【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

ピロリ菌 ⑪-1

2009-01-28 | わんちゃんのガン最前線体験レポート
「ピロリ菌の検査をしてみますか?」「は?ハイお願いします」

手術で入院していた時、入院前から飲んでる薬を申告します。
私は40代半ば頃に胃潰瘍を患ったことがありました。
(薬をのんでいて今は胃の方は大丈夫なんですが、胃潰瘍とか十二指腸潰瘍とかはピロリ菌が悪さをして再発しやすくなるそうです。)

「この薬は、むかつきを防ぐんやけど、ようむかつくんか?こっちは消化を助ける薬やな、便秘気味か下痢気味なんか?」
「別に、そういった症状は無いですけど、ずっと飲んでるもんで・・・」
「これらの薬が必要か不必要かいっぺん、胃カメラ検査してもらおうか?」
「そうですね、お願いします」
手術の方は呼吸器外科ですが、胃カメラの方は外科外来です。
同じ病院なんで・・・・

「胃の壁はきれいですよ~」とかおっしゃりながら胃カメラを突っ込んでいかはる外科の先生。
ところが結果は「少々胃炎気味ですねぇ」

ピロリ菌の検査は一日では結果が出ません、ということがわかりました。
まず、朝食を抜きます。

『尿素呼気試験法』
呼気(吐き出した息)を採取して調べる方法です。
ピロリ菌が分泌するウレアーゼのはたらきで作られる二酸化炭素(CO2)の量を調べます。
①呼気採取袋を口にあて(鼻から)息を吸って、5~10秒程度息を止めて呼気採取袋にゆっくりと息を入れる、肺の中からの息を入れるようにする。
②ユービット錠、1錠を水100mlで噛まずに服用する
③5分間、体の左側を下にして横になる
④その後は15分間座る(椅子に腰をかけました)
⑤その後もう一度呼気を採取する
  ①と⑤の袋で測定する
これらの手順はすべて速やかに看護師さんが指示してくれはります。
「1週間後に結果が出ます」

退院して2週間目の検診の日に外科外来に寄りまして、
ピロリ菌の検査結果を聞きました
「陽性とでてますから、除菌治療をしましょう」
と、私としては、びっくりするくらいの量のお薬が出ました。

2種類の抗生物質とプロトンポンプ阻害薬(胃酸の分泌をおさえる薬)の3種類のお薬、合計5種類(2カプセル+3錠)のお薬を1週間、朝晩飲みます。
これで80%の人が除菌に成功します。
あとの20%の人には抗生物質の1種類を変更して同様に1週間飲む二次除菌治療に挑戦します。
1ケ月してから除菌されてるかどうか検査があります。

というわけでピロリ菌の検査結果が陽性でした、ちょっと意外でした。
ヘリコバクター・ピロリ除菌療法をやる羽目に・・・・・・
きっちり、7日間、朝晩2種類のお薬を5錠服用します。
「お薬確認表」というのに、きっちり記入していきます。
一回でも忘れると効き目がないそうです。
1ヶ月してから、ピロリ菌検査をして、また陽性だったら違うお薬で除菌療法をやるそうです。
1ヶ月後には陰性になっていてほしいモンです。
と、友人にメールしました。

ピロリ菌は、わんちゃんぐらいの年齢ですと、陽性の人のほうがずっと多いはずです。
除菌すると空腹感も出てくるはずです。
しっかり運動してしっかり食べて、体力回復につなげるのにグッドタイミングですね・・・・・
と友人からお返事メール

さて1ケ月後に病院へ・・・・
続く

ハボタン

2008.1.19 ご近所さんの庭にて