徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

第30節 東城さんありがとう

2006-11-12 22:59:32 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
土曜日は日本平で大宮戦。

あまり審判について文句はいいたくはないのだけれども、この日のこの男については、あまりにもあからさま過ぎたので呆れた。審判は東城穣。前半は大宮・トニーニョを中心にたびたび囲まれる場面が見られた。そして前半終了直後、数分間に渡ってまたもや大宮のプレーヤーが囲む。ファウルの基準が不明瞭な審判に対して熱くなってしまうのは判らないでもないが、執拗な抗議にいつカードが出るかと見ていた。しかしカードを出さない。抗議し放題か。

そして後半。東城は大宮の抗議を受け入れたかのように、あからさまな大宮偏重のジャッジを始める。そしてPK、そしてマルキーニョスのレッドカード。スタジアムは当然、騒然となる。すると再びバランスを取るかのように、大宮のファウルを取り始める。それをアピールするように、清水のアドバンテージを取ってもおかしくないプレイをわざわざ止めて、である。
マルキやJJは表情で不満を表明していたが、そんな審判に対して、清水のプレーヤーはほとんど抗議することはなかった。西部の好セーブ、完全復活の兆しを見せる青山のプレイや、途中に投入された矢島、太田のひたむきなプレイに、モチベーションの上がるサポ。スタジアムにはますます怒りが充満した。
結果的に引き分けに終わったが、一言言ってやらんと収まらなかったですよ。ふんとに。

ただ、ひとつ東城さんに感謝したいこともある。
ゲームが終了したあの瞬間に起こった、信じ難いレフリングを繰り返した東城への怒声、それに対して真摯にプレイし続けた清水のプレーヤーたちへの万雷の拍手。天皇杯・栃木戦で崩れかけたスタンドとチームの関係が、またひとつにまとまったことである。栃木戦に続いて岩下を起用した健太の采配も、現在の順位と残りゲームを考えれば悪くない。後半途中に交代出場した太田の健在ぶりは、状況が状況だけに、見ているこちらも胸が熱くなった。天皇杯、そして来期につなげていこう。

実家へ帰って、兄貴夫婦と近所のおじさんたちと酒。