ヤマアカガエルの産卵に春を知る日

山里の日々の生活と自然、そして稼業の木工の話

朱利桜/拭漆の洋鏡台

2021年09月27日 | 木工
朱利桜材、拭き漆仕上げの洋鏡台を作りました。

ドレッサーとも呼ぶのでしょうが、洋風鏡台という方がわかりやすいかも。





最近はあまり作ることもなかったのですが、私のウェブサイトをご覧になってご注文頂いたものです。

巾は80cm。



前の物よりも足を長くというご希望です。

足の長さは15cmだったのが25cmになって、スマートに。

その分、引き出しが一段減ってます。

天板の真ん中、お腹があたるところは内アールになっていて、その下の引き出しの前板も同じアールです。



鏡もあえて座った時に顔までが映る高さに。






こんなディテール。


側板の木端は少し丸めてます。

つまみもやや大きめで先をまん丸にして持ちやすくしてます。