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ウサギさんや、コアラ君の顔があったり、帽子をかぶった子どもの顔に似ていたり・・・
どの写真も、木の芽の冬姿を拡大して写したものです。
顔に見えるところは、実は、落葉した葉の柄がついていた跡です。その中に、目や口のようなもようがありますが、これは葉に養分を送っていた管の断面です。この顔の上にある、円形や円錐形をした部分、これが冬芽で、これから葉や花になるものが中に小さくたたまれていて、春をまっています。
どの木も、特殊なものではなく、大部分は身近に見られるものです。
冬の公園で、雑木林で、ちょっと注意してさがしてみてください。木の種類によって、それぞれごらんのとおりのきまった”顔“ですので、なんの木か、名前をあてる指紋のような役割もしますよ。
みんなは
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オニグルミ(鬼胡桃)クルミ科こちら
みんなは
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ゴシュユ(呉茱萸)ミカン科こちら
中国中~南部に自生する落葉小高木。日本では帰化植物。雌雄異株であるが日本には雄株がなく果実はなっても種ができない。地下茎で繁殖する。
きのめだよ
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ムクノキ(椋木 、椋の木 )ニレ科
ムクノキは、ケヤキやエノキと同じニレ科の落葉高木です。 関東以西の山地に自生しており、古来から日本によりそってきた植物です。 環境の変化に強く、鮮やかな緑色の新芽と堂々とした木姿が美しいため、街路樹などでもよく見かけられます。
はるになれば
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ミツバウツギ(三葉空木)ミツバウツギ科
こちら
はがでて はながさく
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サワグルミ (沢胡桃 ) クルミ科 サワグルミ属 別名: カワグルミ 、 ヤマギリ 、 フジグルミ 。
日本全国の沢など山間の湿った場所に生える。 和名は、沢沿いに生えることから付けられた。
パッパッパッパッ:あずさ
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梓 - こちら
ゆきよ
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イヌザンショウ(犬山椒)ミカン科
よく似るサンショウは葉や実に芳香があるが、イヌザンショウは香りがほとんど無い。
食草とする蝶にはナミアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハなど。
こおりよ
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オオカメノキ(大亀の木)レンプクソウ科 別名:ムシカリ
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2014-4-26 童仙房
さようなら
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フジ(藤)マメ科 別名: ノダフジ こちら
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わんちゃんとこの庭で
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はやく はるが
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クワ(桑)クワ科
カイコの餌として古来重要な作物であり、また果樹としても利用される。土留色(とどめ色)はこの植物の実の色を指す事もある。
土留色(とどめ色)とは
この言葉は人や地方によって解釈が異なるものであるが、主には桑の実が関連する色である。「どどめ」とは、埼玉県や群馬県など関東の養蚕が盛んな地域で古くから使われている方言であり、蚕のエサである桑になる実の事を指す。それが転じてどどめ色は桑の実の色として使われる。桑の実は熟すにつれて赤色から黒紫色へと変化するため、人によって意味する色が異なる原因にもなっている。また比喩表現としては特に熟した桑の果実を潰した際に紫色の汁が皮膚に付いたその状態にちなんで、青ざめた唇や青アザになった皮膚を表現する。
こないかな
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ノリウツギ(糊空木、糊樹)アジサイ科 別名サビタ 、ノリノキ(糊の木)
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2012-9-13 童仙房
パッパッパッパッ:あずさ
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フイギヤスケート、女子スケートなどに多くの感動を覚えました。カーリング女子のストーンを投げる時の顔の表情は、まさに、冬芽(ふゆめ)のごとく、なにかを秘めたようです、
この冬芽(とうが)は広葉樹が冬を越し、春を迎えるために、枝の先端などに葉、花を閉じ込めた「芽」のことで、状態により、鱗芽(りんが)、裸芽(らが)と呼ばれている。
葉痕(ようこん)は落葉した葉柄の痕跡です。冬芽は帽子、葉痕は「顔」に例えられ、維管束跡が動物や人間に似た表情を作り面白い。今回のブログで紹介のゴシュユ、イヌザンショウなどの「冬芽:ふゆめ」と「葉痕」の表情は実に、豊かで、面白いと思いました。
私は昔、冬芽観察会を社会人や子供たちにしたことがありますが、木の名前を覚えるより難しいと思いました。樹木の「タカノツメ」の冬芽がタカ類の爪に似ているとのことで、実物模型のオオタカなどのタカ類の爪と比較したのですが、余り似ていませんでした。
それと、ノダフジのことですが、よく、ヤマフジとの違いが話題になるようですが、その見分け方の一つが。「つる(茎)」の右巻き、左巻きです。学者などにも、その巻き方に議論があるようですが、ノダフジは右巻き(Z撚り);右肩あがり、ヤマフジは左巻き(S撚り);左肩上がりとしましょう。
アサガオはどちら巻き・・・・右巻きです。クズやキュウリはどうでしょうか!!! 台風の渦巻きは左回転、巻貝(デンデンムシなど)は右巻が多いようです。
皆さんは左巻き(変わり者)、それとも何巻きですか!!!
春には山菜で大活躍、冬芽は知りませんでした。
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