ヤマアカガエルの産卵に春を知る日

山里の日々の生活と自然、そして稼業の木工の話

栗のロッキングチェア

2022年08月30日 | 木工
栗の良材でロッキングチェアを作りました。




背もたれと肘掛けは杢の出た共材、肘掛けはブックマッチに割いて作っています。

前足、後ろ足、橇も共材ですので、木目や色味が揃っています。

背もたれは頭までカバーする高さがあり、そのためややトップが重くなるため置いた時に後傾するので、橇も後ろに長くしてあります。


催事のために作ったのですが、展示して半日でお買い上げになったので嬉しいです。作ってよかった。



話題は変わり、


このブログの表題となっている蛙が産卵に来る池は、今年ほほとんど水が無く、こんな状態です。









桑の木が倒れたせいなのかとも思いましたが、山からしみ出て来る水があきらかに減っています。

水不足なのでしょうか?


蛙の産卵がなくなるなら、ブログの名前を変えるべきか悩みます。








一年前に倒れた桑は今年少し葉を伸ばしました。

伐られた丸太から春に葉が出ることはよくあります。

皮が少しだけ繋がっているから水を揚げたのかもしれません。

製材して何かに使いたいとは思ってますが、自分ではなかなか扱えません。







今年から今まで見かけなかった草が生えるようになりました。

ダンドボロギク(段戸襤褸菊)という北米原産の帰化植物のようです。

山火事の後によく生えるらしい。しかも食べられるとか。