「makoのフォトカフェ」

大好きなデジカメで撮った写真、それを加工した写真なども載せています。

Part 3. 「起雲閣」

2019年06月29日 | 風景と花
糸川の「ブーゲンビレア」を後にして、熱海の三大別荘の一つとされる
「起雲閣」(のちに旅館として生まれ変わった邸宅)を訪れました。

<起雲閣の表門>
薬医門(やくいもん)とよばれる造りになっていて、
現在では得ることのできない職人の手仕事の良さを示す
とても貴重な門なのだそうです。(雨がはげしくて、携帯で撮ったものです。)

「起雲閣」は大正から昭和にかけて3人の富豪と共に、
    歴史を歩んで来た邸宅です。

1. 1919年(大正8年)内田信也(大正、昭和期の政治家、実業家)が、
この土地に<内田別邸>を完成させる。
2. 1925年(大正14年)根津嘉一郎(明治・昭和期の政治家、実業家)が
この土地と建物を取得、<根津別邸>となる。

3. 1947年(昭和22年)桜井平五郎(昭和の政治家、実業家)が取得し、
旅館として開業し、熱海を代表する宿となる。

旅館時代に客室として使用されていた部屋には、当時起雲閣を執筆の為に利用していた、
山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、船橋聖一など日本を代表する文豪たちにまつわる資料も展示されています。

2000年(平成12年)熱海市が取得し、一般公開開始。
2002年(平成14年)「熱海市指定有形文化財」として登録。

<和館>・麒麟(きりん) 


この部屋の群青色の壁は旅館となってから塗り替えられた
ものだそうで、鮮やかな色彩です。(加賀の青漆喰)





<庭園>池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)
庭園は1000坪の広さがあるそうです。庭に入ることも出来たのですが、
残念ながら雨がはげしくて、ガラス戸越しの写真となりました。



洋館・玉姫。
洋館には日本、中国、ヨーロッパなどの装飾が用いられています。

玉姫の間に併設されたサンルームのステンドグラス。
「アールデコ」のデザインを基調としています。


サンルームのシャンデリア。
沢山の日光を取り入れるため、天井と共に、屋根もガラスで葺かれています。


洋館・金剛


洋館・玉渓(ぎょくけい)


玉渓の間のマントルピースの上部。


ローマ風風呂・洋館金剛に併設されている。
映画の撮影にも使われたそうです。


緑豊かな庭園は、実業家の根津嘉一郎の手になるものだそうです。
鳥は造り物です(^^♪)




時間が無くて、急いで回った3か所でしたが、美しい「ジャカランダ」や「ブーゲンビレア」、
それに貴重な文化的・歴史的遺産の大正ロマンに彩られた「起雲閣」も観ることができて、
有意義な一日でした。

Part. 2 糸川遊歩道の「ブーゲンビレア」

2019年06月18日 | 風景と花
糸川遊歩道のブーゲンビレアです。
糸川の川幅は狭く、川岸まで降りられるようになっています。


1. 遊歩道の両側に植えられた「ブーゲンビレア」が
(つる性なので)川に覆いかぶさるように咲いている様子は
とても印象的でした。


2.


3.


4.


5.

6.


7.


8. 

9. 


10. ピンクのブーゲンビレア。このあたりで雨が降りだしてきました。

11.

12.


13.


14. 雨が激しくなってきたので、上にあがり「起雲閣」へ。


15. 雨に濡れたキンシバイ。
次回は、多くの文豪に愛された「起雲閣」です。

熱海の「ジャカランダ」「ブーゲンビレア」「起雲閣」

2019年06月12日 | 風景と花
Part 1. 「ジャカランダ」(世界3大花木・・・カエンボク・ホウオウボク・ジャカランダ)
ノウゼンカツラ科、南米に約50種が分布する樹木。

梅雨入りしたばかりの肌寒い一日、熱海の「ジャカランダ」を観に行ってきました。空模様を気にしながら品川から新幹線で約40分、近いですね。
熱海は5年振りくらいかな、花火見物に来たことがありましたから。
熱海駅から15分くらい坂道を下ってジャカランダ遊歩道まで歩きます。

平成2年7月、ポルトガル・カスカイス市との国際姉妹都市提携記念として植樹されたのを初めとして、数年にわたって植樹、移植がされ、平成26年6月東海岸町のお宮緑地が「ジャカランダのプロムナード」として整備が完成されたのだそうです。
約4,000平方メートルの敷地内に107本が植栽された、国内都市部では最大級のジャカランダ遊歩道です。




1. 海岸に沿って歩いたので、初島が見えました。


2. 「ジャカランダ遊歩道」で念願のジャカランダに会えた(^_-)-☆ 
思ったよりも低木で、花を間近に見ることができます。


3.

4. 葡萄の房のようにかたまって咲いていて、重そう!

5.


6. 穴があけられた竹の筒にはライトアップの為の電球が
仕込まれているようです。 花殻がたくさん落ちています。


7. 途中に咲いていた「ブッドレア」の色も綺麗!
ゴマノハグサ科、フジウツギ属。
ジャカランダの他にも色々なお花が咲いています。


8. 高い木も何本かありましたが、花は上の方にだけ咲いています。

9.


10. 中目黒公園で初めて見たジャカランダの花よりも、大きいような気がします。


11. 真っ赤な「サンゴシトウ」マメ科、エリスリナ属の落葉中高木。
エリスリナという草木とアメリカディゴの交配したもの。


12.


13. 金色夜叉の像。


14.


15.

16. キングプロテア。熱帯植物、南アフリカ共和国の国花。
ヤマモガシ科、プロテア属。 



17. 「ブーゲンビレア」のアーチがありました。

18. 

19. ブーゲンビレア。オシロイバナ科、イカダカズラ属(ブーゲンビレア属)
つる性の熱帯花木。

Part 2. では、糸川の川面に掛かる美しい「ブーゲンビレア」の
       写真をお届けする予定です。

令和元年 6月のカレンダーと紫陽花

2019年06月02日 | カレンダー

             

          1.  庭のアジサイも色付き始めました。            
      

                 2. 

   
         3. 濃い色になる前の優しい色合いが好き。     

                4.

                 5.
     
                
                  
                  6.             
     

                  7.
     

                                                     8.                  
     


                 9. ツユクサ
     

    10. 鉢いっぱいのスベリヒユ?にも黄色の花が咲きました。
   
                  11.