「makoのフォトカフェ」

大好きなデジカメで撮った写真、それを加工した写真なども載せています。

お洒落な『書道展』

2018年09月22日 | イベント
秋田在住の同級生から、’秋田で輝いている女性の一人が青山で書の個展を開くので
時間があったら見てほしい‛とのハガキが届いた。


同じ同級生の友人にも届いているというので、渋谷で待ち合わせて二人で表参道に。
久し振りの表参道は雨降りにも拘らず若い人たちでにぎわっている。
9月初めのことです。

二人ともまるでおのぼりさん?のように、地図を片手にウロウロ
ようやく、お目当ての「Gallery Concept 21」に到着。

正面がガラス張りの明るいギャラりー。
中に入るとハガキにあったと同じ笑顔の佐藤佳奈さんが出迎えてくれた。
すらりと伸びた長身、化粧っけの無い素顔が20代の若さに見えてまぶしい。

佐藤 佳奈 個展 『ファション書』
「ファション 書」と銘打ってあるように、
彼女が「大好きな3人のデザイナーの洋服」と「敬愛する曾祖母さんの和服」を
身に着けた時に感じた強いインスピレーションを基に書いた書であるという。

気さくに作品の説明をしてくださった。












22点の髪形。





「慈愛」秋田の八郎潟で生まれた彼女。
”蔵で偶然見つけた着物(曾祖母さんの江戸褄)、幼い頃から見ていた写真の前で対面しているとこの文字が”



「松寿千年翠」松の木を燃やして出来たススを入れて作ったオリジナルの墨で書いた書。


「星月夜」
”ブランドでよく使われている星のモチーフ、夜空を見上げて想う”



「森」
文字の中に、動物や植物が・・・。



「貫」
”今まで服はどうしても着こなす自信がなく着れなかったブランド、
好き!いつか着たい!を貫いていたら今回着れてる!?そんな気持ちで”



「絹」
”絹地が使われた服を着て絹の光沢や蚕を育てる方を思いながら”



「憧」
”地元秋田のファッションビルに入っていたブランド、
学生の頃は貯めてワクワクしながら買いに行きました。
もちろん今でも大好きなブランド”





「破」
”服のパワーは凄い
これからも今の自分を「破」、そんな気持ちで”



「自信」
”きっと着ることが出来たのは、この仕事を今まで続けることができたから
12年の年月がそうさせてくれたのかも
「自信」目には見えないけれどはっきりと感じられるもの
それを表現”




””の中の文章は、佐藤佳奈さんご自身の想いです。

大学で書道を学び、ご自分の自由な発想を広げて
女性らしい、たおやかさの中にパワーを秘めて書かれた書、という印象を受けました。
私達もパワーをいただいた素敵な一日となりました

撮った写真をブログに載せることを快諾していただきました
技術がイマイチの私の写真です。もっと正面からはっきり撮ることが出来たらと悔やまれます


後日、このようなハガキをいただきました。
個展を見せていただいただけでしたのに



何とも味のある’感謝’の文字です。
茶色の額縁は後でPhotoScapeで加工したものです。


「9月のカレンダー」と「3Dプリンターでものづくり」

2018年09月01日 | カレンダー
9

台風がまた近づいているようです。残暑厳しい毎日、熱中症にご注意を




7月にパソコン教室で3Dの授業がありました。
教室にある「3Dプリンター」

最初にパソコンに無料ソフトをインストール、ダウンロードして、
基本の形状をデザインすることから始まり、
円錐、円柱、ボックス、トーラス(ドーナツ)などのデザインを練習します。

私は2回も授業をお休みしてしまって
イルミネーションボールのデザインをしていないのですが、
後で先生に造ってもらった物を載せました。

パソコンでデザインしたものを3Dプリンターにかけると、
少しずつ台の下方から樹脂が重なって形が出来て行きます。
それはとても不思議な光景でした

この大きさの物が出来るのに、4時間ほど掛かります。

先生が10センチくらいの動物のフィギュアを作った時には
20時間以上掛かったそうです


イルミネーションボール。


このイルミネーションボールはデザインした球に
同じくデザインした円柱を数本差し込んで丸い穴を開けるのです。





材料はトウモロコシを主原料とした樹脂だそうです。

海外では3Dプリンターを使って武器を作ったという人がいて、物議を醸していましたが、
この間のTVでは、まだ捕まっていない犯人の姿が
3Dプリンターでリアルに造られているのを見ました。

3Dプリンターは、これから改良が進み色々なものが簡単に出来るような時代が来るかもしれません。
そうなれば日本の産業にも影響が出てくるかも、と思うとちょっと怖い気もします。