肝臓友の会はるにれ会元会長さんを偲んで
2025年2月肝臓友の会はるにれ会の元会長さんが亡くなりました。私との出会いは、1992年、2001年と肝がんの手術を受けて、これ以上悪くならないためにもC型肝炎に対してのインターフェロン治療を受けられないかと相談に来た2005年1月頃。C型肝炎のウイルス量もおOK効きにくいといわれていた1b型でもあったのですが、週1回のペグインターフェロンだと副作用が強いからと、2005年1月に2週に1回半分量で開始して、2006年3月に陰性化し、2007年4月に終了、その後持続陰性が得られました。2010年10月に肝がんが再発、動注療法とラジオ波焼灼術にて治癒、その後2023年10月人工透析をうけ、2024年4月肝がん再発、肝動脈塞栓術を受け頑張っていました。2025年2月股関節部分の骨折を起こし、亡くなる形となりました。
私が医師になった頃に肝がんの治療を受け、まだ全国的にも主流ではなかったインターフェロン少量長期投与を受けてウイルスが陰性化、腎臓の人工透析や肝がんの再発で弱気になったこともありましたが、患者さんたちに勇気を与え続けてくれたその存在はかけがえのないものでした。何人もの患者さんが救われたか本当に数え切れないという感じです。
私も医師として、育ててもらった患者さんの人でもあり、ご冥福をお祈りいたします。
先日診察室で、先生のダイエット法がのりましたよーって、患者さんがしんぶんを持ってきてくれました。
6ヶ月で6kgの減量に成功したというもの、高脂血症や痛風の薬もやめてみて今のところ大丈夫になってるという話し。うちの患者さんですねえ。ありがたいです。
中小企業家しんぶんさん 2024.8.5 第1660号の円卓というコラム部分でした。
これからもより効果的な食事療法の工夫をいっしょに作って行きたいと思います。
#元気で長生きを一緒に# 健康まつり 2023年7月27日(木)10時から15時まで
肝がん検診団と肝臓友の会はるにれ会の企画として健康まつり(大人と一緒であれば子供さんも参加OK)をやってみようと思います。といっても、水色の木もれ陽研修センターで、#医療講演の動画 上映と童心に帰るような、#わたあめ や #くじ引き、#はちみつチャレンジ (はちみつの試食)コーナーって感じで、ちょっと寄って楽しんでもらう的なイメージのお祭りです。
元気で長生きを一緒にをテーマに、楽しく過ごしながら健康について考える機会になればと企画しました。お祭りのスタッフは、肝がん検診団のスタッフ(肝臓クリニック札幌のスタッフでもあります)が担当。元気で長生きにつながるきっかけに楽しく童心に帰ってみませんか。
この時期は #肝臓週間 (肝炎デーにあわせての1週間、2023年は7月24日(月)から7月31日(日))でもあります。
当日はお祭り通貨(コイン)を3枚(1回目は無料)お渡しして、そのコインで各種イベントを体験してもらう予定です。2回目のコインは(3枚200円くらい)の予定です。
日本・世界肝炎デー
元気で長生きを一緒に
健康まつり
対象 大人(大人と一緒に子供さんも参加OK)
日時 2023年7月27日(木) 10:00から15:00まで
場所 水色の木もれ陽研修センター
10:00 実行委員長挨拶
10:05〜13:30 企画体験 短冊作り
わたあめ はちみつ体験 くじ(それぞれコイン1枚)
医療講演上映
13:30〜13:50 肝炎ウイルス検査&脂肪肝エコー無料体験
14:00〜14:40 元気で長生き医療講演
血圧・血糖値・コレステロールが気になる方に
脂肪肝や生活習慣病にも効果的
「にこたま療法」伝授します
歌の集い 青い山脈
15:00 終了 2023.7.14作成記事
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肝がん検診団企画で、2021年10月9日(土)日中、日頃お世話になっているスタッフと患者さんたちとで19名で定山渓の森の謌に行ってきました。
ランチブッフェと温泉でくつろいで楽しんできました。紅葉もはじまってきていて、道中も山の中を走って紅葉を楽しんできました。定山渓の入り口の渋滞は30分以上かかったので、行かれる方は早めに行くのが吉と思います。
肝臓友の会はるにれ会の会長の浦田さんのあいさつしていただいて、一泊の観楓会が今回はできず残念でしたが、みんなで楽しく交流してきました。自粛で一人ぼっちでいたストレスが解消になったと喜んでくれる方々の参加でよかったです。スタッフのこどもたちも喜んでくれたようで、こどもたちが楽しそうにしてる姿にも癒されました。まだまだ外出が怖い方もいるかと思いますが、自然の中の空気をいっぱい吸って体にエネルギーを取り込んでいくのも大事なので、是非いろんな機会を作ったり活用していって下さい。
観光地や飲食店は対策がしすぎなくらい充分されています。マスクができない人への配慮はまだまだ足りないですが、みんなと交流することで元気になれる方はどんどん出かけてほしいと思います。
今回は、私と腰が痛くて調子が悪くなった患者さんが、ご飯食べたあと少し早めに帰ることにしました。家まで無事送って行きました。医師の車で送迎です(医師付き旅行の強みですねえ)。車に乗って横になりながら、患者さんから、「横になって休めてほんと助かるわあ。自粛自粛で家の中ばかりでストレスがたまるし、必要なのに病院に受診すらできない人もいる。こうやってみんなと会って話ができること本当に嬉しいストレスも発散できたわ。先生ありがと。」と言われて私も嬉しくなりました。
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参加できる方は是非いろんな思いを聞くことができます。私も参加予定です。
第4回 オンライン開催(Zoomミーティング) Dr.シンゾウと患者学 in北海道
主催 一般財団法人北海道難病連
2021年5月13日(木)15:30から17:30
話題提供①『感情を大切にする』
慶應義塾大学 名誉教授
上智大学グリーフケア研究所 研究員 加藤 眞三 先生
話題提供②『病気と上手に付き合うためのアンガーマネジメントテクニック』
日本アンガーマネジメント協会 北海道支部 副支部長 岡澤 史子 さん
話題提供③『メディアの中の人が語るナニが悪者だ!? 』
北海道新聞社 末角 仁 さん
3名の話題提供後 参加者の皆さんと意見交換の時間を予定しています。
コーディネーター 増田 靖子(一財)北海道難病連 代表理事
事前申込・Zoom参加方法
☑ 北海道難病連ホームページ イベントページから申込→後日「参加用Zoom ID」等を返信
☑ 開催当日、Zoomアプリを起動して上記ID等を入力し「Dr.シンゾウと患者学」に参加
お申し込み
北海道難病連ホームページより申込
https://www.do-nanren.org/event
(一財)北海道難病連 担当 鈴木
お問い合わせ ☎:011-512-3233 (平日10:00~16:00)
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2016年1月23日肝臓友の会はるにれ会新年会で川上さんと
2021年3月川上博史さんが亡くなりました。肝臓以外の病気で急に容態が悪化してとのことでした。
函館の肝臓患者さんの患者会 はまなす会の会長をしてた方です。北海道肝炎対策協議会の代表も務めてくれていて、肝炎患者救済のために一緒に活動してくれてた方でした。B型肝炎訴訟の原告としても活動を続けてくれました。
とにかく精力的に全国全道とあちこちに足を運んで肝炎患者救済のために活動を続けてくれました。肝がん検診の行政へのお願い行動は毎年してくれていましたし、道南地区での肝がん検診団の医療講演にも患者会コーナーやB型肝炎訴訟の相談コーナーを作ってくれて、沢山の方の相談にのってくれていました。道や国会議員への請願や署名活動も一緒にやっていたのが今でもおもいだされます。
肝臓友の会はるにれ会とも交流が深く、多くの患者さんの力になってくれていた方でした。これからもより多くの方が救われる世の中が実現するよう、頑張って生きたいと思います。川上さん本当にありがとうございました。これからも見守っていて下さい。
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定山渓での観楓会、今回ははるにれ会での実施は出来なかったですが、肝がん検診団企画と言うことで日頃お世話になっているみんなと行ってきました。前の暇では雨予報だったのですが、しっかり晴れてくれて、びっくり。
2時に肝臓クリニック札幌の1階に集合して出発。紅葉はちょっと色づいてきたかなあ。いい時期はあと1,2週間先かなって感じでした。
来年はまたみんなを誘って行きたいです。
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にこたま療法の勉強会をして、お食事へ。
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お皿にお湯をかけて口から出てくるカッパはお湯が止まっていました。来年は再開していてほしいです。
定山渓も新北海道スタイル徹底しながらでした。夕食もバイキング形式で手袋式、テーブルには衝立って事でやっていました。
食事の後は交流会、みんなで楽しくお話しして、ギターで一緒に歌ってお開きとなりました。
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麻雀組もいましたね。
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月2020/10/02
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あ、夜は、雲の合間に月と火星が見えてくれて、iPadpro9.7インチPaPANDAを使って月と火星もみてもらうことができました。実際に天体望遠鏡に映った月を見る感動が伝わってくれたようでうれしかったですー。
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さくらんぼ狩り2020.7.29
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天気が丁度よく気温も過ごしやすい日となりました。仁木の勝岡農園さんにいってきました。もうすこしでさくらんぼ狩りも終わりと言うことで、シーズンぎりぎりでしたが楽しんできました。2020.7.30作成2020.8.7スライド動画追加
初めてさくらんぼ狩りという方も多く、1時間くらいでしたが、大満足と言ってくれました。とってきたさくらんぼもおうちに持って帰ってみんなに食べてもらったら美味しいと褒められたと言っていました。樹になってる状態のさくらんぼ、甘くなっている樹を選んでたべると本当に美味しいさくらんぼにであいます。
熱中症に注意しながら、みなさん美味しい美味しいと食べてくれたので私も嬉しくなりました。
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その後、きのこ王国仁木店へ、みんなでまた記念撮影して、お昼となりました。もうおなかいっぱいと言っていた人も、あら食べられるわともりもり食べていたのはびっくり。私もきのこ汁と串ものとてんぷらとそばとたべたらおなかいっぱいになりました。さらにさくらんぼソフトも美味しくみんなでシェアして食べました。
9時すぎに出発して2時くらい戻ってきました。患者さんと交流できてみんな元気になりました。
活動日としていろんな取り組みをしながら、より多くの方に元気で長生きを提供できるよう頑張っていきます。外来診療がその際休診とはなりますが、当院がこのような活動をする医療機関であることへのご理解を頂ける方々に支えられていること感謝です。今後ともよろしくお願いいたします。
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先日のセカンドオピニオンの記事の続きともなる内容でした。読者から寄せられた回答などをのせて今の状況がわかりやすくのっていました。本当に切実な内容も伝わってきます。勇気を持って思いを伝える。これもまたハードルとして高い方も多いのも事実としてあります。笑顔で医療側と患者側が気軽に話せる内容になって行って欲しいですねえ。
医療者側 そろそろセカンドオピニオンしてみますか?
患者さん そうですねえ、先生の治療方針今の私に合ってるか他の先生にも聞いてきますねえー。
ってほど気軽にならないとしても
患者さん 先生との付き合いも長くなったしそろそろセカンドオピニオン行ってみたいんですが。
医療者側 そうですね、自信をもって治療を受けるためにも一度他の先生の話も聞きに言ってみますか。
ってくらいに、どの人もいったんは行って見るみたいな感覚になれたらいいのかも知れません。
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セカンドオピニオン、第2の意見を聞くための方法。
実際、セカンドオピニオンを希望する患者さんはドキドキな人が多いと思います。医師への不信感や不満から安心して治療を受けたいと希望される方も確かにいますし、実際私も不信感や不安から希望される際にはもう少し説明の仕方工夫できたらよかったかなと振り返ることもあります。
患者さんや家族の不安をゼロにするにはなかなか難しいですがより安心できるよう不安が減らせるようにするその一つの方法であると言える。私はそう思っています。
医療従事者も患者さんやその家族もお互いに信頼関係を作って行く事の重要性はわかり合っていると思います。そのことをさらに強める方法の一つ。そう思って関わっていくとが重要だなと感じています。
私も希望されて書類を作ってお願いしたり、セカンドオピニオンに来ていただいて話しをしたりすることがあります。どちらの患者さんにも安心していただけるよう話しをします。
セカンドオピニオンで聞きに行く患者さんにはより安心して治療が受けられるようにしっかり資料を作っておきますので、もし、他の先生の治療を受けたい場合もお手紙(診療情報提供用紙)を作成して再度受診して行くこともできますのでと話しています。(セカンドオピニオンの段階では意見を聞いてくることが主でそこの医療機関にかかるということにならないのが普通なのでそこがややこしいです)。
セカンドオピニオンで話を聞きに来てくれた方には、いまの先生がどういう考え方で治療をしているかその他にどういう治療があってどうしていきたいと思っているかを話していきます。大体の方は主治医の先生の治療方針が一番合っているとわかって安心される方が多いです。私の方も治療方針がいろんなパターンがある場合を知っているのでどの先生も一生懸命治療を検討していることを伝えながら話すことができるので信頼関係の構築の手伝いができることはとても嬉しいです。
もしこの方法を選択される場合には是非信頼関係をさらに強くしたいという思いでこの方法を利用されること願っています。
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二通諭さんのミニトークが、映画館で行われます。障がい者の方の社会での役割など取り上げて紹介してくれている先生なので、是非一度話を聞いてもらえたらと思います。
ホームページはこちら。
http://corporate.nikkeibp.co.jp/information/copyright/
100才を超えても医師を続けている姿に、勇気をもらっていたのは私だけではないと思います。患者さん目線で患者さんことを思っている医師の姿を示してくれる。そんな姿にいつも感動をもらっていました。
医療従事者にとって当たり前になってきている事柄ですが、実際に出来ているかって自分に問いかけ続けるテーマだなあと思って読んでいました。是非、一度読んでみてほしいと思います。以下抜粋ですが、全文を是非読んで欲しいです。
ーーーーーーーー以下抜粋
追悼◆日野原重明氏《インタビュー再録》
患者指導にとって言葉は聴診器以上に大切だ
2017/7/18
7月18日早朝に105歳で亡くなった日野原重明氏は、早くから予防医学の重要性を指摘していた。「生活習慣病」の名付け親でもある。1985年当時のインタビューに日野原氏は、患者との信頼関係をつくるためには「言葉」が大切であることを強調した。30年以上たった今も、同氏の指摘はいささかの古さも感じさせない。
※初出:日経メディカル1985年2月号、聞き手は盛宮喜=日経メディカル(当時)
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日野原重明(ひのはらしげあき)氏○1911年山口市生まれ。37年京都帝大卒。41年より聖路加国際病院に勤務、70年「よど号ハイジャック事件」に遭遇、74年聖路加看護大学学長、84年聖路加看護学園理事長、92年聖路加国際病院院長、96年から聖路加国際病院名誉院長、聖路加国際病院理事長。2000年「新老人の会」設立。2017年永眠。享年105歳。
―― 患者指導のコツなんですが…。
日野原 一番いけないのは抽象的な言葉。昔使った「成人病とは」という説教をいくらしても分からない。分からないような言葉を使わないこと。だから、私は、習慣病だと名称を変えたのです。習慣がつくる病気を昔はすべて成人病と言ってきたわけです。子供のときからの習慣が悪ければ、成人病と言われた高血圧、心臓病、心筋梗塞、胃や腸の癌のような病気が発生する。だから、習慣を変える。そうすると、そういうふうな病気を防げる、あるいは悪化させない、というふうに言うと、分かるでしょう?
―― 分かりますね。
日野原 多くの医学用語は非常に抽象的過ぎる言葉だから、実感がわくような言葉に変える。それが患者指導のコツです。素人の言葉で説明する。これをプロの言葉では説明しない。「尿失禁」は「尿もれ」という。
―― 患者指導の要諦を一言で言えばどうなりますか?
日野原 本当のことを言えるような人間関係。体のことも、心のこともね。
ーーーーーーーーーー以上抜粋
本当のことを言えるようになる人間関係、患者会で患者さんどうしの会話が医療者との関係をいいかたちにしてくれてるのも私たちにとっては財産となっています。是非これからもよろしくお願いいたします。
肝臓クリニック札幌のホームページからのお問い合わせも是非ご活用下さい。川西の方に直接届く形となっていますのでご活用下さい。写真をクリックするとお問い合わせページにつながります。
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https://www.mizuironokomorebi.net/contactクリックしてもつながります。
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今年は、院長から肝臓センター所長に戻って、肝臓の患者さん救済の活動に再度集中することができました、そんな中で、自分ができることしたいことを再度見つめることができ、肝臓クリニックの開業を決意するに至りました。肝臓を第一に掲げる医療機関として、地域や患者さんたちと向き合っていく、そのことで、患者会や肝がん検診の活動も応援していくことが可能となる体制をさらに充実させるキーとして活動して行くことの必要性を何度も実感した年でした。B型・C型のウイルス性肝炎の患者さんの救済されるスピードは年々増しています。それでもまだ足りないのは事実。さらに、脂肪肝炎などの新たな対策がこれからも充実していくことが必要となっています。この数年食事療法の大切さも自分の体調との絡みで身にしみましたし(医者の不養生ってやつ)、肝臓をきっかけに、健康な人よりも元気で長生きを実現しよう。そんな思いが強くなっています。
今年も1年多くの方にお世話になりました。また、来年も多くの方と交流して充実させていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
写真は道央地区の肝がん検診医療講演を実施してきた地区です。これからも多くの方とつながっていけますように。
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ポチッとして頂けたら幸いです
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2016年も札幌緑愛病院の健診センター待合で、七夕まつり行いました-。民謡にひょっとこ踊りにと楽しい企画もいっぱい。利用者さんの笑顔や笑い声が会場にあふれていました。また、来年会いましょーってことで、最後は青い山脈をみんなで歌ってお開きとなりました。
職員でも、まじめに聞いたら上手ですねなんて言ってくれる人もいたり、先生の歌っているのをテレビで聴いてこの病院に就職しましたなんて言ってくれる方もいてうれしいですねえ。患者さんからも、先生の歌、生で初めて聞いたわ、聞けてよかったって喜んでくれる患者さんもいました。主治医してても、患者会や医療講演とかに来れない方は生で聞いたことない人まだまだいるんですよねえ。がんばりますー。
準備運営等スタッフのみなさんいつもながらきめ細やかな対応ありがとうございます。
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武田双雲さんのポジティブの教科書を紹介しながらありがとうって気持ちをもって過ごすといいことが起こってきますよーって話をしていたので、終わって先生にこれ上げますーって言ってくれたハガキ、いい感じですー。ありがとうございました。