自己嫌悪

ぼくのおかあさんの辞書には「自己嫌悪」と言う言葉はありませんでした。
長いこと（２００年も経っていないけどね）生きてきて、最近、それらしき感情をかんじているのです。
おねいちゃんが、昨日と今日の２日間、パン屋さんの徹夜アルバイトに応募しました。
今朝、おかあさんが起きると、居間のこたつ（あっ、恥ずかしい！まだ、こたつを片付けてないのがばれちゃったよ）で、寝込んでいるの。ポテトチップスとじゃがりことコーラを置いて。。。
もっと、やせて（やせなくていいけど、ぶさいくじゃない程度）きれいになってほしいのよ、おかあさんは～！
むらむら～、っときたおかあさんは、寝込んでいるおねいちゃんに悪態をつきました。
おねいちゃんは、おねいちゃんなりに、せいいっぱい、やってるのがわかってるのに、なんてひどい、おかあさん。
ぼ～っとしながら、お昼には、介助のお仕事に少し出て行きました。くたびれて帰ってきて、また、今夜も徹夜バイト。なんだろう、柏餅でもつくってるのかしら？
さっき、出て行くとき、疲れてるだろうに、にっこり笑ってくれました。
あんなに、いい笑顔をくれてるのよ～。
いやな、おかあさんだよ！