ZTF彗星 (C/2022 E3) Red Cat71 f/4.9とAZ-GTiの経緯台モードPENTAX K70 SS30秒 ISO1600
ZTF彗星 (C/2022 E3) の写真が撮れました。尻尾をしっかりとったって写真ではないけど、彗星の形には見えるかなあ。カペラと火星の間でカペラ側ってば書だったので探しやすかったです。自動導入もうまく入ってくれてもやっと見えてきました。肉眼では見えないけど札幌のほぼ満月の空の中で写ったのでよかったあ。これからは月がだんだんと暗くなってくるから、火星のそばになったら見つけやすくなるかな。写真は上が自分でレベル補正、したがステライメージで自動レベル補正彗星の色合いは下の方がでてるかなあ。どちらにしても一枚撮りでノイズが多いけど。雲が来ては晴れだったのでこれで良しとしました。
#PENTAX #ZTF彗星
PENTAX K70 アストロトレーサー SS10秒 F2.8 ISO3200
ZTF彗星(C/2022 E3)をなんとか撮りたいと思って、おんねゆの朝、マイナス22度だけど、行ってきました。ホテルのちゃんちゃんこの上着も重ね着してジャンパー着て、前日夜の寒さの環境をなんとかしのぐ方法を考えて、カメラは車の中でセットアップ、アストロトレーサーはキャリブレーション外でもやり直したけど。三脚立てて、1回車に戻って、温まってからカメラ設置。カシオペア座の左の方に有るのを確認したので、カシオペアをうつせばきっと入るだろうと撮ってみました。月が雲の向こうに入って沈みはじめる朝5時半、でも反対に東の空はおひさまが空を明るくしてくれていて、双眼鏡ではまったくわからず。カメラに写ったらラッキーだなあって思ってとってみました。部屋に戻って星の点々を確認して、おおおおお、これが彗星だって位置が黄色い○、拡大したら左上の方にちらっと尾みたいものもあるようなないような。神さまの目(遠い目とも言う)でみましょう。ここをRed Cat71 f/4.9で撮りたいけどもう寒くて私には無理。おんねゆの空でやっと撮れました。満月だと天の川も見えないし双眼鏡でも見つけられなかったけど。カメラ頑張ってくれたわあ。ありがとう。
上は川西(私)の太ってるときとやせたときの写真です。
英国の論文から、2型糖尿病患者さんのがんの死亡率の高いがんの分析で、大腸がん、肝臓がん、膵臓がん、子宮内膜がん(女性のみ)という順番だったそう。実際に肝臓病の患者さんを見てきていますが、糖尿病の方も多く、糖尿病のない脂肪肝の患者さんでも大腸がんや膵臓がん多い印象があります。
がん検診を新型コロナウイルス感染症の自粛などの影響で、2020年から2022年受けられなかったり延期してきた患者さんは特にがん検診を1度は受けていただけたらと思います。内視鏡検査はちょっとハードル高いかも知れないけど、便潜血検査であれば意外と簡単に実施出来るのでしないよりはいいといえるでしょう。注意して欲しいのは便潜血検査で陰性が大丈夫といいきれないところがあります。陽性だとポリープや大腸がんの発見率は上がるので早く見つかって良かったにつなげる検査と思っていただければと思います。職場や地域の検診でも行ってくれていますし、おなかの調子が変、便の調子がスムーズでないなどの症状があれば、保険適応で検査を受けることもできます。ここ数年受けていな方は是非検討下さい。
以下ケアネットさんからコピペです。
一般集団よりも2型DM患者でとくに死亡率が高いがん種は?
2型糖尿病の高齢患者のがん死亡率を長期的に調査したところ、全死因死亡率の低下とは対照的にがん死亡率は上昇し、とくに大腸がん、肝臓がん、膵臓がん、子宮内膜がんのリスクが増加していたことを、英国・レスター大学のSuping Ling氏らが明らかにした。Diabetologia誌オンライン版2023年1月24日掲載の報告。
これまで、年齢や性別などの人口統計学的要因が2型糖尿病患者の心血管アウトカムに与える影響は広く研究されているが、がん死亡率への影響については不十分であった。そこで研究グループは、人口統計学的要因や肥満や喫煙などのリスク因子が2型糖尿病患者のがん死亡率に与える長期的な傾向を明らかにするため、約20年間のデータを用いて調査を行った。
対象は、1998年1月1日~2018年11月30日に2型糖尿病と新規で診断され、英国の診療データベース「Clinical Practice Research Datalink」に登録された35歳以上の13万7,804例であった(年齢中央値63.8歳、女性44.6%、白人83.0%、非喫煙者46.9%、正常体重者11.7%、BMI中央値30.6kg/m2)。年齢、性別、人種、貧困状態(複数の剥奪指標ランク)、BMI、喫煙の有無で調整し、全死因、全がん、がん部位別の死亡率を一般集団と比較した。
主な結果は以下のとおり。
・2型糖尿病患者119万4,444人年(中央値8.4年[四分位範囲:5.0~12.2年])の追跡で、3万9,212例(28.5%)が死亡した。
・全死因死亡率は、1998年~2018年にすべての年齢(55歳、65歳、75歳、85歳)で減少した。
・全がん死亡率は55歳と65歳で減少したが、75歳と85歳で増加した。また、白人、現在/過去の喫煙者で増加したが、他の人種や非喫煙者では減少傾向にあった。
・全がん死亡率の平均年間変化率(AAPC)は、55歳で-1.4%(95%信頼区間[CI]:-1.5%~-1.3%)、65歳で-0.2%(-0.3%~-0.1%)、75歳で+1.2%(+0.8%~+1.6%)、85歳で+1.6%(+1.5%~+1.7%)であった。また、AAPCが高かったのは、女性+1.5%(男性+0.5%)、最貧困層+1.5%(最富裕層+1.0%)、重度肥満者+5.8%(普通体重者+0.7%)であった。
・一般集団と比較した2型糖尿病患者の標準化死亡比(SMR)は、全死因1.08(95%CI:1.07~1.09)、全がん1.18(1.16~1.20)、大腸がん2.40(2.26~2.54)、肝臓がん2.13(1.94~2.33)、膵臓がん2.12(1.99~2.25)、子宮内膜がん(女性のみ)2.08(1.76~2.44)、胆嚢がん1.36(0.99~1.83)、乳がん(女性のみ)1.09(1.01~1.18)、肺がん1.04(1.00~1.08)であった。
研究グループは、上記の結果から「2型糖尿病の高齢患者では、全死因死亡率の低下とは対照的にがん死亡率は上昇し、とくに大腸がん、肝臓がん、膵臓がん、子宮内膜がんが増加していた。高齢者、貧困層、喫煙者における個別のがん予防と早期発見のための戦略が必要である」とまとめた。
(ケアネット 森 幸子)
原著論文はこちら
Ling S, et al. Diabetologia. 2023 Jan 24. [Epub ahead of print]