ヤマアカガエルの産卵に春を知る日

山里の日々の生活と自然、そして稼業の木工の話

寒さの中でも

2018年01月26日 | 木工
今年は寒いと騒いでます。



この地に住んで27年程ですが、もっと寒い年があったような気がします。


先日の降雪も東京の方が積もったようです。

今年の異変は東京の方が影響が多いのでしょう。



しかし寒さは仕事にダイレクトに影響します。



·まず雪かきに半日。うへ。



·フォークリフトのエンジンかからない、かかっても雪では走れない。



·自転車通勤を諦めて徒歩通勤。

車はあるけどなるべく乗らない主義。




·寒くて体が動かない、すぐ火にあたってしまう。

刃物を研ぐにも桶が凍っているし手が冷たい。

人間だって化学反応で動いてますから。



·当然水道は凍る。





·そして何より困ったのが糊や塗料が乾かない💦



板を剥いで機械で削っていたところ剥ぎ切れを発見。

よくよく検分したところみなダメなよう。



使っていた接着剤はタイトボンドⅢという評判のよいもの。


販売店のHPなどを調べたところ、凍結しても性能は落ちないものの、使用範囲は8度以上とある。

いや、それは今の時期無理でしょう。

確かに、普通は乾くと茶色になる糊が白っぽくなって乾いています。


まあ、お客さんに納品してそこでバラバラになってしまうよりはいいかー


腐らず、剥ぎ口を切って糊を替えてやり直しました。







年が明けてから建てた薪小屋はこのくらいの雪では平気でした、当然。

寄せ集めの材で作ったのでバラック感がはんぱない。

いままでは薪を積み上げてその上にトタンを載せていたのですが、それでは薪を取れやしない。

これでストーブをどんどん燃せるので、お仕事頑張ります!