2月15日(日)植物園会館前集合:午後2時
おなじみの松谷名誉園長がとっておきの見所をご案内!!
わんちゃんはこの集合時間2時に間に合わなかったんですよ、この時間の頃はまだ地下鉄の車内でした。
「う・うううザンネン!!」
北山門の入口で『早春の草花展』のポスターが目に入りました。春のお花たちを撮るのもいいっか・・・いいやその前に生態園に行ってみよかな?梅園の方へもそろそろ梅の花も・・・
生態園にて
フクジュソウ オウレン
バイカオウレン セリバオウレン
梅園にて
ジョウビタキ♂
『早春の草花展』会場の入口で、名誉園長さんの気まぐれ散歩御一行さんと遭遇、すんなり御一行さんの一員に・・・
松谷名誉園長さんの解説を素早くメモメモメモ
バクチノキ
幹の色を見てください、コレは枯れる寸前じゃないですよ、立派に生長しつつあるところ。挿し木して30年後に始めてこの木の名前のいわれになるような状態になりました。
この木の名前は「バクチノキ」、博打好きが博打をやって負けて身ぐるみ剥がされて肌の色が赤かった、っという不名誉な名前が付いた「バクチノキ」
ホントに見事に挿し木をして30年後に皮が剥がれました、剥がれてもまた元に戻り何年後かにまた剥がれる。コレって新陳代謝なんで剥がれてもダイジョウブ。人間で言うたら「フケ」
暖かい地域の木なんで京都では自生してません。南の方、九州あたりでは自生してますね。
ツルコウジ
ほとんど素通りされてしまうこの木、ツルコウジ、ちゃんと赤い実が生って「ここに居るぞ」っと主張してますね。このカンジによく似ているのがヤブコウジ、冬場に緑の葉をつけて尚且つ赤い実をつけているっというのは日本古来から縁起のいい植物とされています。ヤブコウジはよく聞きますがツルコウジって前面には滅多に出てこない、コレはすごく残念、地味なんで仕方ないかな・・・ヤブコウジは10センチくらいに成長しますがツルコウジは地上に這いつくばるように枝が伸びて葉っぱが付き実が生ってます「なんでそんな生育の仕方なんですか?」「ツルコウジの生き抜く戦略はこれしかなかった、上方に木がいっぱいあってその下でよく生育する木、っという生育の仕方しか選べなかった。太陽の光がなかったら植物は育ちませんがわずかな木漏れ日でこの木は育ちます、その木漏れ日を獲得するために地上をはって小さな葉っぱで頑張ってるんです。、ほとんどの木は幹がありますが、ツルコウジは幹がないです日当たりが良すぎると太陽の光がかえって過剰になるのでうまく育ちません。
ツルコウジもヤブコウジもありましたが、落ち葉に埋もれていたし赤い実は鳥達のご馳走になったのか見当たらなかったんで撮ってないです。
フクジュソウ
年末に売られているのをよく見かけますが縁起の良い名前の花なんでお正月に売らんがために花を咲かせる、自然条件で2~3月に花が咲くというのはいったん寒い温度にず~っと晒す必要があって、寒い冬の間自然の中で晒されています。お正月に咲く福寿草は冷蔵庫に置いときます、11月頃温度をかけて年末に花を咲かせてお正月用に出荷する、フクジュソウは年末には咲くんやっと思うのは大きな間違い、自然条件では今頃(2月~3月)・・・
セツブンソウ
京都府では絶滅危惧種、生育している地方によってはちょっとづつ花の色や形に変異がある、野生のもんなんでDNAがちょっとづつ違ってくるのは当たり前ですね。この生態園の中に居るセツブンソウもフクジュソウも、ちょっとづつ違って見えるのがわかります。
冬の樹木の楽しみ方、落葉樹・常緑樹、冬だからこその楽しい見方があります・・・幹の感じを見ただけでケヤキ、北大路通りから正門に入るまでケヤキの並木になってます。ぜひともケヤキの幹の観察をしてください。
ケヤキの幹の様子を観察、幹の肌が取れる・・・この取れ方がケヤキの特徴、
ムクノキこんなふうに皮が取れる、ケヤキとムクノキでは皮の取れ方が違う、
トウカエデ(中国原産)、ムクノキのようにガサガサしてるけどガサガサし過ぎ。
っとここで三種の幹を撮ったのですがどれがどれやらワカラナイわんちゃんです(トホホ・・・)
トウカイサチ
今年はものすごい豊作やそうです。、お豆さんが生るからマメ科、思いっきり振ってみるとカサカサッと音がする、まるで楽器。小豆みたいな豆、サヤは固くポッキンとなかなか折れるものではなかった。
サポニン(毒)が含まれている、完全に熟すまで動物に食べられないような手段で・・
強烈な棘、上の方に豆が生る、熟すまでに動物たちが登っていって食べないようにいわゆる鉄条網・・・っというのは人間の勝手な想像。この刺は枝が変化したもの刺のところに葉っぱがつき花も咲き実がなります、のでこの刺は枝が変化したものである。実物を見ると一番よくわかりますね。
樹木をよく見るとその樹木の生き抜く戦略がいろんな形で見えてくる、土の下の根の張り具合なんかも想像してもらうと楽しいですよ、根っこもいろんなところでバトルをしていますからね。
ここで『気まぐれ散歩』は終了。
『早春の草花展』の会場へ
ビニールハウスでちょっとした温室気分でした。
わんちゃん的に好きなお花たちを激撮
ポスターには
一万株の春の花を咲かせました。一足早く世界の春をごらんください。
今年のテーマは、「世界の春」
イタリアの街角、オランダの庭園、北米の森林、南アフリカの花畑などを再現しています。
またどこか懐かしい「日本の春」もあります。
色とりどりの草花をお楽しみください。っと、ありました・・・
BGM 花売り娘:ポールモーリア
ここは『オランダコーナー』です。
首都アムステルダムにある「世界で最も美しい春の庭園」とされる、キューケンホフ公園をイメージしました。
ここは『北米の森林』です。
カリフォルニア北部沿岸の森林地帯から、荒々しい内陸部の山を想像し、森林周辺に自生するネモフィラをイメージして製作しました。
このコーナーは『南アフリカの花畑』です。
アフリカ大陸最南端の国、南アフリカ共和国は乾燥した地中海性気候の南西部、温暖湿潤な東部、砂漠地帯が広がる北部など多様な気候を有する国です。この多様な気候のため、固有植物が多く植物種全体のおよそ10%が南アフリカ原産だと言われています。北西部のナマクワランドは春に奇跡の花畑が見られる場所と知られています。ナマクワランド一帯は夏場ほとんど雨が降らず、荒涼としていますが冬になると多くの雨が降ります。そして春になると一斉に植物が生長し短い春の間を謳歌するように辺り一面の花畑になるのです。
このコーナーは『日本の春』です。
通路をすすむと「山の春」「野の春」そして、わびさびの「坪庭」へと続きます。
『品種見本展示』
ここでは、地域原産の植物やその園芸品種を集めてい、あす。地中海沿岸地域(入って右側)
左側は中国、南米、カナリア諸島
『北米の森林』
カリフォルニア北部沿岸の森林地帯から、荒々しい内陸部の山を想像し、森林周辺に自生するネモフィラをイメージして製作しました。
早春の草花展:京都府立植物園 2/13(金)~3/22(日)
おなじみの松谷名誉園長がとっておきの見所をご案内!!
わんちゃんはこの集合時間2時に間に合わなかったんですよ、この時間の頃はまだ地下鉄の車内でした。
「う・うううザンネン!!」
北山門の入口で『早春の草花展』のポスターが目に入りました。春のお花たちを撮るのもいいっか・・・いいやその前に生態園に行ってみよかな?梅園の方へもそろそろ梅の花も・・・
生態園にて
フクジュソウ オウレン
バイカオウレン セリバオウレン
梅園にて
ジョウビタキ♂
『早春の草花展』会場の入口で、名誉園長さんの気まぐれ散歩御一行さんと遭遇、すんなり御一行さんの一員に・・・
松谷名誉園長さんの解説を素早くメモメモメモ
バクチノキ
幹の色を見てください、コレは枯れる寸前じゃないですよ、立派に生長しつつあるところ。挿し木して30年後に始めてこの木の名前のいわれになるような状態になりました。
この木の名前は「バクチノキ」、博打好きが博打をやって負けて身ぐるみ剥がされて肌の色が赤かった、っという不名誉な名前が付いた「バクチノキ」
ホントに見事に挿し木をして30年後に皮が剥がれました、剥がれてもまた元に戻り何年後かにまた剥がれる。コレって新陳代謝なんで剥がれてもダイジョウブ。人間で言うたら「フケ」
暖かい地域の木なんで京都では自生してません。南の方、九州あたりでは自生してますね。
ツルコウジ
ほとんど素通りされてしまうこの木、ツルコウジ、ちゃんと赤い実が生って「ここに居るぞ」っと主張してますね。このカンジによく似ているのがヤブコウジ、冬場に緑の葉をつけて尚且つ赤い実をつけているっというのは日本古来から縁起のいい植物とされています。ヤブコウジはよく聞きますがツルコウジって前面には滅多に出てこない、コレはすごく残念、地味なんで仕方ないかな・・・ヤブコウジは10センチくらいに成長しますがツルコウジは地上に這いつくばるように枝が伸びて葉っぱが付き実が生ってます「なんでそんな生育の仕方なんですか?」「ツルコウジの生き抜く戦略はこれしかなかった、上方に木がいっぱいあってその下でよく生育する木、っという生育の仕方しか選べなかった。太陽の光がなかったら植物は育ちませんがわずかな木漏れ日でこの木は育ちます、その木漏れ日を獲得するために地上をはって小さな葉っぱで頑張ってるんです。、ほとんどの木は幹がありますが、ツルコウジは幹がないです日当たりが良すぎると太陽の光がかえって過剰になるのでうまく育ちません。
ツルコウジもヤブコウジもありましたが、落ち葉に埋もれていたし赤い実は鳥達のご馳走になったのか見当たらなかったんで撮ってないです。
フクジュソウ
年末に売られているのをよく見かけますが縁起の良い名前の花なんでお正月に売らんがために花を咲かせる、自然条件で2~3月に花が咲くというのはいったん寒い温度にず~っと晒す必要があって、寒い冬の間自然の中で晒されています。お正月に咲く福寿草は冷蔵庫に置いときます、11月頃温度をかけて年末に花を咲かせてお正月用に出荷する、フクジュソウは年末には咲くんやっと思うのは大きな間違い、自然条件では今頃(2月~3月)・・・
セツブンソウ
京都府では絶滅危惧種、生育している地方によってはちょっとづつ花の色や形に変異がある、野生のもんなんでDNAがちょっとづつ違ってくるのは当たり前ですね。この生態園の中に居るセツブンソウもフクジュソウも、ちょっとづつ違って見えるのがわかります。
冬の樹木の楽しみ方、落葉樹・常緑樹、冬だからこその楽しい見方があります・・・幹の感じを見ただけでケヤキ、北大路通りから正門に入るまでケヤキの並木になってます。ぜひともケヤキの幹の観察をしてください。
ケヤキの幹の様子を観察、幹の肌が取れる・・・この取れ方がケヤキの特徴、
ムクノキこんなふうに皮が取れる、ケヤキとムクノキでは皮の取れ方が違う、
トウカエデ(中国原産)、ムクノキのようにガサガサしてるけどガサガサし過ぎ。
っとここで三種の幹を撮ったのですがどれがどれやらワカラナイわんちゃんです(トホホ・・・)
トウカイサチ
今年はものすごい豊作やそうです。、お豆さんが生るからマメ科、思いっきり振ってみるとカサカサッと音がする、まるで楽器。小豆みたいな豆、サヤは固くポッキンとなかなか折れるものではなかった。
サポニン(毒)が含まれている、完全に熟すまで動物に食べられないような手段で・・
強烈な棘、上の方に豆が生る、熟すまでに動物たちが登っていって食べないようにいわゆる鉄条網・・・っというのは人間の勝手な想像。この刺は枝が変化したもの刺のところに葉っぱがつき花も咲き実がなります、のでこの刺は枝が変化したものである。実物を見ると一番よくわかりますね。
樹木をよく見るとその樹木の生き抜く戦略がいろんな形で見えてくる、土の下の根の張り具合なんかも想像してもらうと楽しいですよ、根っこもいろんなところでバトルをしていますからね。
ここで『気まぐれ散歩』は終了。
『早春の草花展』の会場へ
ビニールハウスでちょっとした温室気分でした。
わんちゃん的に好きなお花たちを激撮
ポスターには
一万株の春の花を咲かせました。一足早く世界の春をごらんください。
今年のテーマは、「世界の春」
イタリアの街角、オランダの庭園、北米の森林、南アフリカの花畑などを再現しています。
またどこか懐かしい「日本の春」もあります。
色とりどりの草花をお楽しみください。っと、ありました・・・
BGM 花売り娘:ポールモーリア
ここは『オランダコーナー』です。
首都アムステルダムにある「世界で最も美しい春の庭園」とされる、キューケンホフ公園をイメージしました。
ここは『北米の森林』です。
カリフォルニア北部沿岸の森林地帯から、荒々しい内陸部の山を想像し、森林周辺に自生するネモフィラをイメージして製作しました。
このコーナーは『南アフリカの花畑』です。
アフリカ大陸最南端の国、南アフリカ共和国は乾燥した地中海性気候の南西部、温暖湿潤な東部、砂漠地帯が広がる北部など多様な気候を有する国です。この多様な気候のため、固有植物が多く植物種全体のおよそ10%が南アフリカ原産だと言われています。北西部のナマクワランドは春に奇跡の花畑が見られる場所と知られています。ナマクワランド一帯は夏場ほとんど雨が降らず、荒涼としていますが冬になると多くの雨が降ります。そして春になると一斉に植物が生長し短い春の間を謳歌するように辺り一面の花畑になるのです。
このコーナーは『日本の春』です。
通路をすすむと「山の春」「野の春」そして、わびさびの「坪庭」へと続きます。
『品種見本展示』
ここでは、地域原産の植物やその園芸品種を集めてい、あす。地中海沿岸地域(入って右側)
左側は中国、南米、カナリア諸島
『北米の森林』
カリフォルニア北部沿岸の森林地帯から、荒々しい内陸部の山を想像し、森林周辺に自生するネモフィラをイメージして製作しました。
早春の草花展:京都府立植物園 2/13(金)~3/22(日)
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