ヤマアカガエルの産卵に春を知る日

山里の日々の生活と自然、そして稼業の木工の話

鬼胡桃のロッキングチェア

2021年04月16日 | 木工
国産鬼胡桃材のロッキングチェアを作りました。

ペーパーコードのロッキングチェアは半ば定番商品ですが、木の座面の物はこのタイプでは初めての制作です。





国産の鬼胡桃は今や希少です。
しかもブラックウォールナットと見間違えそうな、このような色の濃い胡桃にはなかなかな出会えません。



座面の板は巾45cm、厚さは4cmの一枚板です。

この材を得て、このロッキングチェアを作ることにしました。

木目は完璧で、縮み杢もでています。



座面以外の部材も同じ板から作りましたので、色や風合いも完璧に合っています。



後ろ姿。

座面が重いので、ペーパーコード座面の物より重心が前になってしまったのは想定外でした。

座って背もたれに身体を預けてしまえば座り心地には問題はありません。



ロッカー(橇)の
形も新型です。

今までのスキー板の様なものは厚材が必要ですが、年々確保が厳しくなってきたので、これからはこの形にしていきます。

しかも、こちらの方がしゅっとしていていいかも。




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