JOSÉ JAMES / LOVE IN A TIME OF MADNESS
通算7枚目、ブルーノートからは4作目となるホセ・ジェイムズの最新作「LOVE IN A TIME OF MADNESS」。大きくR&Bへと舵を切った作品と話題のアルバム。元々、ジャズからR&Bへのアプローチで時代の扉を開けたシンガーですが、なるほどこれはそこから一歩も二歩も踏み込んだ意欲作ですね~。なにせ、ほぼ全編打ち込みをベースにしたサウンドですからね。昨今のR&Bは、ジャズやヒップホップとの相互影響以上に新進クリエイター達との交配により著しいアップデートを繰り返してきましたが、本作はそんな先鋭的なブラック・ミュージックの空気を宿しつつ、ホセの進歩的なアーティスト性を物語る一枚となりました。
アンビエントなリズムに乗るホセの歌声が耽美な魅力を放つ「What Good Is Love」や「Last Nights」、シンガロングな美メロが印象的な「Remember Our Love」に「Breakthrough」、マリ・ミュージックを迎えたゾクゾクする程美しい「Let It Fall」や「To Be With You」、などなど。さらにアルバムの核となるプリンスへのオマージュ「Live Your Fantasy」やファルセットがセクシーな「Ladies Man」という2曲のファンキー・ナンバー。このファンク曲はレトロな味わいながら、その瑞々しさ故か返って新しく聞こえるというマジック。ホセのクールなセンスが光ります。
気鋭のクリエイター達とのコラボが生んだ、ホセ・ジェイムズの新章であることは間違いないでしょう。なにせホセ自身が「ジャズのキャリアの終わりを告げる作品」と断言しているとかいないとか。とは言え、スローやミドルはもちろん、ファンキーな曲ですら、歌声の深層からジャジーな柔らかさがしみています。先鋭的でありながら、メロディアスでビタースイートな歌心に溢れた作品。なにせ今作のテーマは「愛」だそうですから!
日本盤ボーナストラックの「Trouble (TARIO RIMIX)」と「Live Your Fantasy (WONK RIMIX)」も格好良い!
よろしければこちらも是非!
先日、ホセ・ジェイムズとWONKの招待ライヴに行ってきました。↓
2017年2月15日 ホセ・ジェイムズ@渋谷コンタクト
通算7枚目、ブルーノートからは4作目となるホセ・ジェイムズの最新作「LOVE IN A TIME OF MADNESS」。大きくR&Bへと舵を切った作品と話題のアルバム。元々、ジャズからR&Bへのアプローチで時代の扉を開けたシンガーですが、なるほどこれはそこから一歩も二歩も踏み込んだ意欲作ですね~。なにせ、ほぼ全編打ち込みをベースにしたサウンドですからね。昨今のR&Bは、ジャズやヒップホップとの相互影響以上に新進クリエイター達との交配により著しいアップデートを繰り返してきましたが、本作はそんな先鋭的なブラック・ミュージックの空気を宿しつつ、ホセの進歩的なアーティスト性を物語る一枚となりました。
アンビエントなリズムに乗るホセの歌声が耽美な魅力を放つ「What Good Is Love」や「Last Nights」、シンガロングな美メロが印象的な「Remember Our Love」に「Breakthrough」、マリ・ミュージックを迎えたゾクゾクする程美しい「Let It Fall」や「To Be With You」、などなど。さらにアルバムの核となるプリンスへのオマージュ「Live Your Fantasy」やファルセットがセクシーな「Ladies Man」という2曲のファンキー・ナンバー。このファンク曲はレトロな味わいながら、その瑞々しさ故か返って新しく聞こえるというマジック。ホセのクールなセンスが光ります。
気鋭のクリエイター達とのコラボが生んだ、ホセ・ジェイムズの新章であることは間違いないでしょう。なにせホセ自身が「ジャズのキャリアの終わりを告げる作品」と断言しているとかいないとか。とは言え、スローやミドルはもちろん、ファンキーな曲ですら、歌声の深層からジャジーな柔らかさがしみています。先鋭的でありながら、メロディアスでビタースイートな歌心に溢れた作品。なにせ今作のテーマは「愛」だそうですから!
日本盤ボーナストラックの「Trouble (TARIO RIMIX)」と「Live Your Fantasy (WONK RIMIX)」も格好良い!
よろしければこちらも是非!
先日、ホセ・ジェイムズとWONKの招待ライヴに行ってきました。↓
2017年2月15日 ホセ・ジェイムズ@渋谷コンタクト