徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

『吉原御免状』②(7月11日)

2005-07-12 23:58:29 | LB中洲通信2004~2010
南青山のバー、O'hyoi'S(オヒョイズ)で『吉原御免状』に出演する藤村俊二さん取材。まったく年齢不詳な印象のある人だけれども、取材で通された個室でラフな格好の藤村さんに対面すると、やはりキャリアの重みを感じさせる。しかしあの年齢で、年下の俳優や演出家に請われて舞台に立てる藤村さんが羨ましくもある。媚びず、かといって孤高でもなく、ただ自分の飄々としたスタイルに従った生き方。

オヒョイズは藤村さんの経営するワインバー。帰り際にオヒョイさん手書きサイン入りの巾着袋を頂く。取材後、袴田さんと打ち合せ等。

『the amazing bub powell』、sarah vaughan and the count basie orchestra『send in the clowns』、sarah vaughan『copacabana』購入。

サッカーひどい話

2005-07-11 20:48:38 | Sports/Football
これも意味不明のJリーグ中断の影響でしょうか。チーム的には現状問題ないと思いますが、四都主に対する清水のように、アル・サッドを煽れないレッズは気の毒ですな。
それにしてもひどい話。

一方、東京ダービーの灰皿事件被害者は語る。まあ被害を受けた人間としては当然の主張だろう。灰皿が投げ込まれたヴェルディエリアには子供たちもいたというが、怪我しなくて良かったねってだけです。そうなるといろんな意味で取り返しのつかないダメージ喰らうから。

また一方の当事者は、
<今回の加害者は、これまで調べた範囲ではクラブと交流のある人に友人知人がおりません。FC東京ファンのみなさまが増え、すべての方とコミュニケーションをとることは不可能となっております。警備体制にも限界があります。>
などと何とも意味不明なことをオフィシャルに掲載している。コレ、火に油を注ぐような気がするんだが。意味深過ぎて、一般の瓦斯サポは引かないか? もうさすがに朝日氏もスルーし切れないと思うし、するべきじゃないだろう。加害者も「やらなきゃよかった」などと言っていたそうだが、それもかなり情けない話だ。もうFC東京、グダグダですな。

しかし、サッカーはバカと共存しながら続いていく。
もういい加減出直すつもりで、江東区へ戻ってこいっての。そしたら出戻りダービーで盛り上がる……わきゃないか。

先週快勝した神戸戦は、最下位・神戸のモチベーションが清水を上回るんじゃないかと内心ヒヤヒヤしていたのだけれども、今週の瓦斯戦(日本平)は相手の方が心配になってきた。

(8月2日追記)
アンケート

日本語のブルース/吾妻光良&ザ・スウィンギンバッパーズ

2005-07-11 01:33:26 | Music
渋谷CLUB QUATTROで、5月の野音以来の吾妻光良&ザ・スウィンギンバッパーズ。個人的には、野音はバッパーズの登場前に、かなり気分良く酔っ払ってしまったので、もっと久々な印象。『Things Ain't What They Used To Be』『最後まで楽しもう』に始まり、『栃東の取り組みを見たか?』、『ITブギ』、『150~300』等。途中、ゲストのLeyonaも加わり3曲ほど。
それにしても昨年のフジロックの影響なのか、若い客が非常に多いが、所謂ブルース臭のなさそうな普通の人たちも多い。そういう人たちを惹きつけているのだから、バッパーズは所謂ひとつの大人の音楽というものだろう(ミュージックエアネットワークはバッパーズのライブ中継をするべきだろう)。おそらく吾妻さんは日本で一番伝わりやすい日本語を歌うバンドマンのひとりである。愛とか勇気ではなく、栃東、IT、肉、年齢、血圧――そのあまりに敷居の低い日本語をまったく懐古趣味ではないジャイブ、ブルースの名曲に乗せて歌っている(曰く「バッパーズは翻訳バンド」)。フォークでもあるまいし、ブギーでもオーディエンスは吾妻さんの歌詞の一語一語に反応するのだ。吾妻さんの目線の低さ、そして心に秘めた志の高さは見習いたいものである。あの日本語の伝わりやすさ、聴きやすさはやはり才能でしょう。昨年はベース兼番頭の牧さんと共にLBにも大々的に出ていただいたが……やっといてよかった。

ライブに行く前に、遅ればせながらスカパラと共演した『さらば友よ』を聴いた。このスカパラのシリーズは男気溢れる楽曲ばかりだったが、吾妻さんが歌うことでさらにブルースが加わり、何とも滋味深く、切なく、意味もなく前向きになれそうな佳曲になった。やはり吾妻さんのあのヴォーカルとギターは唯一無二な魅力に溢れている。

8月6日には新宿PIT INNで梅津和時プチ大仕事(BLUES!ホーンズ大作戦)、さらに8月21日、代々木Zher the ZOOでイベント参加(吾妻光良トリオ)。と思ったら21日はLightning Blues Guitar'05なので涙をのんで断念。ホトケさんも吾妻さんも出られればいいのに(ブルース界の人間関係の問題なんでしょうか)。JIROKICHIセッションに参戦しますか。それにしてもローソンチケット、「アガツマミツヨシ」ってインフォメーションは何とかならないのか。

【セットリスト】
①Things Ain't What They Used To Be-
②最後まで楽しもう
③やっぱり肉を喰おう
④ITブギ
⑤カミさん不細工な方がいい
⑥小学校のあの娘
⑦Let Your Hair Down
⑧高田馬場へ
⑨齢には勝てないぜ
⑩栃東の取組みを見たか?
⑪Because I Love My Daddy So (leyona)                        
⑫うた(leyona)
⑬Silent George(leyona) 
⑭On the Sunny Side of the Street
⑮150→300
⑯俺のカツ丼
<アンコール>
⑰Come On Let's Boogie-~Blue Suede Shoes(and leyona)
⑱Honeysuckle Rose
⑲ほんじゃね
(from2ちゃん バッパーズスレ←投稿した人乙です)

山下洋輔(Yosuke Yamashita NewYork Trio)『SPIDER』、本田竹曠EASE『EASE(Earthian All Star Ensemble)』購入。

『吉原御免状』①(7月9日)

2005-07-10 23:52:27 | LB中洲通信2004~2010
LB9月号で、9月から公演が始まる『いのうえ歌舞伎 吉原御免状』を演出する劇団☆新感線のいのうえかずのりさん取材。初めて小説の舞台化(過去に『犬夜叉』の舞台化はある)、さらに熱狂的なファンがいる作家の代表作ということでいのうえさんをはじめ、スタッフ、キャストにも、それなりのプレッシャーがかかっているようだ(おひょいさんはかかってないと思うが)。お話を伺うと、それも人気劇団故のアプローチだということがわかる。劇団創立25周年はまったく関係ないそうですが。
詳しくはLB9月号で。

東京ダービーは断念。

HMF

2005-07-08 21:28:36 | LB中洲通信2004~2010
LB9月号特集で、9月に埼玉・狭山市の稲荷山公園で開催される「ハイドパーク・ミュージックフェスティバル」について、フェスのプロデューサーである、トムズキャビンの麻田浩さん取材。細野晴臣、鈴木茂、小坂忠、洪栄龍など70年代の日本のロックを形成した米軍ハウス組が揃う「大人のフジロック」。麻田さんはいまだに狭山在住で、そのコミュニティからフェスのアイデアも生まれたのだと言う。やはりというか、当然というか、先日観たスチールギターの駒沢さんの話も出てきた。詳しくは9月号で。やっぱり2日間通し券買っちゃおうか。画像は昨年リリースされた麻田さんの再発盤。
しかし7月号の岸川均さんといい、麻田さんといい、70年代~80年代の日本のミュージックシーンを支えてきた人たちに話を伺えたのは貴重な経験。

ロックコンサート:米文化息づいた地で 稲荷山公園に集まろう!/埼玉(Yahoo)

RIZE『SPIT & YELL』、Def Tech『Lokahi Lani』購入。

save our soul/高円寺JIROKICHI・The pure

2005-07-08 20:49:06 | Music
高円寺JIROKICHIでThe pure。先月は観られなかったので約2ヶ月ぶり。吉岡さんが激ヤセし(いわゆるひとつのナチュラルダイエットだそうだ)、小澤さんの髪の毛が伸びてちょっとかわいくなっていた。
ラストナンバー『save our soul』ではマネージャーの田村さんが譜面を配り、ちょっとした大合唱になってしまった。ライブは23時前に終了。イカキン君に挨拶し(先日のクロスオーバージャパンで写真を使って頂いた)、田村さん、HP管理人のMさんに挨拶し、JIROKICHIの階段を上ろうとしたら、ひとりクールダウンしている本田さんとばったり出くわしてしまった。オレも挨拶するがぎこちない。PIT INNのときもそうだったのだけれども、ライブ後の本田さんの目は誰も、どこも見ていない。そんな本田さんの目にオレは畏怖する。こんな時、改めて、やはりこの人は天才なのだと感じている。
紀尾井ホールまでいよいよ3週間。

高円寺から高田馬場のgate oneへ移動。こちらも何だかんだで1か月ぶり。今日は『GateOne もう6周年なんだね~♪Live』ということで福田重男(p)、トオイダイスケ(b)、小泉高之(dr)、梶原まり子(vo)。もちろん着いたときにはライブは終っていたのだけれども、間もなく店に戻ってきた橋本さんにリクエストがかかり、まずまり子さんとふたりで『ラブミー・テンダー』。そして福田さん、ダイスケ君、バイトの北澤誠君(dr)が加わり、『酒とバラの日々』、福田さんのオリジナル曲。ラッキー♪ 本田さんファンクラブ事務局長の尾崎さんも高円寺から移動して店にいらしていたので挨拶。照姫祭以来でbaby brothersの陽平君、石川早苗さんもいたのでこれまた挨拶。余計なお世話なのだけれども、せっかくなのでMCのことを指摘しとく。がんばれよー。
ボトル1本。結局朝6時まで。

THE Duet #2/仲井戸“CHABO”麗市「THE Duet」

2005-07-07 04:12:25 | Music
ティアラこうとうで仲井戸“CHABO”麗市「THE Duet」。ここ数年続けてきた鎌倉芸術館の流れを汲んだ、このシリーズも今回で第二回目。
前回(翠川敬基/チェロ)は、チケット発売日をすっかり忘れていて、気がついた時にはライブ一週間前だったりして観に行けなかったのだけれども(確かチケットはヤフオクに出品されていた)、今回は駅前のかめりあホールまで買いに行きましたよ。ちなみにかめりあホールというのは亀戸駅前にある公共施設なのだけれども、なぎら健壱さんや国本武春師匠もライブしちゃうコンサートホールで、今月末にはハーピストの松田幸一さんのライブもある。中々侮れないホールである。
ティアラこうとう(小ホール)は鎌倉芸術館の半分もない。とてもこじんまりとした、定員140名のホールである。まだ小奇麗なところが最初はちょっと居心地悪かったりもしたのだけれども、どの席からもステージと客席が近いのはいい(オレは後ろから2列目)。これくらい近いのはBLIZで観た麗蘭か、松本と横浜で観たファイティング・ギターマンツアー以来か。ステージには3本のやしの木、ライティングもずいぶん凝っていて、夏も本格的に始まってないのに、『ホテル・カリフォルニア』のムードを醸し出している。夏、終っちゃってるよ。

ちなみに以前関わっていた雑誌でCHABOさんとおおくぼひさこさんの対談を企画したことがあったけれども(構成は音楽評論家の天辰さん)、その時に「おおくぼさんと出会ってから夏が好きになった」というような、かっちょいいフレーズをCHABOさんは言っていた。

今回の「THE Duet」のお相手は元「小坂忠とフォー・ジョー・ハーフ」「はちみつぱい」で、70年代初頭の日本のロックの最重要セッションの多くに参加したペダル・スチール・ギタリストの駒沢裕城さん。さらにプロフィールを読むと、あの時代の(一部)若者にとっての最重要エリアにも参加していたことがわかります。現在岐阜県飛騨在住。駒沢さんの演奏を聴きながら、取材オファー出しとけば良かったと後悔。
セットリスト等はいずれオフィシャルに出ると思うので、一曲だけ。『ガルシアの風』。「この曲は駒沢君と演りたかった」とCHABOさんが言うとおり、これが凄まじくハマっていた。
終ったのは22時30分。開演時間が多少ズレたとは言え、3時間オーバー。さすがCHABOさん。普段は酒と煙草が呑めないライブスペースだと辛いのだけれども、このシリーズは映画でも観るような気分で味わえる(映画で3時間言ったら長過ぎだが)。ザ・バンドのカヴァーをしながら、「オッケー、ロビー」と呟くCHABOは、やはり何かに憑依されたかのようで、最高である(もちろんロビーとはロビー・ロバートソンのこと)。

駒沢裕城『静かな時』、CKB『SOUL PUNCH』、KODAMA AND THE DUB STATION BAND『IN THE STUDIO』購入。リスペクトレコードから『よなは徹プレゼンツ ウチナーわらべうた』到着。

トークライブ #2/初台TheDOORS・松村雄策トークライブ

2005-07-06 01:31:56 | Music
初台のTheDOORSで松村雄策さんのトークライブ。今回のトークゲストはPANTAさん。観客は3、40人ほど。とりあえず新宿から初台まで歩いて来たので、カン、カン、カンとビール3杯(他のお客さん、そんな飲んでない)。
今回のテーマは「影響を受けた音楽」で、ビートルズやドアーズだと2時間じゃ済まないので、ということでスパイダース、寺内タケシ、伊東ゆかり、ジャックス、頭脳警察。PANTAさん登場後に、マザーズ、アニマルズ、スペンサー・デイヴィス・グループ等。

早川義夫さんにもオファーを出しているそうで、その時は20年ぶりくらいで松村さんの歌も聴けるかも(冗談半分)。また30代以上向けの企画もいろいろと考えているようなので、ちょっと楽しみだ(本音は40代以上らしい……それじゃさすがに行けない)。

ERIC ANDERSEN『BLUE RIVER』、MARC BENNO『LOST IN AUSTIN』、麻田浩『GREETINGS FROM NASHVILLE』、ラリーパパ&カーネギーママ『LIVE』、センチメンタル・シティ・ロマンス『30YEARS YOUNG』、小坂忠『き・み・は・す・ば・ら・し・い』、なぎら健壱『この夜に…』、SCANCH『SWEETS SCANCH BEST COLLECTION』購入。ERIC ANDERSENの『BLUE RIVER』は明け方にでも聴いたら、おそらくその日何にもしたくなくなるほど素晴らしい。

中華街

2005-07-06 01:14:28 | LB中洲通信2004~2010
LB9月号、横浜・中華街『鴻昌』でエディ藩さん取材。横浜と米兵相手のダンスホール、もっと国際色豊かだった60年代以前の中華街、アメリカンスクールとギターとちょっとした小遣い稼ぎ、そんな時代と場所。1時間ほどお話を伺う。
今回は7月29日にDVDリリースされる『ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム』の取材も兼ねているので、アルタミラピクチャーズのSさんも同席。エンケン映画の担当も務めるとのこと。お疲れっス。帰りの電車の中で渡さんの話になり、『●しい中●線』に掲載された、ちょっとどうかと思っていた「ラストインタビュー」についていろいろ訊く。取材現場、予想通りだったみたい。

2000年10月号『70年代特集』で登場していただいたNSPの天野滋さんが亡くなった。52歳。若いよ。

8月号

2005-07-05 00:29:39 | LB中洲通信2004~2010
トムズキャビンの麻田浩さんに連絡し取材の確認。あと2件ほど取材依頼している事務所担当者と連絡取れず。午後、渋谷でバグ・コーポレーションのTさんと打ち合わせ。SIONさん特集については10月号(9月初旬発売)でほぼ決定。ファンには御馴染みの場所での取材になりそう。
その足でタワレコへ向かう。theatre brookの特典付きのアルバムを買おうと思ったのだけれど、特典は品切れで断念。一歩遅かったか(セッションテープ)。

8月号が到着したとのことで、神楽坂のツー・スリーへ向かう。
ご協力者、定期購読者の皆様のお手元にも間もなく到着すると思われます。よろしくです。

REGGAE DISCO ROCKERS『蜃気楼の街』、VA『black music explosion』『the golden age of modern soul』『modern soul connoisseurs』購入

HOT6始まる/味スタ・FC東京×セレッソ大阪

2005-07-03 00:45:54 | Sports/Football
味スタでFC東京×セレッソ大阪。今月は東京強化月間。
しかしこのゲーム、かなり眠くなるような展開だった。確かに戸田のシュートは素晴らしかったし、後半ルーカスを投入して明らかに前線の収まりがよくなったが、それでも勝ち切れない。後半5分ほどの間に2得点し先制したが、前半の眠さを考えるとこれじゃ勝てんし勝っちゃダメだわと思ってたら、案の定引き分け。ゲーム終了後に流されたダイジェストに映された、ヒロミの無邪気な喜びっぷりだけが相変らず微笑みを誘うFC東京でした。ヴェルディだーけには~まーけられなーい♪なんで歌ってる状況じゃない(洒落にならない負け方をしたヴェルディはさらに悲惨だが)。

keith richards『honey moon tapes』、石田長生『mouth & fingers』、shigeo rollover『ジミ・ヘンドリックスに捧ぐ live at electric lady land』、ミス花子と全日本オッサン連盟『ニッポンのオッサンの唄大全集』、妹尾隆一郎weeping harp senoh『missin' around』、『野音 唄の市』(2枚組+シングル盤+ブックレットなのだけれど、中を確認してみたら泉谷と古井戸を収録したレコード1枚だけなし! 安かったとは言え肝の一枚がないのは……)、梅原正紀『近代奇人伝』(大陸書房)購入。

“Reincarnation”×KOROMO×me,we,Night

2005-07-02 08:03:14 | Music
目黒のHOTEL CLASKAで「THEATRE BROOK presents“Reincarnation”×KOROMO×me,we,Night」。
要するにTHEATRE BROOKと仲間の周辺アーティストが手作りでメジャーデビュー10周年&ニューアルバムリリースを祝うパーティー。
9月号取材の電話連絡やら何やらで家を出るのが遅れたので、会場に到着したのはOPEN/STARTの19時ぴったり。ホテルの入り口で並んでいた3、40人ほどの列の後方で待つ。10分ほど遅れて入場したのだけれども、しかしまだ会場ではミラーボールの調整しているんだから手作り感ありあり。
その3、40人がとりあえず2Fのライブスペースで待っている中、突然タイジが現れ、スペースを見渡しながらなぜか笑顔。DJをスタートさせ、マイクで客を煽りながら「ライブハウスじゃないんだから」「荷物はクロークへ預けてね~」。そう、まだ先は長い。

DJを挟みつつ21時を過ぎた頃、最初のバンドREGGAE DISCO ROCKERS登場。7月12日にリリースされるアルバム『Morning glory』から数曲、加えてレゲ版『明日に架ける橋』(サイモン&ガーファンクル)、『蜃気楼の街』(シュガーベイブ@大貫妙子)等。未知だったのだけれどもヴォーカリスト有坂美香はちょっと発見。アルバムは買いですな。
続いてKOROMO(THEATRE BROOK等のスタイリスト集団)のプロデューサー望月唯氏のバンドBLACK RIDER。リフでガンガン圧してくロックンロール。ちなみに1Fのフードコーナーでは望月氏の実家だという「とんかつ がんそ」さんが出店。勢いで串カツ3本食べました。ウマー。

そして23時を少し回ったところでTHEATRE BROOK登場。開場時点では3、40人ほどだったオーディエンスもいつの間にかフルハウス。ライブスペースの温度もかなり上がっていた。『September』で始まり、『ドレッドライダー』で煽るタイジ。スペースがフラットなのでオーディエンスの頭の隙間からしかステージは見えないけれども(エマーソン氏と沼澤氏の姿は最後まで見られなかった…)、酒と会場の熱(&やわらか串カツも)で頭に血が上り、そんなことはどうでもよくなってしまった。ゲストのBIG HORNS BEEも加わり新曲『世界で一番SEXYな一日』。CDを凌駕する迫力で突っ走る。続いてGRAPEVINEの田中和将(ビージーズの『ステイン・アライヴ』!)、馬場俊英。そしてさらにMCUが登場し、名曲『ビカビカ』。渋公のMCUスペシャルライブには行けなかったのでこれはちょっと嬉しかった。ゲストコーナー、最後は全員揃って、ワイルド・チェリーの『プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック』で怒涛のグルーヴ。燃え尽きた。午前1時過ぎライブ終了。

ちなみに終始ご機嫌だったタイジだったけれども、途中「オレたちも(某巨大野外フェス)に出せ!」みたいなこと言っていた。しかしそれはどうなのか。別に出なくてもいいじゃん……(と強く思う)。

ここからライブスペースはラストまでDJタイムに移る。若人はヒューヒュー言いながら踊り続けるが、しかしオレは3時前にあえなく撃沈。年かね~、年だね~。あと体重だね~。
次回のme,we,Nightは12月上旬の模様。CLASKAでやるんならステイしようか。

【業務連絡】水没しました

2005-07-01 14:48:28 | Works
北陸地方も大変なことになってますが、僕のPHSも水没しました(データ復旧不能)。
ということで、アドレス帳にしかメモリーさせていなかったケータイ番号も同時におじゃんになってしまいました。心当たりのある方は連絡下さい。まったく『Telしてこい』(Theピーズ)の気分…。

心ならずも急遽機種変更してきたのだけれども、ウィルコム(旧AIR-H)って機種の種類ないのね。選択肢なさ過ぎ。ぷんぷん。

don't let me be misunderstood

2005-07-01 01:08:10 | News
16年というと、まだ日本がバブル真っ盛りの時代に林由美香はデビューしたということになる。AV(文字通り、アダルト“ビデオ”)の黄金時代を生きた人である。オレにとっては決してファーストチョイスな人ではなかったけれども、『わくわく不倫旅行』をはじめ、時折印象深い作品に出演することで、確実に記憶に残るAV嬢の一人だった(やはりカンパニー松尾との“仕事”は忘れがたい)。
今は亡き林由美香に、今聴いているtheatre brookの『幸せと踊る時』を贈りたい。あ、いや『don't let me be misunderstood』の方がいいか……。

【林さんの半生】
林さんは16年もの間、AV界で活動し続けるまれで貴重な存在だった。出演作400本以上というのも、もちろんAV界史上最高を誇る。18歳でデビューして、そのかわいらしhさとハードさでいきなり人気AV女優の仲間入りを果たした。(中略)恋多き女性で、AV業界を20歳でいったんやめたが、その時の引退作「ラスト尿」の監督は当時の恋人だった。(中略)近年は美少女系から脱却し、熟女女優としてインディーズ(セル系)、ピンク映画をメーンに活動。監督との1か月にわたる北海道自転車旅行を撮った『わくわく不倫旅行』は高い評価を受け、『由美香』と改題され劇場公開された。昨年主演した『たまもの』で、04年度ピンク映画大賞女優賞に輝くなど、「女優としては、真の意味でこれからだったと思う」(カメラマン関係者)と言われていた。(以下略)
(東京スポーツ 2005年7月1日付け)

BBB in shelter/BaseBallBear

2005-07-01 00:38:54 | Music
下北沢shelterでBaseBallBearの初ワンマン。ほぼフルハウス。
アルバム『HIGH COLOR TIMES』でも印象的だった『極彩色イマジネイション』で勢いをつけてスタートしたのは良かったが、緊張しているのか、楽曲の構成のせいか、中盤までいくぶん湯浅君のギターも単調に聴こえた。後半の『夕方ジェネレーション』あたりからはだいぶヴァリエーションも出てきて楽しめたけれど。ま、しかし確かに演奏力はとてもあるし、これからこれから。新曲も良かった。
後方には『リンダリンダリンダ』関係者もいたようだ。関根さんも頑張ってました。
で、今日のセットリスト。

【セットリスト】
①極彩色イマジネイション
②空飛願望
③向日葵の12月
④メタモルフォーゼ真っ最中
⑤サテライト・タウンにて
⑥YUME is VISION
⑦つよがり少女
⑧君のスピード感
⑨SAYONALA-NOSTALGIA
⑩SUNSET-KI・RE・I
⑪海になりたい
⑫aimai memories
⑬夕方ジェネレーション
⑭彼氏彼女の関係
⑮BOY MEETS GIRL
⑯electric summer(新曲)
⑰HIGH COLOR TIMES

theatre brook『Reincarnation』、anamaria & muricio『no no no…estamos na nossa』、『stax soul explosion』、sion『songs』『discharge』購入。