しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

珍しい像(この人は誰だろう)

2020年06月19日 | 令和元年~
この人物は誰だろう?




場所は岡山県井原市芳井町の体育館前。
もとは、青年学校や実業学校があった学校敷地内。





羽織、袴で、ちょんまげあり。しかし、刀は差していない。



像の台座に人物名なく、説明版もない。


芳井町ゆかりの偉人(かつ有名人)に違いない。

像の隣でゲートボール中の方に聞くと、あら不思議、「わからん」。知る人なし。
図書館の郷土の偉人的な本をめくっても、似た人や、らしき人がいない。
井原市役所にメールで人物依頼をすると・・・・・いろいろ(史家・教育者・長老等)の人に問い合わせた結果、
おそらく「二宮尊徳」であろう、という返信を10日後にいただいた。


管理人も、尊徳が浮かんだが、”袴姿”が尊徳のイメージ(脚絆姿)と違うので自分では没だった。
市役所の方も、10日間調べて確信の返答でなく、可能性が高い、という回答だった。



町の中央の場所に建ち、それが町の人さえ知らない人、というのも珍しい像だ。
(たぶん陶像)


まあ、人物像には名板か刻文か説明板がが必要ということか。
それに、尊徳像では検索してもでてこない。もし尊徳であるならば、この姿での尊徳像は日本唯一ということになる。
不思議な像だ。




コメント
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