徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

少年

2007-06-15 00:40:40 | LB中洲通信2004~2010
六本木へ移動して、“ディナーショーキング”松崎しげるさんの取材。近くのカフェで30分ほど質問リストを整理して、カメラマンのカズシゲ君と合流。最初はバイオグラフィを追いながら、バンド、野球、ディナーショー……をテーマに話を進めていく。還暦を目の前にした大ベテランシンガーを前に失礼かもしれないけれども、いまだに野球少年で、バンド小僧で、「枯れる気はない」と断言する姿が清々しい。エッセイ集『オレは恋する病原体』にも書かれているが、(もちろん“不遇の時代”があったとはいえ)これほど時代時代の青春をそのまんま謳歌してきた人も少ないのではないか。予定の取材時間をだいぶ過ぎてしまったけれども、撮影でリッケンバッカーを抱えた松崎さんに煽られてカズシゲ君も乗ってきた。いい絵が撮れたと思う。
8月号で特集予定。

大家重夫『ニッポン著作権物語 プラーゲ博士の摘発禄』(出版開発社)購入。