この度、思いがけず歴史的な価値のある總持寺の中を拝見する機会に恵まれて、私の中の<古いお寺=暗い>というイメージは、違ったものになりました。
香積台(総受付)にはパソコンがずらりと並び、墨染めの衣の僧侶たちがてきぱきと仕事をこなし、涼やかな目元の若い修行僧たちが忙しそうに廊下を行き来し、作務衣を着た入りたての修行僧が掃除に精を出し、とにかく、みんな礼儀正しく(当たり前でしょうが)、生き生きと明るく見受けられました。
戒律と厳しい修行の明け暮れに脱落する人も多いと聞いています。
彼らの目は輝いていました。頑張って!とエールを送りたい想いです。
大祖堂・・昭和40年に建立された本堂。高さ36メートル、畳千畳という大きさです。お掃除が大変ですね。
地下には大小様々な部屋があり、多目的に利用できるようになっています。
綺麗に手入れされたお庭。
百間廊下(一文字廊下)・・洒掃行(しゃそうぎょう)・廊下の雑巾がけが毎日行われています。
ワックスなどは一切使わず、水拭きだけでピカピカの廊下です。
売店・・数珠、お守り、お札、お菓子、キーホルダー、携帯ストラップ等々が売られています。
寄進物の数々を書いた紙が廊下に張り出してあります。
香積台(総受付)にはパソコンがずらりと並び、墨染めの衣の僧侶たちがてきぱきと仕事をこなし、涼やかな目元の若い修行僧たちが忙しそうに廊下を行き来し、作務衣を着た入りたての修行僧が掃除に精を出し、とにかく、みんな礼儀正しく(当たり前でしょうが)、生き生きと明るく見受けられました。
戒律と厳しい修行の明け暮れに脱落する人も多いと聞いています。
彼らの目は輝いていました。頑張って!とエールを送りたい想いです。
大祖堂・・昭和40年に建立された本堂。高さ36メートル、畳千畳という大きさです。お掃除が大変ですね。
地下には大小様々な部屋があり、多目的に利用できるようになっています。
綺麗に手入れされたお庭。
百間廊下(一文字廊下)・・洒掃行(しゃそうぎょう)・廊下の雑巾がけが毎日行われています。
ワックスなどは一切使わず、水拭きだけでピカピカの廊下です。
売店・・数珠、お守り、お札、お菓子、キーホルダー、携帯ストラップ等々が売られています。
寄進物の数々を書いた紙が廊下に張り出してあります。
総受付(香積台)の中央廊下の突き当たりに「大黒尊天」が祀られています。
木彫りでは日本一の大きさです。仏教の守護神であり後に厨房神、開運福徳を授ける神です。
休憩所に掛けられている「雲上十一面観音図」
「紫雲台」しうんたい
總持寺の住持・禅師の表方丈の間。宗門の僧呂、全国の檀信徒と親しく相見する大書院。総檜造りです。
書院を区画する襖や板戸には近代日本画の貴重な資料としての水墨画や彩色画が残されています。
「紫雲庭」しうんてい
500坪ほどの広さの池泉回遊式庭園です。この庭園の一隅に茶室があります。
「倚松庵」茶室いしょうあん
このお茶室は昭和の名席といわれています。昭和10年に建立され、横浜市指定文化財です。
横浜市鶴見区の 「大本山總持寺」に行ってきました。
大本山總持寺は能登で570年余り経った明治31年に火災により焼失してしまいましたが、本山貫主となられた石川素童禅師が
官許を得て明治40年現在の地に移転したのです。この素晴らしい鶴見の地に伽藍の多くが建てられ、能登總持寺の開創から
数えて591年目の明治44年に盛大なお式が執り行われたということです。
その後、約10万坪の広大な境内が次第に整備され、新しい建物が竣工されていきました。
この度は、ご好意で、若い修業僧の方(私と同郷)に広い總持寺の中を案内して頂くことができました。
あまり時間が無くて残念でしたが、写真撮影も許可してくださったので、何枚か載せてみたいと思います。
周りをみどりの木々に囲まれた参道はゆるい登り坂。
参道の途中には<鶴見大学>があります。
三松関(さんしょうかん)總持寺最初の関門
三松閣(さんしょうかく)平成2年に完成。檀信徒研修道場。
宿泊所、大講堂、食堂、大浴場などもこの地上4階、地下2階の建物の中にあります。
香積台(こうしゃくだい)総受付
大正9年に完成した総檜、切妻様式の建物。
入り口を入ると右手に総受付があり、拝観、墓地、法要、参拝などの受付を行います。左手は売店と休憩所になっています。
大本山總持寺は能登で570年余り経った明治31年に火災により焼失してしまいましたが、本山貫主となられた石川素童禅師が
官許を得て明治40年現在の地に移転したのです。この素晴らしい鶴見の地に伽藍の多くが建てられ、能登總持寺の開創から
数えて591年目の明治44年に盛大なお式が執り行われたということです。
その後、約10万坪の広大な境内が次第に整備され、新しい建物が竣工されていきました。
この度は、ご好意で、若い修業僧の方(私と同郷)に広い總持寺の中を案内して頂くことができました。
あまり時間が無くて残念でしたが、写真撮影も許可してくださったので、何枚か載せてみたいと思います。
周りをみどりの木々に囲まれた参道はゆるい登り坂。
参道の途中には<鶴見大学>があります。
三松関(さんしょうかん)總持寺最初の関門
三松閣(さんしょうかく)平成2年に完成。檀信徒研修道場。
宿泊所、大講堂、食堂、大浴場などもこの地上4階、地下2階の建物の中にあります。
香積台(こうしゃくだい)総受付
大正9年に完成した総檜、切妻様式の建物。
入り口を入ると右手に総受付があり、拝観、墓地、法要、参拝などの受付を行います。左手は売店と休憩所になっています。