【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

春日山原始林~若草山山頂

2010-12-01 | デジカメ紀行
≪健康管理に歩くことが見直されてきています。どんどん歩きましょう。≫

【秋のハイキング 自然観察会】

さわやかな秋風の中、自然観察しながら楽しく歩きましょう!
近鉄奈良駅から春日山原始林を通り若草山山頂(標高342m)までの往復(約8㎞)を散策します。
とっても素敵な自然がいっぱい見られます!!

11月の中旬ごろ、こんな呼びかけに誘われて歩いてまいりました。
プラス、奈良公園紅葉散策、鹿さんとの出会いを求めて・・・のわんちゃんでした。

近鉄奈良駅から登り大路を東大寺の方へ歩きました。
水谷川(みずやがわ)に沿って春日山原始林の方へ・・・

歩いていて「あっ!コレのことかな?この前M先生がおっしゃってたのは・・・」

↑春日山原始林で

ここで、ついこの前の「鷲峰山(じぶさん)植物観察会」にタイムスリップ

M先生が山の斜面をご覧になって私たちに
「皆さ~ん、この白いのは何か知ってますか?」

↑鷲峰山(じぶさん)で

これは硫酸マグネシウムの結晶、別名瀉痢塩(シャリエン)と言います、
これは水に溶けるので雨が降るともう無くなります、
硫酸マグネシウムの結晶、ま、少し苦辛い。

コレは堆積岩ですけど、深い海の底にはいっぱいプランクトンが居るでしょ?
それで、その中のアミノ酸の中には硫黄を含んでるやつがありますから、それで硫酸分ができるんですよ。
マグネシウムそのものはこの岩石にはそんなにあるもんじゃないですけど、地面の中から少しづつ、しみあがってきた水の中のものが凝集されて、そして硫酸分と合わさって硫酸マグネシウムになる、と、そういうふうによく言われますね。
おっと、スゴイなって、今度見に行こう・・・
と思ったら雨のあとで、もう何にもないと。
普通は春日山の地獄谷のような、溶結凝灰岩(ヨウケツギョウカイガン)昔、流紋岩(リュウモンガン)と言うたんだけど、ああゆう所にはよく見られますね。
期間的には雨が降ると消えますが、そうでなければ、一ヶ月ぐらいは白くなってます
上が乾燥してると下からしみあがってくるので、そう永くはもたないでしょう。

おっと、その春日山原始林で硫酸マグネシウムの結晶を見て、1週間前の「鷲峰山(じぶさん)植物観察会」と繋がったのでした。



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15 コメント

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CHIKAちゃん こんにちわ~~ (わんちゃん)
2020-11-07 11:28:11
落語って・・・と続きます。
初めてさだまさしさんの♪雨やどり♪を聴いた時、長々と歌って最後の歌詞の一言、落語のオチなんです。
ビックリした記憶があります。
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CHIKAちゃん こんにちわ~ (わんちゃん)
2020-11-07 11:22:38
最後のオチでピッと引き締まる
いいなぁ・・・
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大岡裁き 後篇です (CHIKAちゃん)
2020-11-06 17:24:47
「なるほど、この話もよく分かった」
大岡越前、ニッコリ微笑みーーー、
三方をもうひとつ、持ってこさせると、ふところから、一両取り出し 三両に合わせると、二両ずつを、両手に持った。
「では、裁きを言い渡す。吉五郎。金太郎。その方たちの正直さ、職人気質、あっぱれである。この越前、ほとほと感心いたした。二両は、その褒美として両名にとらせる。よいか」奉行も、そち達に関わって一両の損。これで、三人とも一両、損をした。どうじゃ、不服はあるまいな」
「うへーーーっ」
「しかし、両名には、その二両も、迷惑であろう。そこで、それぞれの家主に頼む。二人に、吉凶あった時のため、二両を預かりおくよう、しかと、申し付けたぞ!」
「へへーーーっ」
「これにて、一件落着。・・・ところで、調べも長引いた。さぞ空腹であろう。食事をとらせる。膳部を二人の前へーーー」
・・・ってんで、お膳が運ばれてきました。見れば、ご飯に、お吸い物、立派な鯛の塩焼きに、刺身、てんぷらに、煮物。二人は、びっくり仰天。
「お奉行さま。折をいただけませんでしょうか。こんな料理は、見たこともねえもんで、うちのかかあと娘に、持ってけえってやりゃあ、大喜びだ」
と、吉五郎。金太郎も、
「こっちにも、お願いします。おやじとおふくろに、見せたらどんな顔をするか・・・。びっくりして、腰を抜かすのを、見てみてえ」
「うーむ。そち達の家族思い、ますます気に入った。家族たちへの土産は、別に用意する。構わぬ、食せ」
「おほっ、ありがてえ。いいんですかい、なら いただきます。おおーっ、うめえ、うめえ」
「ほんとうに、うめえなあ。こんなことなら ちょいちょい、喧嘩しようじゃねえか、なあ吉」
「ああ金。そうしようぜ」
「はっはっはっ。まこと、愉快なやつらじゃ。飯はたっぷりある。何膳でも、代わりをもうせ」
「いいえ、お奉行さま・・・」
「おおかぁくわねえ、
 たった、えちぜん」
           完
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大岡裁き 中編です (CHIKAちゃん)
2020-11-06 13:57:19
「そんなもん、受け取れるか」
「持ってかねえのかあ、ためんならねえぜ」
「何おう、おれあ、そんなドジじゃねえ」
「もってかねえと、ひっぱたくぞ」
「金を届けて、ひっぱたかれて、たまるかい。やれるもんなら、やってみろ」
「ようし、表へ出ろ!」
さあ、吉五郎のかみさん、びっくり。大家さんの家へ、駆けこんだーーー。
「大家さーん!大変ですー。うちの人と、家へやってきた、白壁町の金太郎って人が、今にも喧嘩になりそうでーーー」
そういって、事の次第を話すと、大家さん。
「白壁町といえば、あんたのとこじゃないか。駄目だよ、うちの吉五郎と、出会わせちゃあ。あんな気の短い奴はないんだから。・・・まあ、あいつの了見なら、そいつは、受け取らないだろうねえ」
「うちの金太郎も、そいつは受け取りませんねえ」
「まあ、とりあえず 止めてやらんことには・・・」
と、両方の大家さん、吉五郎の家へーーー。
来てみると、二人は、喧嘩に疲れて家の前でへたりこんでおりました。
「だらしのない奴らだ。どうしましょう、この三両」
「大金ですからねえ・・・。ここはもう、いっそお奉行所に申し出て裁いてもらっては・・・」
「こんなおかしな願いを、聞いてくれますかなあ」
「まあ、何はともあれ」
ってんで、家主連名で願書を差し出すことにいたしました。
ここは、南町奉行所であります。普段ならこのような願いは、吟味与力という役人が裁きを付けて治めるのですが、この願書をご覧になった南町奉行大岡越前守、
「面白い奴ら。会うてみたい」
と、おっしゃった。
さて数日後、門を通り、一同、お白州へ。
「しーーーーっ」
という、警蹕(けいひつ)の声。
お奉行さまのご出座です。
さっそく、お取り調べがはじまりました。
「立大工町、大工吉五郎。白壁町、左官金太郎。並びに、付添人、揃うたか。・・・うむ。一同の者、おもてを上げよ。さて、この三両の一件につき、まず吉五郎にたずねる。おぬし、金太郎が、親切にも届けてくれた金を、なぜ、素直に受け取らなんだ」
「へえ、お奉行さま。・・・実はその金は、いつも出入りのお店のご主人さんからもらったんでして、お前の仕事は、いつも丁寧だ、感心だ。これは小遣いだから、とっとけってんですが、開けてみたら三両。・・・金持ちってえのは、わかりませんねえ。今までもらった手間賃が、霞んじまう大金だあ。そんなものを持ってて、金に気がいって、仕事に、油断が出ねえとも限らねえ。手間を省くようになっちまったら、それこそ、職人の面汚し。こいつは弱ったと、思っていたら やっぱり、身につかなかったんですねえ。おっことして、清々していたところに、金太郎が届けにきやがった。そのお節介賃に、持ってけえれっ・・・とまあ、そんなところでして」
「・・・話は分かった。では、金太郎に尋ねる。吉五郎がくれるといった金を、これまた、なぜ受け取らぬ」
「お奉行さま。あっしも職人。吉五郎と、おんなしなんで・・・。そりゃあ、お金はねえより、あったほうがいいにちげえありませんが、納得のいく仕事をして、人に喜んでもらうのが、一番で。その上、家族がそこそこ暮らしていけて、年に一、二度 まあ、贅沢なこともできる稼ぎがあれば、十分でして・・・。そんなわけで、受け取るなんてとんでもねえこって」

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落語絵本『大岡裁き』 (CHIKAちゃん)
2020-11-06 09:26:46
江戸の頃、
奉行という、お役目がありまして、市中を治める、それは大変な権力を、預かっておりました。名奉行と言われた人も、何人か出ておりますが、お芝居などで知られておりますところでは、大岡越前、遠山金四郎、佐々木信濃守…。中でも、大岡越前守が、一番お取り調べがお上手だったと、してありまして落語にも、随分登場しております。
「おっかあ、今けえった」
「きょうは、随分早じまいだね。・・・おやっ、何だいそれは」
「財布を拾っちまってな、中に手紙と、金が三両へえってるんだ」
「三両!大金じゃないかい」
「手紙は見ちゃいねえが、表に『立大工町、大工吉五郎どの』って書いてあるから、きっとそいつのだろう。間抜けなやつも、いるもんだ。すぐに届けてやらなきゃ、始末に悪い。おっかあは、立大工町を知ってるかい」
「確か、神田だよ。そう言えば、うちの大家さんが、そこの家主さんと、知り合いらしいから聞いてごらん」
「そりゃあ、都合がいいや。じゃあちょいと、行ってくらあ」
ってんで、壁塗り職人・左官の金太郎、大家さんの家へーーー。
「おい大家、居るかい」
「こらっ。呼び捨てにする奴があるか」
「じゃあ・・・さん」
「後でくっつけても遅い。・・・金太郎じゃないか。なんだ」
「お出かけのところ、すんませんが、実は、これこれで・・・」
「立大工町!なんだおい。あたしゃあ今、そこへ出かけるところだよ。ちょいと歩くが、じゃあついてきな」
「へえ、大家のお供とは、情けねえ」
「何を言いやがる」
「大家さん。なんでまたそんな立大工町の家主さんなんかと、知り合いなんで・・・」
「あすこの家主とは、碁がたきでな。碁の腕前が、同じなんだよ。勝ったり負けたりが面白くってな。だから少し遠くても、遊びに行くのさ。実は今日も、それなんだ」
「ああ、道楽ですか」
「相変わらず、口が悪いなあ。だが、あたしの長屋に、店子は大勢いるが、あたしゃあ、お前さんが一番好きだ。家賃はちゃんと入れるし、親の面倒は見るし、だいいち正直だ」
「そんなに、けなされちゃあ、かなわねえ」
「いちいち、逆らうな」
どうやら、立大工町にきたようです。
「ええと、ここらへんだと思うが・・・、ああ、あそこだろう。丸に吉と書いてある。あたしは家主さんのところで、やっていくから・・・」
「へいっ、助かりました。ゆっくり碁でも六でも、打っててください。あっしは、用を済ませたら、勝手にけえりますから」

「おうっ。大工の吉五郎ってのはここかい」
「ああそうだが おめえはだれだ」
「おれは、白壁町の左官の金太郎ってもんだ」
「戸は締まってねえんだ。用があるならこっちへ、へえれ」
「用がなけりゃ こんな小汚ねえ長屋にくるかい。じゃまするぜ」
「おおっ。金太郎てえが、赤くねえなあ」
「まだ茹でてねえんだ」
「なまできやがったな」
「おめえ、財布を落としたろう。手紙と金が三両へえってんだ。持ってきてやったから受け取れ」
「この野郎。またお節介な真似しやがったな。財布と手紙は、俺の大事なもんだが、金はおめえのもんだ。もってけ!」
「何を言いやがる。おめえのもんだから、持ってきてやったんじゃねえか」
「そりやあ、前は俺のもんだが、こっちの懐にいにくくなって、出てったんだから、拾って巡り合った、おめえのもんだ」
(字数制限あるのかな?)後編は次回に。
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道草さん こんばんわ~ (わんちゃん)
2010-12-03 22:41:41
>雨で消えても、またいつか地表へ出て来るのてしょうか。

地面の中から複合的に合わさったモノがじわじわ~と出てくるので、雨に流されても(流されやすい)
じわじわ~と出てくるようです。

ずっと大阪で育った私は小・中・高と遠足は奈良公園に一回は来てました
大仏殿で柱にあった大仏様の鼻の穴をくぐるのに、悪さをしてる子は中で締め付けられるよって先生に言われてくぐれなかったらどうしよう!と思った小学生のころ、なつかしいです。
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jyunkoさん こんばんわ~ (わんちゃん)
2010-12-03 22:34:55
俳句をたしなまれるお方は
ステキな言葉をたくさんご存じなんですよね、、まるでドラエモンの四次元ポケットのように思ってしまいます

二人三脚の写真俳句、次回に続きます
ぜひ、ご覧になってくださいね
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懐かしの春日山。 (道草)
2010-12-03 08:14:53
硫酸マグネシウムを含んだ硫酸塩温泉があるとか聞いたことがありますが、如何にも暖まりそうな気がします。雨で消えても、またいつか地表へ出て来るのてしょうか。
奈良の春日山や春日大社は、京都の小学校の遠足の定番でした。大仏と鹿は小学校時代の最大の思い出です。最近の小学校の遠足は多様化しましたので、娘らが小さい頃は家族で春日山へハイキングに行ったものです。
写真と俳句。相乗効果が一段と溢れ出て素敵です。
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五七五 (jyunko)
2010-12-02 19:45:58
写真俳句、良いなぁ
すらすら~~と五七五にできるのがうらやましいです

わんちゃんと一緒で五七五は苦手
でも、こうして拝見するのは大好きですよ
思いもよらない言葉が巧みに並んでいるのは
流石と、思ってしまいます

わんちゃんの写真とMITSUKoさんの俳句
続きが楽しみです。
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ショットさん こんばんわ~ (わんちゃん)
2010-12-01 22:26:20
コメントありがとうです

友達と言うてるんです
「同じ野山を歩くならお花の名前とかに詳しい人と一緒じゃないと楽しくないよね」って。
名前のついてないお花の写真のファイルがまだまだたくさんあるんです。

先生が興味を持たせてくださいます
よくね「先生は目線が違うよね」ってみんなで言うんです
同じ道を歩いててもね。
「ほら、ここに」って教えていただいてね、
「なるほど~」の連続なんですよ。
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miuちゃん こんばんわ~ (わんちゃん)
2010-12-01 22:06:12
いつもコメントありがとう

お勤めしていたころは、こういう行事になかなか参加できなくって、平日がほとんどだし・・・
今じゃ、結構あるんですよね、興味のあるいろんな行事がね、即、申し込んでしまいます。

写真俳句は写真を撮った本人がその写真に俳句をつけるのが本当なんですが・・・

言葉の組み合わせがステキです
MITSUKOさんの俳句、お楽しみに
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こんばんは! (ショット)
2010-12-01 21:13:06
わんちゃんさん、自然観察では楽しそうで色々益々知識を得ての会・・良いですねェ~~。

沢山の画像・・わんちゃんさんいいわ~~ぁ!
楽しそうな様子が伝わります(*^_^*)

散策中も何かと興味抱きながら・・でしょうね。先生付き添いとは心強く何でも疑問は速返事帰って来て教えて頂けるのでしょうねェ~~♪
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キッカワさん こんばんわ~ (わんちゃん)
2010-12-01 20:45:17
ご覧いただきアリガトウです。

柳生への入り口でもある滝坂の道は
大小の石仏がところどころに、すっくと立ってますよね、石畳が風情があって良いな・・・と。

春日原生林はキチンと整備されているし
歩きやすい道です。
若草山は12月中旬から翌3月中旬まで閉山されるんですよね。
今回、初めて知りました。
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こんばんは (miu)
2010-12-01 19:42:21
わんちゃん、こんばんは~
自然観察しながらのハイキング良いですね!
楽しそう~どんどん知識も増えていきますね。

今、写真に俳句を添える方増えていますね。
言葉が入る事で、より写真が素敵に見えてきますね。
私も作りたいけど、わんちゃんと一緒で苦手です・・・

MITSUKOさんの俳句とわんちゃんの写真に拍手!
続き楽しみにしていますね♪
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春日山原始林 (キッカワ)
2010-12-01 16:24:29
何年か前に、柳生に通じる滝坂の道から
春日山原始林に入り若草山山上に登ったことがあったよ。
滝に寄り道したような記憶があるけどもね、

市街地のすぐそばにうっそうと茂る原生林、
意外と紅葉が多く、今頃はキレイだよね。
手軽に散策できるのが良いな。
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