このスライドは、この治療薬の説明のスライドです。肝硬変が治る。それだけでも嬉しい言葉です。肝臓の写真はインターフェロンで治ったC型肝炎の肝硬変の患者さんのものです(武蔵野の泉先生からいただいた写真です)。イメージとしてみてください。
北大の坂本教授の講演会に行ってきてその中で嬉しい話を紹介します。
○肝硬変の患者さんへの線維化改善薬の治験の結果の話し
この薬は繊維を溶かす薬と言うより繊維が出来ないようにすることで体の自然とある繊維を溶かす力で柔らかくするという感覚の薬です。
北大での治療では3分の1の人が改善したとのこと。改善した後アルブミンが増えたり肝機能の改善も確認されてきたと言うことで、柔らかくなることで肝臓の働きが改善してくることもわかってきてるとのことでした。ウイルスが消えたあと硬さが戻らない人たちにもいい薬になりそうです。
どちらも肝硬変の時期の患者さんにとっては待ちに待った薬になるので早く安全性が確立されて使えるようになってほしいですね。