徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

Ba de ya

2007-05-15 20:13:44 | Works
月曜日。新宿で打ち合わせ。
打ち合わせのあと、立ち飲み、博多水炊き、そして最後はまたゴールデン街入口のカラオケのスタンド(いまだに店名を覚えていないのだが……)で始発まで。お店のおねーさんにEW&FをしつこくリクエストしてBa de ya Ba de ya Ba de ya Ba de ya♪とひとりで盛り上っていたのであった(サビを歌いたいだけなの、ごみん)。バカ。

第11節 浮上

2007-05-15 19:55:14 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
土曜日。日本平で新潟戦。
後援会の会員証を再発行してもらい、スタジアムの受付で受け取る。

連戦の疲れかミスも少ない中、難敵・新潟にほぼ完勝。フェルのヒールパスからの藤本の2点目は美しかった。後半は押し込まれもしたが、失点の雰囲気はない(まあPKは如何ともしがたいが)。23日の大宮戦へ光明が差すような展開だ。これで浦和と並んで4位浮上。

まえけん

2007-05-11 00:31:40 | LB中洲通信2004~2010
夕方から恵比寿のケイダッシュで、まえけんこと前田健さん取材。

CSのフジ721で放送中の『フリフリSong Book』という番組がある。今春、地上波のフジ深夜帯でも総集編が放送されたそうだから見た人も少なくないだろう。20分の放送時間で映っているのは、ほとんどがまえけんの全身だけというとても素敵な番組だ。70年代の歌謡曲から最新ヒットまで、振り付けを踊りながらカラオケを歌いたいという視聴者のリクエストに答え、振り付けのレクチャー・解説をまえけんが行う。
ただそれだけの番組である。それだけだからまた楽しい。
完全永久保存版を銘打っているが、おそらくソフト化は権利関係を考えるとかなり困難だと思うので、本当にレギュラー放送が保存版である。この番組のまえけんは本当にハマり役で、もはやこの番組のナビゲーターはまえけん以外にはできないだろうと思う。事務所の方が言っていたけれども、業界視聴率が高いというのも頷ける。
ということで、まえけんが本格的に踊れる人だと言う事はあややのモノマネでも一般に有名だが、『フリフリSong Book』を見て、やはりこの人はかなり語れる(いや、語るべき)人だと思い、今回取材を申し入れたわけである。

芸人、ダンサーという以前に表現者として真摯な人だということ、自分の美意識に対してストイックなまでに、誠実に向き合っていることもよくわかった。掘り下げていけば話はいくらでも広がっていきそうな懐の深さも垣間見えた。まえけん、なかなかかっこよかったです。
ということで7月号でロングインタビュー。

ナビスコカップ予選リーグ第5節 舞台は整った

2007-05-10 03:03:42 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
駒場でナビスコカップ予選リーグ第5節、大宮戦。

残り15分、残り10分……時計の進み具合を確認しながらじりじりとした思いで戦いを見守る。
もはや負けは許されない状況で後半26分に大宮先制。そこからの20分間は痺れるようなスリリングな戦いになった。相変わら決め切れない(アンラッキーな)決定機は少なくなかったものの、これでいよいよ尻に火が点いた清水はさらに前がかりになり、一方の大宮も前線の動きが見違えるほど良くなり、鋭いカウンターを繰り出していく。
そして後半に入って投入された岡崎、そして、今季これまでまったく出番の気配すらなかった太田圭輔。このふたりのサッカーバカがゲームを動かしていく。ひとりはクロスプレーに頭から突っ込むことを厭わず、ひとりは愚直なまでにボールを追って走り続ける。焦れるような展開だからこそ、そんな状況をブレイクさせるのはこんな愛すべきバカたちなのだ。これで状況的にはフル回転だった兵働の動きも蘇っていく。
後半36分、まずエアスポットのように大宮DFの裏でどフリーになった太田が同点弾を叩き込む。残り10分はあっという間に過ぎていく。そしてロスタイム、89分、CKを岡崎が身体に当て、もうひとりの帰ってきた男ドアホウ西澤明訓が、エスパルス加入後初ゴールとなる決勝点を押し込む。会社帰りのスーツ軍団、大宮のライトファンに囲まれながら(しかも信じられないことに前半だけで帰る輩も少なくなかったが……)狂喜乱舞である。いや、今日の太田のゴールには本当に感動したな……。


これで得失点差のハードルは高くなったが、グループリーグ予選最終節の舞台は整った。今月23日、日本平も日立台も熱く燃えるだろう。
静岡の民はこぞって行くように。

健太「彼らもなかなか出番がなかったりですね、いろんな意味でストレスが溜まってる選手がたくさんいて、まあその気持ちを全部グラウンドでぶつけてくれればなと。ホントに期待通りのプレーを全員がしてくれたという風に思ってます」

兵働「90分通してチームとして戦えたってことが一番大きかったと思うし、やっぱ誰が出てもやり切れるってことができたと思うんで、良かったと思います」

太田「やっぱり『練習は嘘をつかない』っていうのはホントにその通りだなって(中略)でもホントに……(ロッカールームに)帰って来て、選手のみんなとか監督やコーチとかいろんなスタッフの方とかが抱きついてくれたりとかしてくれたのがすごい嬉しかったですね」
(以上Sの極み 5月9日付)

東松山

2007-05-09 14:07:18 | LB中洲通信2004~2010
昨日は東松山へコの字取材。商工会と焼鳥組合に加盟している焼鳥店が52軒。知る人ぞ知る酒場なのである。それにしても東武東上線をナメてました。さすがに遠いっす。
まずはメイン取材ということで「とくのや」さん。開店直前にお伺いして、オヤジさんに主旨を説明し、快諾していただき撮影。16時の開店から常連客の方々が続々と来店する。町にはいわゆる繁華街の酒場のような雰囲気はないのだけれども、ここだけは別。駅周辺にはビジネスホテルも目立つし、近隣には大きな工場もある。歴史的な背景を追っていけば面白い話になりそうだ。その後、若松屋、こうやんち、歌琉多とハシゴ。さらに最後は朝霞台の加賀屋で〆。

痛み

2007-05-07 18:52:44 | Works
GW後半戦から例のヤツがまたむくむくと疼いてきたので体調最悪。静岡ダービーから帰ってきてからは、部屋ではほとんど横になって痛さに枕を濡らす状態である。
しかし仕事は待ってくれない。昼過ぎから渋谷で打ち合わせ。どうも顔が疲れ切っているらしい。しかし他人と話している方が気が紛れるのでまだいい。ひとりになって、帰りの電車の中はずーっと立ちっぱなし(座れないのだ)、部屋に帰ると痛みと向き合わなければならない。
連休になると気が抜けて体調を崩す、いつものパターンであった。嗚呼……。

錦糸町のドラッグストアで「一番強力な抗生物質下さい」と鎮痛・解熱剤を購入。
あ、これ効くわ~。

第10節 「俺たちは強い」という旗印

2007-05-07 01:39:43 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
スカパー!でガンバ大阪戦を観る。またもや大阪の民に確たる印象も残せずに、昨年10月の屈辱を晴らせるわけでもなく終わってしまったのは残念。前半幾度となく訪れた決定機をまたもや決めきれず、なし崩し的に引き分けてしまった印象が強い。復調気配のあった藤本の離脱の影響も少なくない(明日検査)。お互いに主力の離脱は仕方がないとはいえ、やはりもっとコンディションの良い状態で見たかったのが正直なところだ。
しかしそれが甘いことはわかっている。

上位陣が揃って引き分けている中、同じような状況でもFC東京相手にいつも通りに圧勝してしまう川崎の強さというのは一体何なのか。4月の等々力の戦いで力負けした印象はまったくないが、最盛期のオシム千葉(市原)のように、どんな状況でも安定した力を発揮している川崎には脱帽するしかない。
結局「強さ」は結果でしか証明できない。かつてそう証明していながら他クラブサポーターからの不理解と偏見の中掲げられた(そして掲げ続けられている)「俺たちは強い」というゲーフラは、もはや今の川崎には不要だろう。
そのゲーフラ、清水に譲ってくれないか。

ダービー同様、ソールドアウトする可能性の高い6月浦和戦のチケットを先行販売で確保。
その前に9日のナビスコ大宮戦での爆勝を期待する。

第9節 サンバ鳴り止まず

2007-05-05 02:59:01 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
木曜日。日本平で磐田との静岡ダービー。ゲーム前にスカパー!が250発もの花火を打ち上げたが、これがホントの日本平の花火。

スタジアム外にもいくつもの横断幕が掲示され、最高の雰囲気で日本平ダービーを迎えられた。99年CSあたりまでのダービーは、サポーターだけではなくプレーヤーも一体化してスタジアムに対立構造が充満していたように思う。清水はようやく低迷期を抜けメンバーも一新し、磐田は黄金期を経て世代交代途上の現状で、ダービーへの思い入れの度合いもそれぞれ違うのだろうけれども、エコパダービーのようなぬるい雰囲気ではなく、プレーヤーを突き動かす緊張感がこの日のスタジアムにはあった。そのスタジアムの演出に参加したファンがリピーターになってくれることを願いたいものだ。
これ、緊張感の一例。


結局点差としては1点差だったけれども、チームの成熟度として点差以上の差は見せつけることができたのではないだろうか。JJの2つのゴールは共に問答無用の美しいゴールだった。終了直前に押し込まれるシーンもあったが、それもまたダービー。かつて日本平で行われたダービーで、頭に血が上って清水ゴール裏にボールを蹴りこんだりしていた鈴木秀人が完敗を認めるコメントをしていたのには月日の流れ(と世代交代途中の磐田の現状)を感じる。



ゲーム終了後、サンバ隊はスタジアム外でサンバを鳴らし続けていた。
本当にこの日の日本平は最高のスタジアムだったと思う(帰りのアクセスは除く)。

日曜日は序盤戦の大一番となるガンバ戦。きっと清水の真価(進化)が問われる一戦になる。嗚呼、大阪行きたかったなァ……いや、串揚げ喰いたかった……。

6月号到着

2007-05-03 01:23:06 | LB中洲通信2004~2010
連休の狭間ですが6月号到着。
今回の特集は“20年目の危険な話”広瀬隆さんインタビュー。といっても“あの頃”を振り返るような方ではないので、近著『持丸長者』を中心に現在進行形の「警世の士・広瀬隆」てな内容であります。また7月に恒例の「武春劇場」in PARCOが控える国本武春さんにも「ブルーグラスで酔う!」てなテーマで約10年ぶりにご登場していただきました。これまた久しぶりの八本正幸さんは3月に発売された途端に版元がクラッシュしてしまい、現在絶賛プレミア化進行中の森下くるみ嬢の著書『すべては「裸になる」から始まって』のレビュー。今回から映画情報ページは映画ジャーナリストの杉浦かおりさんが執筆します。
ということで、関係者の皆様ご協力ありがとうございました。只今続々発送中。

次号の仕込みも何とか見通しがついてひと安心。

新宿

2007-05-02 19:35:25 | Works
火曜日。新宿で芳原さんと呑む。
電車に乗っている間はGWの谷間らしく普段よりも人は少なかったのだけれども、新宿はいつも以上に混んでいたかも。オフクロの味系の大皿料理の居酒屋で2時間ほど日本酒。その後、ゴールデン街の入口にあるタガログ語のカラオケがあるバーで呑み直し。

眺望

2007-05-01 12:41:20 | 素日記
月曜日。オヤジの車で向敷地の山へ行く。ここにはオヤジが“趣味”のために買った土地がある。安倍川から駿河湾、富士山、静岡市街を一望できる、安倍川花火大会、月見の宴会用の土地が山の一角にあるのだ。確かに眺望は最高にいい。
ここから少し行ったところには地元・向敷地の方々(丸山見晴台建設委員会)が整備した展望台なるものがある。山そのものはそれほど高くはないのでハイキングがてらに行ってみてもいいかもです。

2007-05-01 12:10:03 | 素日記
11時から見性寺で法要。画像は輔苦離往生仏(ぽっくりさん ※苦しまずに“ぽっくり”往生できるように、という意味らしい)の鐘。
午後から実家で精進落とし。20人ほどの身内だけという法要だったが、仕出しの料理はものすごい数量。さらに、とにかく人に食べさせることを生きがいを感じるオフクロが黙っているわけがないので、仕出しに加えて大量の料理。この後、今現在に至るまでひと時も空腹を感じないという満腹地獄が始まる……。

ブルー

2007-05-01 11:55:12 | 素日記
日産スタジアムでのゲームが終わり、凹みながら新横浜まで歩く。
新幹線で横浜から静岡まで。盆暮れ、大型連休にどこかへ行くことなどほとんどなかったので混んでいるのは嫌だな~と思っていたが、まったくそんなことはなし。まあこの時期のテレビの渋滞・混雑ニュースなんてのは、混む混む大事典みたいなものなので、混んでなくても混む・混んでいると言い張り、大型連休の雰囲気を醸し出したいだけの、季語に近いものがある。
ということですんなり静岡まで着く。

翌日、日曜日は婆さんの四十九日法要。
朝、大浜海岸へ行き草鞋を海へ流す。
雲ひとつない晴天で富士山も良く見える。キタノブルーだよ。