ヤマアカガエルの産卵に春を知る日

山里の日々の生活と自然、そして稼業の木工の話

シューズキャビネットの制作~小物の制作

2016年02月20日 | 木工
2月17日、にわか吹雪。



積もりませんでした。

工房の庭の雪もだいぶ融けました。







催事の前ですが、注文の仕事もしなくてはなりません。




この板はシューズキャビネットの天板になります。

天然の耳付きで! というご注文でした。

幅が44cm以上あるので機械に入りません。
手で削って仕上げます。






なんか、あわただしくて、ほとんど工程の写真を撮りませんでした。








間口180cm、高さ100cm、奥行きは50cmほど。

引き出しの前板は続きの板です。

扉は今回は引違扉です。







天板の前が天然の耳付きになっています。

このような板は丸太を一本挽いて一枚取れるか取れないか、というくらい貴重なものです。
ひび、虫食い、腐り、節、捻じれ。
数々の欠点をクリヤーした良い板を一番目立つところに使います。







引き出しのつまみ。

前に作った下駄箱と同じです。材はブラックウォールナット。







引き出しは桐材です。
ここだけなぜか和風。







裏板はホウノキの無垢材。







扉を開けたところ。










催事のための小物作りを進めています。

















木べら、スプーン、鍋敷きなどです。