だけのもありますが、タンポポ畑の時に写真とればよかったなあとちょっと後悔してたり。でも、来年またたくさん咲くんだなあと楽しみにすることにします。
タンポポも頑張ってるなあって思ったり。

B型肝炎ウイルスの測定法 タックマンHBVに変わります

2008年05月26日 | B型肝炎とC型肝炎ウイルスの測定法
C型肝炎ウイルスの測定法と同じ、TawMan(タックマン)法に変わります。
測定限界が、これまでの2.6Logコピー/mlから、1.8Logコピー/ml(70コピー/ml)になります。より少ないウイルス量を測れることにより、抗ウイルス薬の効果やウイルスの存在を調べることができ、臨床にも役だと思われます。
私の勤めている病院では2008年5月26日より導入されました。

B型肝炎ウイルスのウイルス量測定 タックマン法に

2008年05月25日 | 肝臓センター
C型肝炎のウイルス量測定が、タックマン法に変わったのは以前お知らせしました。
B型肝炎ウイルスの測定もタックマン法が可能になってきたとのことで、私たちの施設では26日から切り替わります。
2008年8月くらいからと思っていたら、予想より早く切り替わったという感じです。単位と量については、同じですが測定限界値がどのくらいか、わかりましたら載せていきます。
C型肝炎のウイルス量測定、タックマン法

肝炎肝癌についての相談 再掲載 カウンター

2008年05月25日 | 肝臓センター
現在、私の方も相談にのれます。返事が遅くなることがありますこと、お許しください。メッセージやコメント欄を使用して、相談していただければと思います。
肝癌検診団の相談コーナー
もしくは、このブログ(肝臓病と共に生きる方を応援します)の記事のコメントのところへ相談内容を載せてくれると公開していいものは公開しますし、個人情報が載っているものは公開せずに相談にのることも可能です。メルアドを記載していただければと思います。電話での対応は時間的に難しいのでできるだけ、メールで対応していきたいと思います。

また、公開すると同じような悩みの方の解決にもなるので、公開してもよろしい場合は、その旨記載していただけると有り難いです。

私も参加しているブログのMELITの掲示版 では、慶応の肝臓専門の加藤先生も質問に答えてくれますので、活用してみてください。


カウンター

小学校の運動会 筋肉痛が痛い

2008年05月24日 | その他

今日は天気もまずまず、ちょっと風が強かったかな。子供たちが元気いっぱい、競技や演技を見せてくれました。おじいちゃんおばあちゃん、家族親族、いろんな人たちが集まって、楽しく過ごせる瞬間だなあと、みんなの笑顔がとても素敵でした。
子供たちから元気をもらう事ってたくさんありますよね。

ちなみに私はPTAの競技で綱引きに出ました。私の入った方が勝ったのですが、いつも、怪我しないようにって参加するんだけど人一倍本気で綱を引いている自分にちょっと、おいおいと言いたくなります。おかげで両腕両脇と筋肉痛で痛いです。
明日休みでよかった。。。

針の使い回し 今も。。。

2008年05月24日 | 肝炎救済に関連して
ショックなニュースがありました。針の使い回しがいまだに行われているという現実。C型肝炎、B型肝炎が広がる原因となる行為。知らない医療期間がこんなにあったなんて。。。

個人に責任はないんです、肝炎の患者のほとんどはこのような行為で感染していると確信する事件でした。
医療の監督責任、教育など国が十分な対応をしきれなかったことが原因となっていること。患者さんは、自分のこととして治療を補償してもらうことを獲得して行かないと大変なことになります。

まだまだ、理解が不十分なことがたくさんある、みんなで、自分がなぜ病気になったのか、健康を取り戻すためにどうしていくべきか考えていきましょう。

患者会への参加は、その一つの行動です。忙しい人もたくさんいますし、大変な世の中ではありますが、インターフェロンでウイルスが消えた方も、これから治療を受けられる人が増えるように是非行動を起こしていただければと思います。

新つなぎ放題 ネット25から変更

2008年05月24日 | その他

ふと、データ通信のモバイルの所をみていたら、あら、私が今はいってるプランよりいいのがある。と発見。注文してしまいました。今まで入っていたのは、ネット25って、やつなのですが、月25時間利用をこえると、高くなるんです。それが、いまだとつなぎ放題で、もっと早いときた。情報化の波も早いですねえって、知らなかっただけだけど。
もっと早いG3って規格もあるけど、これはまだ都市部でしか使えないので、地方で使いたい私はまだまだ、PHSのお世話になっています。これですこし、快適な通信環境にまたなるかなと。

あとは、カードが小さくなってくれたらいいんだけど、でかいなあこれ。

写真の左が今回買ったカード、真ん中が今まで使っていたもの、左がb-mobileという通信時間で購入するカードです。二台で使うときがあったりするので、いろいろ、使い分けています。

第44回日本肝癌研究会 in大阪 2日目 肝がん治療後の肝移植

2008年05月23日 | 学会研究会報告新聞記事など
肝がん治療後の肝移植の話が内科側から、実際に移植につながる人、検討してもできない人、すべての人にできる治療でない悩みなど、症例の数が蓄積されるなかで、どんな時期にどうやるべきかなど、だんだんと見えてきている気がしました。しかし、治療の進歩によっても、病気の状態によっても、いろんな場合があり悩ましいです。

肝がん治療後のインターフェロンについては、発癌抑制の話ばかりでなく、肝臓の働きを保つことができることなども普通に発表されるようになってきていて、より効果的に治療を継続するためにも、肝がん治療後や肝硬変でのインターフェロンが保険適応となって逝くことが必要だなあと感じました。